チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
+昭和50年代~現在のお話も・・・

母ケアハウス入所!

2020年10月16日 | 介護
入所準備怒涛の4日間を過ごし、母は無事ケアハウスへ入所することができました。
ほぼ1年間を一緒に過ごしたキャシーは寂しげです。私が部屋に入っていくと身体を摺り寄せて甘えてきます。

入所が決まってから、母は(訪問入浴と訪問診療で)人がやってくる度に施設に行くことをうれしそうに話し、自分でベッド周りの整理をして持っていく物の準備をしました。
本音の部分では行きたくはないのだろうけれど、ここ(娘の家)に居ればますます私に迷惑をかけることになるから、施設に行くことができてよかったと思っているようでした。そして、費用の部分でも、「年金だけではとても施設には入れなかった。お父さんがお金を残してくれたから、安心して行くことができる。有難い。」とも言っていました。
当日は、母も私も気持ちが高ぶってしまい、午前4時ごろに起きだして母の昔話を聞きました。
お昼を食べてから、弟と二人で母を送ってゆきました。
コロナ禍で、私たちは母の部屋へ入ることができません。
私たちが相談室で書類の確認や施設から今後の介護計画の説明を受けている間に、部屋へ案内された母の様子をスタッフさんが撮影して見せてくれました。(すごいサービスだ!コロナで、施設のスタッフは忙しさ倍増だろうなあ)
ちょうど、3時のお茶の時間だったらしく、ユニットの共同スペースで5~6人に囲まれ、話をしている様子。
入居者A:あんだの名前はなんていうんだい?
母:わだしは○○○○。
入居者B:どっから来たの?
母:わだしはもどもどこごに住んでだの。くまんさまの近くだよ。
おお~、早速コミュニケーションしてる!
スタッフさんのお話しでは、母の知り合いがいるそうな。
よかった。
やっぱり、地元の施設を選んでよかった。

私は送ってゆく車の中で、母を施設に託した後、帰路の車中で何を思うのだろうと考えていました。
最後まで看てあげられなかった罪悪感か?或いは介護からの開放感か?
実際には安堵感でした。
専門のスタッフにお任せすることのできる安心感。
母にとっても、私たちにとっても、これで良かったのだと思うことが出来ました。




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2 コメント

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Unknown (せしお)
2020-10-17 07:51:17
良かったと思います。
私の母は元気だけど、実家に一人で置いておくのはどこか心配だし、冬場同居してても日中一人の時に階段転げ落ちたりしないだろうか?って心配だし・・・
施設なら安心出来て、友達が出来るだろうし楽しめるだろうし良いと思いますよ。
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>せしおさん (チエ)
2020-10-18 21:03:32
コメントありがとうございます。
はい、これで一安心です。
母は自分から行くって言ってくれましたけど、なかなか行きたがらない方もいらっしゃるように聞いています。
訪問診療の医師が私に(施設に行くことを)本人は知ってるの?と聞いたくらいですからね。
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