九月に入っても最高気温30度の日が続いていますが、日没は早くなり水まきの時聞こえる虫の音は既に秋が到来している事を告げています。八月の下旬に草取りと追肥をしたバラにも蕾が見え、暑さで弱った株も新しい葉がで始め、夜のみずやりを重視した甲斐が有りました。36度にもなる数週間日中の高温時に鉢の中の水分が多いとどうしても根が傷み、涼しくなっても回復に時間が掛かり秋の花がたくさん咲かずに蕾のまま冬を迎えてしまう結果になるようです。
鉢植えの場合は水やりの時間、量で結果が随分違ってきます。来年の参考にしていただければ春からバラ栽培で良い結果が得られるのではないでしょうか。
肥料やりを行っていない方は一日も早く与えてください。
新潟産のチューリップの販売が始まりました。ビオラやパンジーなどの花と一緒に植え込んでも楽しいし、人気品種は毎年早くに販売が終了しますのでお早めにお求め下さい。植え時は十月中旬以降、年内一杯です。
ビオラも九月下旬には販売予定です。
近年春になってから苗ではなく秋植え球根を買いに来店する方が増え、便利な世の中になってしまい、いつでも何でも思いついたときに買えると錯覚している方が増えてしまったのか、基本的な知識がない方が増えたのかとお店のほうでは戸惑っています。
バラに与える肥料も、この商品だったらどんな状態でも上手く行くのではなく、環境や季節やバラの状態で変えていくものだ位の、探
究心があっても良いのではないでしょうか。
花を育て楽しむ、飾ったりプレゼントしたり暮らしを楽しむ事の一つと考えています。全国のバラが大好きな人と出会え毎日楽しく仕事をしています。2007.9.9