元気のたね

ヘルスフィットネススペシャリストの浅田千鶴です  

おとなが作っている障害

2012-10-29 13:52:37 | スポーツ
以前、スポーツ医学に関して書いたブログに(スポーツ好きさん)からコメントを頂きました。

その内容は、、
医大生ゴルファー辻田晴也さんの話題でした。スポーツと医学の二足のわらじがあるので、彼は将来スポーツ医学の分野で活躍するのでは?との事でした。
辻田さんの御活躍、楽しみですね。


小学生からトレーニング指導をしていた佐藤太平くんは 辻田さんと同学年平成5年生まれで、高校生でナショナルチームに選ばれ、現在は 大学1年生。
今日は タイで頑張っているようです。
11月1日~11月4日 アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権
11月4日深夜1時50分よりTBSにて放送あり!
http://www.tbs.co.jp/sports/aac/players.html


佐藤太平くんは 高校生でナショナルチームに入り、ナショナルトレーニングセンターや海外遠征でトレーニングをしたそうで、その後・・・

「アサダ先生、すげ~!…… 今までしたエクササイズと同じ事ばかりやった~!?」

すごくはないです。
フィットネスクラブに行けば、スポーツ選手よりも、きっちりトレーニングしている人は たくさんいます。
最近では そんな中高年の運動習慣者の体力は 最大20歳若いことも証明されました。
スポーツに置き換えれば、健康で体力が向上すると、怪我を予防し、パフォーマンスが向上することは間違えありません。

なぜかスポーツ選手にはフィジカルトレーニングをきっちりしている人が少ないのです。
トレーニングを教えてもらえない、トレーニングの時間を与えてもらえない環境でスポーツをしている人が大多数だと思います。
それで怪我をしたり、パフォーマンスが低下したり、、もったいない事をしています。

私も中学高校のバレーボール現役選手の頃、まともなトレーニングやケアをしておらず、たくさん怪我をしました。
大学に入ってスポーツクラブでアルバイトをし、フィジカルトレーニングを知ってから唖然としました。
体力にも十分自信があったのに、正しい腹筋運動を行うと出来なかったのですから、腰椎すべり症にもなるべくして、なっていたのです。

今あれから30年も経過しているのに、スポーツ医科学が発展し、情報化も進んでいるのに、、
ダルビッシュ選手曰く、日本のプロ野球選手でフィジカルトレーニングをきっちりしている人は4割ぐらいだそうです。
その原因としてコーチ陣の認識が考えられるとしています。

この辺りの問題が近々発行されるスポーツメディスンで特集されるそうです。
子供の野球肘については 以前よりも現在に至って、障害件数が増えていることに対し、
「おとなが作っている障害」との表現がされています。

佐藤太平くんのすぐ近くには 大学の先輩で昨年の最優秀アマチュア選手の松山英樹さんの存在があり、
「めっちゃ、トレーニングしてる!!」そうですので、良い環境で佐藤くんもトレーニングに励んでいることでしょう・・・
・・・・
「タイのホテルは すご~い豪華!!」らしいです。
きっとフィットネスルームも完備されているでしょう!
健闘を祈っています。


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