お題は「腹八分目とアンチエイジング」。
キーワードは「ミトコンドリア」。
高校時代、生物の先生のあだ名が
ミトコン
だったことを思い出しました。
ちなみに化学教師は
モル
でした。
お題は「腹八分目とアンチエイジング」。
キーワードは「ミトコンドリア」。
高校時代、生物の先生のあだ名が
ミトコン
だったことを思い出しました。
ちなみに化学教師は
モル
でした。
最初「イップ・マン」と聞いて
アイアンマンとか、そういう類い?
などと思いましたが、そうではなく
葉(イップ) 問(マン) という名前の
中国の武術家のことでした。
詠春拳の遣い手で、かのブルース・リーの師匠です。
この映画、漢(おとこ)だらけです。
女性は、奥さんと近所のおばさんぐらいしか出てこない。
そして、葉さんのまぁ清く正しいことったらない。
ひたすら修練、そして修練です。
争いごとを好まず(とはいえ、常に争いごとがやってくるのだけど)
鬼畜のような英国人をやっつけた後も
驕らず、謙虚。
主演のドニー・イェンのカンフーもすばらしい。
この作品は、実は続編で
このたび、ようやく前編(イップ・マン 序章)の公開が決まったそうなのですが
どうも日本のことを相当悪く描いていて
それでなかなか配給されなかったらしいです。うーむ。
それって、観たいような、観たくないような。
監督:ウィルソン・イップ サモ・ハン・キンポー
主演:ドニー・イェン
実在の人物で、しかもまだ生きている、というか現役バリバリ
マーク・ザッカーバーグ(Facebookの創設者)が主人公の物語です。
デビッド・フィンチャー監督の映画は
「セブン」やら「ファイト・クラブ」やら
なにしろ後味の悪さが印象に残るものばかりなんですけど
これも、ぐったりな感じ。
観終わった後、なんとなくFacebookのアカウント登録をしてみました。
私みたいな人はきっと大勢いると思うので
宣伝としては大成功なのかも!?
監督:デビッド・フィンチャー
主演:ジェシー・アイゼンバーグ
前回の日記で
「胃もたれしている時は、食べなくても痩せない」
と書きましたが
これはもちろんダイエット中のケースでして
例えば、胃弱で痩せている方が
胃もたれして食べられない場合は
痩せます。というか、やつれてしまいます。
この、「太りたくても太れない」というのも
脾胃の病症が、肥満とは逆の形で現れたものです。
*****
鍼灸院でのダイエット治療に
よく「耳鍼」が用いられます。(クラルテでも行っています)
皮内鍼という小さな鍼を、耳介のツボにテープで留めておくものです。
これの良い点は
内臓機能を低下させずに、過剰な食欲を抑えること
に尽きます。
胃の調子は良いまま、空腹を感じにくい状態にするのです。
なので、胃もたれしている時とは違い
食べれば、きちんとこなれていきます。
ダイエットサプリや下剤を飲んで
「食べたものをなかったことに」してしまうことは
肝臓に負担をかけたり、大腸を動かなくしたりして
やっぱりどこかにツケはまわってきます。
ダイエットに王道なし。
食事を控えて身体を動かす、です。
そのサポートとして、鍼灸治療がかなり良い仕事をしますよ
ということです。
「胃もたれしている時は、食べなくても痩せない」
というのが、私の持論です。
胃の具合が悪くて
しばらく食べるのを控えた後
「さぞかし体重が減っているだろう」と
ウキウキ体重計に載ってみるも、ほとんど変化なく肩透かしをくらう
という経験から得た教訓です。
これって、普通は反対に考えますよね。
内臓の調子が良くて、消化吸収がスムーズに行われると
栄養分が全て身についてしまうような気がするし
そもそも食べなければ体重は減るでしょう、と。
でも実際そうではないんです。
東洋医学では
肥満は「脾胃」(消化器官の総称)の病症の一つである
と考えます。
なので「胃もたれしている時は、食べなくても痩せない」
というのはアリ、なんですが
なんとなく胡散臭く思われてしまうのではないか、と
患者さんに説明し辛くて・・・。
そうしたところ
皮膚科の先生が講師をされた勉強会で
「空腹を感じたとき、成長ホルモンの分泌がアップする」と聞き
なるほど!
と思ったわけです。
成長ホルモンって、身体の成長が止まった大人においては
主に代謝に作用して
「血糖値上昇」や「体脂肪分解の促進」などの役割を果たすんですね。
つまり、胃もたれを起こした状態で空腹を感じないまま食事をすると
成長ホルモンが充分に分泌されないため
カロリーを消費せず、身体に溜めこんでしまう
ということが起こります。
また、食事量を控えたところで、ダイエットの成果はあがりにくい、というわけです。
結局、なにが言いたいかっていうと
鍼灸で、内臓の機能を上げることは
ダイエットにも有効ですよ、ということです。