ワイドショーを見ていると、高速道路や観光地はすごい混雑でたいへんそうです。
私は、GW後半を読書三昧で過ごそうと思っています。(とはいえ、目が疲れるので程々にします)
ところで、紫式部がどんな人なのか興味があったので、今年もNHK大河ドラマ『光る君へ』を見ています。
何話か前の放送で、まひろ(=紫式部)が石山寺詣でをしたとき、偶然藤原道綱の母に会うというシーンがありました。
そこでも語られていたのですが、道綱の母といえば『蜻蛉日記』の作者です。
捨て活で、文学全集はほぼ処分してしまったのですが、古典文学全集だけは読んでから捨てようと取っておいたのです。(この古典文学全集は有名作家さんが解かりやすく現代語訳をしている)
たしかその中に『蜻蛉日記』があったはず・・・
あった!あった!ありました。
今まで「道綱の母」って誰?だったのが、ドラマで藤原道長の父兼家の第二夫人と分かって、俄然読んでみようと思ったわけです。
当時は一夫多妻制ですから妻が何人かいるのですが、ドラマでも描かれているように正妻の外は妾(しょう)と呼ばれ、ひたすら夫が訪れるのを待つ身でした。
当たり前として受け入れては居ただろうけれど、やっぱり嫉妬や辛い思いなどがあったに違いないと思うので、どんな日記なのか楽しみです。😁
この後、『源氏物語』も、もちろん読み返すつもりです。😉
この作品をもとにして
室生犀星が
「かげろうの日記異文」というおもしろい小説を書いています。
ひたすら男を待つ道綱の母の気持ちが
よくわかります。
お邪魔しました。
茉那
おもしろそうな小説をご紹介いただき重ねてありがとうございます。
でも、まずは原作を読まなければなりません。
がんばります!^^