鍼灸師、という仕事に携わるようになったからか
職人さんの話を聞いたり見たり、ということが好き。
「しまなみ人の風景」(森本りゅう著)は
瀬戸内しまなみ海道が通る島々の達人9人を
取材した本です。
たぶんこの本がなければ、あまり知られなかった人たちなんだけど
そんな普通のおっちゃんがすごいのなんの。
船大工の人もいれば、和菓子職人もいて
自分の仕事が大好きでここまでやってきた、ということが共通点。
あとはそれぞれ味のある人生を送っておられます。
ひとつひとつの取材文に前書きがついていて
またそれが。心に響きます。
「命とは役に立ってこそ輝く」
「無茶しすぎてちょうどいい」
「一生現役」
これ、私のキャッチフレーズにしたいぐらいです。
ローカルヒーローっていいな。
大阪でもこういう本、でないかな。
そしていつの日か一職人として載ってみたいという野望あり。