プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

●ガーデンシティ~外観~

2005-11-09 14:27:35 | 旅行記
 EPSN0016”ガーデン・シティ”と呼ばれるクライストチャーチは、今まさにその名のとおり色んな花が咲き乱れている。ニュージーランドの面積は、日本の3分の2で人口400万人だから、いかに自然豊かな国か想像がつくというものだ。その人口の70%以上が北島に集中しているので、30数万人のクライストチャーチは、南島で一番大きく経済・文化の中心地でもある。

EPSN0021イギリス以外で最もイギリスらしい町と評する向きもあるようだが、歴史の重みを感じさせる建造物は余り無く、緑あふれる美しい落ち着いた町との印象だ。市内を流れるエイボン川を中心にグリーンゾーンが広がる。川幅はそれほど広くないが、水は透きとおり、両岸の木々や草花が水面に影を投じる景観はまさに癒しの空間だ。今は、シャクナゲの最盛期で濃いピンク色が目にまぶしい。バラも咲き始め、更に彩りを添えている。

EPSN0008私が何よりも驚いたのは、町の中心部から徒歩数分にあるハグレー公園の広大さ。面積182ヘクタールは、日比谷公園の約15倍で、エイボン川が園内を縫うように流れ、市民の憩いの場になっている。観光地というよりゆっくり滞在して、時の流れと花々を楽しむ町だといえる。滞在中、ハグレー公園でジョギングを楽しんだが、周囲の景色に目を奪われ何度もコースアウトした。娘が永住したいと言うのを我がままと叱ってきたが、幾分その気持ちが理解出来た。