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時悠人chosan流処世術

★軽減税率のまえに

2015-10-19 09:14:23 | 日記・エッセイ・コラム
 先日、東京に三日間滞在した時のこと。ホテルをチェックアウトする際、「消費税」と別払いで、「宿泊税」を請求され、不愉快な思いをした。

「宿泊税」は、東京都独自のもので、食事代を除く1泊1人当たりの宿泊料金が10,000円以上15,000円未満で100円、15,000円以上で200円が徴収される。

目的は、「国際都市東京の魅力を高めるとともに、観光振興のための事業、たとえば、旅行者に分かりやすい案内標識の整備、観光案内所の運営、観光情報の提供、観光プロモーションなどの経費に充てるため」と知り、余計、腹立たしくなった。

観光客が増えれば、東京都の税収が増加する仕組み。北陸新幹線が開通し、観光客を誘致しようと税金を投入している赤字自治体の努力が愚かに映る。

軽減税の導入は、消費税の使途に鑑み、不要。国家財政健全化の観点から、現在の税制全体の公平性を図る検討を優先すべきではないか。