没入

なんでしょう、いまちょっと弱ってまして

エレルギー補填のため、行ってみました。

モネ＆フレンズ・アライブ　神戸展。

昨今流行り(？)の没入型展覧会。

プロジェクションやらインスタレーションやらで

アートの中に身を置くという鑑賞の仕方です。

結論を言うと
私自身は没入できず･･･。

「エッ!?　これで終わり!?」って感想でした。

若い人だったら楽しめるんじゃないかな、きっと。

三宮駅から海へ向かって10分程のところにある

KIITO デザイン・クリエイティブセンター神戸  で開催中です。

KIITOを訪れるのは2回目。

前回はおちのりこさんの いろとうた展 を観に行ったのでした。

モネ＆フレンズ・アライブ　神戸展

2025.1.4(sat.)~3.30(sun.)

デザイン・クリエイティブセンター神戸 KIITO

11月第1土曜 ｰ2ｰ

さて、逸翁美術館の展示は、というと

漆工・三砂良哉。

武者小路千家や小林一三と繋がりのあった漆芸家。

絵画的で精妙優美な作風、とのことで

逸翁好みもたくさん出ていました。

印象に残ったのは、弘入作の黒樂茶碗「残雪」。

一三の娘が、落として割ってしまい

あまりに泣くので不憫に思って

良哉へ修繕を依頼したもの。

かなり粉々になっていたのを、漆で丁寧に接いで（継いで？）直してあります。

大事なお茶碗を割ったとなったら

普通ぶっ飛ばされそうだけど

怒られないどころか、“不憫に思って” ってまぁ！

そんなエピソード付きの一品でした。

「漆芸礼讃 －漆工・三砂良哉－」

　逸翁美術館　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
2024年9月21日(土)～11月24日(日)

（あとちょっとつづく）

シン！

大阪市立東洋陶磁美術館 で開催中の

「シン・東洋陶磁　MOCOコレクション」

を観てきました。

今月で会期終了してしまうので

慌てて行った次第。

今回は、リニューアル後のオールスター感謝祭みたいな展示なんです。

国宝　油滴天目。

ソロでスポットライト浴びてます。

ていうか、今までの扱いがザツだったのよね。
国宝やぞ。

重要文化財  三彩 壺。

これ好き。

写真ではうまく出なかったけど

グリーンとピンクの色合いが素敵でした。

いやあ、暑かったー。

「シン・東洋陶磁　MOCOコレクション」

　大阪市立東洋陶磁美術館

　2024.4.12(金)ー9.29(日)

広重

あべのハルカス美術館 で開催中の

広重　ー摺の極ー

を観てきました。

アート好きKさんより
「金券ショップでチケット買うべし」

との助言を得て、それに従ったならば
果たして前売り券より安かったです。

前売り券買っちゃうと、「行かなきゃ」ってプレッシャーが付きまとうから
このアイディアは良いね。

展示の数も多ければ、ヒトの数も多い･･･めちゃ混み。

すき間を縫って、ネズミのようにチョロチョロ動き回るワザで

イライラ回避。

広重ぶるう、堪能いたしました。

広重 ー摺の極ー

あべのハルカス美術館

2024.7.6(sat.) ー9.1(sun.)

至宝

やたら動き回る第1土曜日。
古・dougu 展 や 長崎堂 へ行く前に
あべのハルカス美術館 にも寄っていました。
ただいまの展示は「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」です。

実は全くのノーマークだったんですが
清楚系バリキャリのＩさんが先日観に行かれ
「絶対行った方がいい」と強くオススメしてくださいまして。

目玉は、国宝の源氏物語絵巻。
それよりも私にとっては、茜屋茄子を観られたことが一番でした。
台子点前の問答で、散々「徳川家伝来の茜屋茄子でございます」って使わせてもらってるんだけど
本物を観たのは初めて。
名古屋の 徳川美術館 所蔵のため、なかなか出会う機会がなかったんですよね。

いやあ、良かったです。
美しいものが後世に残された、という点について
徳川家は役目をきちんと果たしたなあ、と感じたことでした。
（今の権力者って、そこんとこどうなんでしょう？）

「徳川美術館展 尾張徳川家の至宝」
 あべのハルカス美術館
 2024.4.27(sat.)ｰ6.23(sun.)