秋晴れの今日、我が家の向かいの田んぼでは稲刈りが始まったようです。
作業をしているのは、おじさんが一人。
今は稲刈り機があるから、一人でもできちゃうんですねぇ。
昭和40年代のあの頃は、耕運機はあっても田植え機や稲刈り機が普及するのはずっと後のことだから、稲刈りは家族総出、おまけに親戚や近所に結いの応援を頼んで大勢でやったもんですよ。
その分、手伝ってもらった人には昼飯や夕飯をごちそうするから、お母さんは大忙しだった。稲刈りも普通にやって、ごちそうの準備もするのだから、それはもう本当に大変だったと思う。
洗濯物を干しながら、おじさんのひとり稲刈りを見て、そんなことを思いました。
この後、おじさんが一枚刈り終わる頃、奥さんがお手伝いに来てました。😊
この光景も懐かしいですね。今は4条刈り6条刈りの乗用コンバインが当たり前。
子供の頃このバインダーが有る農家はお金持ちの大農家と思ってました(笑)
バインダーで刈る父ちゃん、稲刈り鎌で刈る大勢、買った稲を集める子供。
農家じゃないけど田植えと稲刈りは手伝いに連れ出されてたっけな~
我が家では耕運機だって、やっと買ったのです。それだけでも、ずいぶん農作業が楽になったと思います。
当時、養蚕もやっていましたから、桑の葉を運ぶだけでも相当楽になったはずです。それまでは、遠い桑畑から背負って運んでいたんですからねえ。
うんうん、うちは、稲刈り鎌で刈る大勢、刈った稲を集める子供。という図式でしたね。
昨日、一人で稲刈りをするおじさんを見てて、ちょっぴり寂しい気もしたんですよ。
昔が良かったと思うのは、歳を取った証拠ですね。^^;