過日、思い立って京都・妙心寺へ。
以前、マインドフルネスについて少し調べていた時に
この記事⇒7分間、あめ玉を味わう「禅体験」を読んで
退蔵院に行ってみたかったんです。
まずは呈茶をいただきますよ。花より団子。
お菓子は老松製の「是什麼(これなんぞ)」です。
このお菓子、朝日新聞の「オトコの別腹」というコラムで
華道家 笹岡隆甫さんが紹介されていて
以来、食べたいものリストに入ってました。
さすが老松、間違いない美味しさでした。
庭を眺めながら音楽を聴くというインスタレーションも体験しました。
ヘッドフォンから流れるのは、庭で録られた音を編んだもの。
聴く瞑想。
陰陽の庭の・・・
陰と
陽。
桜や藤の季節はとても混むんだろうけど
この日は、ほぼ貸切状態。
狩野元信が作庭したとされる「元信の庭」や
日本最古の水墨画、如拙筆の国宝「瓢鮎図(模本)」も観て
満たされました。
帰りに門前の 亀屋重久 で柏餅を求めました。
柏餅って大概、ねちっとしたものが多いんですが
ここのは、ふわふわと柔らかく、目を瞠る美味しさ。
京都人のMさんにその感動を伝えたら
「はなびら餅も美味しいよー」と教えていただいたので
ぜひ食べてみなければ!