所属する鍼灸協会の会報誌を
パラパラめくっていたら
気になるトピックスが。
“モクサアフリカはイギリスで登録されているチャリティ団体です。
2008年にイギリスの鍼灸師らによって設立されました。
アフリカサハラ南部で広まりつつある結核・薬剤耐性結核
そしてHIV/AIDSとの複合感染との闘いを助けるために
日本式の直接灸を投薬治療の補助療法として
また、薬品が得られない世界中の多くの地域で
代替療法として利用する可能性を研究しています”
今、アフリカでは1日2000人が結核で亡くなっているそうです。
基本的な薬剤の供給が往々にして途絶え
結果、薬剤耐性結核が増えてしまったのです。
HIVとの複合感染も要因。
そこで、モクサアフリカによって、灸を使っての結核治療が試みられているとのこと。
直接灸が免疫反応を引き起こし
肺結核患者の病気に対する抵抗力を強化するよう働くと考えてのことだそうです。
確かに灸には免疫を引き出す効果があって
それは、もう爆発的だと感じるくらい。
身近な免疫低下による疾患といえば
風邪・帯状疱疹・麦粒腫(めばちこ)ですが
薬なんかより、灸が本当に良く効くんです。
モクサアフリカ、恥ずかしながら今まで知りませんでした。
すばらしい活動だと思います。
フェイスブックページ https://www.facebook.com/MoxafricaJapan?pnref=lhc.recent を見ると
4月8日(水)に、紀伊国屋書店本町店で講演会が開かれる模様。
すぐ近くなのに、行けないのが残念であります。