プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★扉の向こう:外国語≠英語

2015-10-12 10:02:31 | 日記・エッセイ・コラム
 娘は、1年前から個人情報を漏えいしたB社の教材で、孫に日本語を教えていた。「今は母国語だけにしないと、混乱する」と、中止するように忠告した。

 オーストラリアでは、小学校1年生から外国語教育を導入している。しかも、選択制なので、入学後、日本語を選択すれば十分と、私は理解していた。

 ところが、孫が通う予定の小学校では、外国人比率が一番高い言語に限定しており、強制的にインドネシア語を学ぶことになるのだと知らされた。

 日本の場合、「外国語≒英語」だが、正確には、「外国語=母国語以外の言語」であり、円滑な意思疎通を図るための多民族国家ならではの措置だった。

 ついては、幅広い国際的人材の育成を国家戦略に掲げる日本政府が、近隣の中国語や韓国語を選択肢に加えず、なぜ、英語一辺倒なのか解せない。

 扉の向こうの娘の気持ちが分かり、継続中のB社の教材を転送する作業を了解した。