2月17日午後、成田を発ち、アムステルダム経由でポルトガルに入り、リスボン・ポルト・シントラ等を巡り、24日に帰国した。出発前にくらべて暖かいのに救われているが、いまだに時差ぼけで頭の回転が緩慢な状態(もともと?)、、、だ。
今年のヨーロッパは、寒波が襲来しているとのことだったが、ポルトガルは、海流の影響でもともと温暖な国(写真はユーラシア最西端のロカ岬)。「寒くても金沢よりは暖かい」とタカをくくって出掛けたが、予想よりは寒く感じた。
さて、15世紀の大航海時代の雄だったポルトガルは、日本の4分の1の国土しかなく、人口1,000万人の小国だ。訪れる先々で、日本との古い結びつきを知らされ、今更ながら己の不勉強を恥じる毎日だった。
夢見心地も束の間で、帰国してみると、相も変わらぬ空転国会と五輪狂想曲でうんざり。世界を視野に入れた国家戦略を作れない政治家には、この小国の大局観を見習ってほしいものだ。