大相撲の元横綱大鵬、納谷幸喜さんが死去(産経新聞) - goo ニュース
ああ、またひとつ昭和が逝ってしまった…
時は流れている。
私たちも、その時の流れの中で生きている。
どんなになつかしく輝いていても、昭和はもうもどらない。
とわかっていても、やっぱりさびしい。
私の中で、お相撲さんといえば、真っ先に思い浮かぶのがこの人、横綱大鵬。
昭和40年代のあの頃、祖父母といっしょに見ていたテレビの相撲中継で、活躍していたのが大鵬関でした。
当時は、NHKだけでなく民放局まで相撲中継をしていたので、いつものアニメが見られずつまらなかったけれど、毎回見ているのだから、誰が強いか分かるし、自然に好きな力士もできます。
私より上の年代の人の中には「柏鵬時代」を築いた柏戸の豪快な相撲が好きだという方もいるだろうけれど、私が覚えた頃には、怪我で休場の多い柏戸関より、大鵬関の方が圧倒的に強かったように思います。
子どもの好きなものとして「巨人・大鵬・卵焼き」なんて言葉が生まれるくらい人気も実力も備えた力士でした。
リアルタイムで横綱大鵬の取組を見ることができたことは、幸せなことだったのかもしれません。
ご冥福をお祈りいたします。