今月はけっこうバタバタして・・・この週末も映画館へは行けない予感。
というわけで、「ラスト、コーション」の1本だけ。
R-18なところがクローズアップされていますが
(正直、私も興味津々だったけど)
ちゃんとした映画でした(笑。
ああいう歴史があるならば
そりゃもう、日本て国は、憎いでしょう。
そんなことを思いました。
御霊神社の桜が咲き始めましたよ。
定期券を失くしました。
仕事が終わって、本町駅の改札で
定期入れを取り出そうと思ったら、ない。
治療所に戻り、ひとしきり捜せど、なく
駅員さんに「朝、定期入れが落ちていなかったか」と尋ねても、ない。
自分のぼーっと加減が情けない。
落し物が届けられない、人情の薄さにも嘆いたり。
もう、しらん!しらんしらん!
・・・さんざん周りの人たちにボヤきたおしたのでした。
で、次の日、治療所でカルテの整理をしていたら
ひょっこりと、ありえないところから出てきました。
ボヤきたおした友人に
「出てきたー!」とメールしたけど
なかなか返事がきませんでした。
あきれて、ものが言えなかったんだって。
ごめんなさい。
春だ。
「たすけ鍼」(山本一力著・朝日新聞社)
という時代小説を読みました。
地元の図書館にリクエストを出してから
およそ3ヶ月も待って、ようやく順番がまわってきたのです。
お話は、主人公である鍼灸師染谷が
世のため人のために日々大活躍というもの。
連載物なのか、まだ決着のついていないエピソードがあったりして
少々、消化不良気味なところはあるけれど
染谷の日常を通して、江戸の風情が感じられ
おもしろくて、一気読みでした。
染谷は近くのこどもたちを集めて
鍼灸の稽古場を開いていて
居眠りをするこどもには
「眠気を吹き飛ばす、寝覚めの床」にお灸をすえてました。
これは、顖会(シンエ)というツボですね。
このツボ、普段はあまり使わないのですが
昨日参加した鍼の勉強会でも、めずらしく取り上げられていたし
なんだか私の中で、ブーム到来の予感です。
ところで
「頂門の一針」ということわざがありますが
「頂門」は「顖会(シンエ)」の別名とのこと。
いかにも眠気が吹っ飛びそうです。
昨日はお休みでした。
友人の治療所に行き、鍼をしてもらったあと
近所のお店「たけちゃん」でご飯を食べました。
「たけちゃん」では馬刺がいただけるのですよ。
馬肉って、打撲したところに貼ると治癒が早いと聞くし
脂は、火傷薬の「バーユ(馬油)」になるし
さぞかし薬効があるのだろうと
家に帰って、さっそく薬膳辞典で調べてみたけれど
ごく軽い扱いで、がっかりでした。
薬膳的には、豚肉のほうが偉いようです。