心を動かす

宝塚教室・・・毎年恒例の花の道ウォーキング。
今年は　武庫川沿いにウォーキングゾーンができ、歩いてみました。










「お散歩じゃないですよ～！　ウォーキングエクササイズですからね～！！」
と、はっぱをかけても、「まあ～きれいね～！！」と、ウキウキ散歩。。

さっき、ウォーキングの説明をしたところなのに・・・
ストレッチで、関節の説明をしたところなのに・・・

まあ、いいか～。。

でも、ほんの少しでも、動機づけができたら良いと思っています。
ちょっとでも、なにか・・・

本当は　今年は　ソーラン節に、みなさんが　ノリにノッているので桜が咲いても外に歩きに行くのは　省略しよう・・・という予定でした。
ところが、、、
「先生、去年は　怖々、いやいや歩いたけれど、今年は　大丈夫ですから！」
と、Ｎさんが　行く気まんまんで声をかけてくれました。

Ｎさんは　なんとか週に１度、体操教室に来るものの、普段は　車での移動ばかりで、歩くことがお好きではありませんでした。
去年、お背中を押し桜咲く花の道を歩いてから、時々お散歩をされるようになったのです。


“生活習慣病”という言葉があります。
裏返すと、“生活習慣に気をつけると、ならない病気”です。
しかし、生活習慣に気をつけるって、そう簡単な事ではないようです。

私は　中高年になっての運動の目的は　学校体育のように体力を維持向上するという事よりも、身体を正しく大切に使うことを強烈にアピールしています。
適度な運動量、歩き方や立ち方、身体の使い方の過ちが生活習慣病を引き起こすからです。
メタボ、変形性関節症、姿勢の悪化は　自分で防げるのです。
しかし、、、
身体のメカニズムを理解し、身体の自己管理を行うのは　なかなか難しいようです。
そして、その場で身体を動かしていただくのは簡単だけど、心を揺らし動かすのは難しい・・・。




　人に並べられ、植えつけられた花たちよりも・・・








　自分でしっかりと強い根を張るタンポポに引き寄せられます。