著者:宮部みゆき(PHP研究所)2022年
待ってました!「きたきた捕物帖」第2弾!
文庫屋として独立を果たした北一に新たな事件が・・・
差配人 富勘、欅屋敷の用人 青海新兵衛、亡き仙吉親分のおかみさん、その女中 おみつ、そして元は武士(?)いつも垢(あか)や煤(すす)、埃(ほこり)にまみれ、ぼうぼうのおどろ髪を荒縄で一つにくくっている「長命湯」の釜焚き 喜多次(もう一人のきたさん)と、お馴染みの面々にまた会えてうれしい!
そして、なんとなんと、ここで『ぼんくら』『日暮し』『おまえさん』の政五郎親分、おでこに再開できるとは!😃
新登場 欅屋敷の主 栄花(えいか)さま、検視の手練れ南町奉行所与力 栗山周五郎にも助けられながら、事件を解決してゆく。
宮部さんって、江戸のことほんとに勉強されてます。
わたし、文庫屋なんて職業、この物語を読むまで知らなかったもの。
語彙の豊富さもすごいなあ。作家さんだから、あたりまえかもしれないけど。
いつものとおり、読後は心がほっこり。
次回作も待ってるぜ!
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