野党はもとより、身内ですら不安視するなか、イランを訪問し、またまた波紋を巻き起こした鳩山元総理。「IAEA批判はねつ造だ」と否定してみても、詮方ない。真偽と関係なく、先方に利用されることが予測出来ないことが、政治家としての致命的な欠格事由にあたる。
メディアが、「要らんイラン訪問」と揶揄するほど、微妙な情勢下で、何の目的でイランを訪問したのか甚だ疑問だ。安倍元総理からは「ハトがカモ状態」と皮肉られたが、「豆鉄砲を食らった」では済まされない。
「トラスト・ミー」発言が辞任の端緒となった外交音痴を、何故、外交の最高顧問に据えたのか?防衛大臣の人事と言い、野田総理も外交下手とのそしりは免れまい。