2/28日・市川の「珈琲倶楽部」で、四天王についてのお話を聞いてきました。
講師は、以前朝日カルチャーセンターでお世話になった住職さんです。
四天王は、お堂の四隅に安置され、東西南北を守る仏像、という知識しか私にはありませんでした。
では、何を守るのか。今回のお話で分かったことは、お釈迦様の教えの世界を命をかけて、この4体の四天王が守っている、ということでした。
仏教を守るガードマンの役割だったのです。なるほど納得でした。
中でも、北の方角を守る多聞天はリーダー格で特別に人気があり、一体だけでまつられることが多いそうです。単独でまつられた場合は「毘沙門天」と呼ばれるとか。
NHKの大河ドラマ「天地人」で上杉謙信が毘沙門天を信仰しているのは、京の都から見ると「越後」は北の方角にあるからでしょう・・という説明でした。
田舎のお寺にも、毘沙門天がまつられてあったので、毘沙門様、という言葉をよく耳にした記憶がよみがえりました。
昔の人達は、信仰心が強かったですね。
東・・持国天 南・・増長天 西・・広目天 北・・多聞天。
珈琲倶楽部は、お庭も広く趣のある場所です。
庭に咲いていた梅や水仙の花を写しましたので投稿します。
写真右下の、一番上の電線に卵形の形をした物体が見えますでしょうか。メジロです。
動きが早くて追いかけられませんでした。気持ちもあせるし・・・・。
梅にウグイスではなく、梅の咲く時季はメジロしか飛んでこないそうです。