分析能力

「石川遼くんのトレーニング、する？？」

「する！」・・・・・・

本を目の前に置いたまま、オヤジゴルファーは　うたた寝Ｚｚｚzz．．．

今月のコーチングクリニックに“石川遼選手の体力向上計画と実際”が掲載されています。
シーズン中は　週２回のトレーニングで、１日に行うトレーニングは　約５０種目。
その他の日は　ラウンドの状況と体調に合わせて軽い刺激を入れているそうです。

トレーニング指導において一番大切な事は・・・？？
選手の現状分析能力だと、石川選手の担当トレーナーは　述べていました。
石川選手は　定期的に体脂肪測定とお形態測定を行い、日常では　安静時脈拍・基礎体温の計測、疲労度合のチェック、食事のチェック、動作観察などを行っているようです。

Ｊリーグ最年長ゴールを決めたカズ選手は　トレーニング中に乳酸値を測っていました。
北島 康介選手も、練習中の動作解析専門のコーチもついていましたね。

スポーツは　公式に当てはめたり、数値に当てはめられるような白黒はっきりしたものではないのですが、科学的な分析も　とても大切・・・・

ほんまに大切！って思う今日１日でした。

歩行分析、動作解析を行く為に四条畷学園大学リハビリテーション学部の橋本先生にお世話になりました。
コンピューターがいくつも並ぶ測定室で、超苦手な理数系のお話は　はじめ悲愴感漂うものでした。
人の動きをグラフィック化した動画を見ていると、いつも目で見えなかった関節の動きが見えるようで、引きつけられました。

「大丈夫です！　高校の物理でわからなかったニュートンの法則が　人の動きに結び付けると自然と理解できますから・・・・」

と、熱心に御説明してくださる橋本先生。

物理の勉強をしたことすら、もう記憶にないのですが、なんとなく“できるような気”になって帰ってきました。
そして、いつも身体を動かし、人の動きを見て、感覚だけで捕らえているもの以上のものが見えてきそうな気がして、やらなければ！という気持ちにもなりました。

来週もお伺いします。
橋本先生、ありがとうございます！