夕去り
この間の日曜日、稽古茶事がありました。
15:30席入りの夕去りです。
亭主役はH嬢。
流れるような美しいお点前で見惚れます。
続き薄茶の茶入れ拝見の時
備前焼の水指だったので、茶杓を水指の縁にあずけない(左手に持ち換える)というトラップがあったんですが
華麗にクリア。
客側は、イレギュラーな所作にちょっとざわつくも
なんせH嬢のことだから(←間違えない)何か理由があるはず
ということで茶事終了後、先生に確認、「なるほどー」となりました。
(備前焼や信楽焼などは水を掛けて湿らせておくため、縁にあずけると茶杓が濡れてしまうのでした)
H嬢、お点前は“画像”で覚えるそうです。
(将棋の羽生名人とか)頭いいヒトの特徴ですね。
私はもちろん“テキスト”で覚えるヒトで、書いて覚える。読んで覚える。
・・・地道に頑張りたいと思います。
遅い時間からのスタートだったので、髪のセットや着付はいつもより若干余裕。
「暑いから、洋服でも構わないわよ」と先生は仰って下さったけど
先生より、先輩方の目がコワイ(笑。
単衣で一枚だけ持っていたやわらかもので参上しました。
で、今回は秘密兵器を仕込んだのでした。
たかはしきもの工房の「くノ一 麻子」。
私、胸が薄くて貧弱なので、どうしても衿元がスカスカのグサグサになってしまうのが悩みなのです。
手ぬぐいを何枚も入れて補正を試みるも、すぐ崩れてきて・・・。
そんなことを、着物の達人マダムNに相談したところ「いいのがある」と教えて下さったのがコレでした。
あらかじめ麻わたがたくさん入れてあるので、お胸ふっくら。
しかも麻だから涼しい。汗もしっかり取ってくれる。和装ブラが不要なので楽。
と、良いことづくめです。
先だっての楽天スーパーセールで購入しました。
正直、肌襦袢に12,000円は高いな・・・と思いましたが、結果買って良かったです。
着付講師級の腕前を持つK女史オススメの帯枕「空芯才」も一緒に。
これまた軽くて良い!
というわけで、少しは着姿が改善されたのではないかしら。
最後にお目汚し。コーディネートの記録です。
藍色鮫小紋波重ね柄の単衣小紋
飴色四季花柄の名古屋帯
灰苗色ちりめん帯揚げ
臙脂色平組帯締め