プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★月替わり:普遍と不変

2016-02-01 09:03:49 | 日記・エッセイ・コラム
 今日から2月。真夏日の地、極寒の地、さまざまな表情を見せる日本列島。

 たった一夜明けただけなのに、自然の営みは、たしかな季節の移ろいを見せ、心華やぐが、人間界では、見えているものを隠そうと工作する。

 「政治と金」ではなく、「政治家と金」を常識と受け止め、「喧嘩両成敗」だとか、「はめられた印象を拭えない」などと、無批判的な政界の長老達もいる。

 いっぽう、昭和天皇の存念を慮った天皇・皇后両陛下の長い「慰霊の旅」が、ようやく一区切りを告げた。高齢で健康不安がささやかれる中での精力的な活動に頭が下がる。

 最大限の皇室外交を果たされ、国の平和を願う象徴天皇にひきかえ、積極的平和主義の名のもと、戦争に加担するリスクを加速する為政者。

 「普遍と不変」の違いについて、これからの日本を背負う世代が、今一番、こだわりをもって熟慮すべき命題だと思う。