鍼灸院クラルテのスタッフ日記

院長・受付嬢・事務のおねえさん・掃除のおばさんを一人でやってるスタッフの日記です。
ゆる過ぎる頻度で更新。

紺屋の白袴

2006-12-20 | 日記・エッセイ・コラム

たまに鍼好きの方から

「自分で自分に鍼が打てていいですね」と言われます。

 

確かに、私が鍼灸師を志したのは

患者として鍼灸院に通っていたとき

先生が、のんびりと楽しそうに仕事をしておられるのを見て

「楽そうだな」と思ったのと

「自分で治療ができるな」と目論んだのがきっかけです。

(鍼灸学校の入試論文では、全く違うことを書きました。

今だから言える、ホントの理由です・笑。)

  

で、どちらもハズレ。

  

背中や肩引のツボには手が届かないし

それに鍼打ってもあまり効きません。

なぜ効かないかっていうと

治療師と患者との気の交流が

治療効果を高めているのであって

具合の悪い時に自分自身を治療しても

悪い気がぐるぐる巡るだけで

うまく流れていかないからじゃないかなー

と思っています。

(ただし、自宅での施灸については、治療とまではならないにしても

日々の養生として最高です。おすすめします。)

  

というわけで

自分自身のカラダは、かなりほったらかしている

というのが現状です。

(顔も。言い訳がましいですね。) 

 

たまに、友達(鍼灸師)に治療してもらいます。

このあいだも、風邪の治療をしてもらい

とても助かりました。

***** 

あと、楽か楽じゃないかといえば

この仕事、決して楽ではありません。

  

でも楽しいです。

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