たまに鍼好きの方から
「自分で自分に鍼が打てていいですね」と言われます。
確かに、私が鍼灸師を志したのは
患者として鍼灸院に通っていたとき
先生が、のんびりと楽しそうに仕事をしておられるのを見て
「楽そうだな」と思ったのと
「自分で治療ができるな」と目論んだのがきっかけです。
(鍼灸学校の入試論文では、全く違うことを書きました。
今だから言える、ホントの理由です・笑。)
で、どちらもハズレ。
背中や肩引のツボには手が届かないし
それに鍼打ってもあまり効きません。
なぜ効かないかっていうと
治療師と患者との気の交流が
治療効果を高めているのであって
具合の悪い時に自分自身を治療しても
悪い気がぐるぐる巡るだけで
うまく流れていかないからじゃないかなー
と思っています。
(ただし、自宅での施灸については、治療とまではならないにしても
日々の養生として最高です。おすすめします。)
というわけで
自分自身のカラダは、かなりほったらかしている
というのが現状です。
(顔も。言い訳がましいですね。)
たまに、友達(鍼灸師)に治療してもらいます。
このあいだも、風邪の治療をしてもらい
とても助かりました。
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あと、楽か楽じゃないかといえば
この仕事、決して楽ではありません。
でも楽しいです。