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★新型コロナの波(後編):実効再生産指数

2022-01-11 08:50:18 | 日記・エッセイ・コラム
 実効再生産指数とは、1人の感染者が次に平均で何人にうつすかを示す指標とされ、「1」を上回ると感染が拡大に向かい、「1」を下回ると収束に向かう。

 1月6日時点で、実効再生産指数は3.08と、デルタ株の最高値1.79を上回っている中で、沖縄では、4.93なので、まん防を適用しても、減少しない理屈になる。

 その根拠は、実効再生産指数を構成する3つの要素の変化にある。簡便化すれば、実効再生産指数=「(1)ウイルスの感染力×(2)感染対策の充実度×(3)ワクチンの接種率」で表される。

 (2)は、5波までよりも強化されているので、国民の「気の緩み」だけが懸念材料だ。また、(3)は、3回目の接種も近いので、プラス材料だ。

 そうなると、実効再生産指数が高くなる原因は、残る(1)のウイルスの感染力なので、従来と異なる対応が望まれる。