まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

ガリレオ 第5話

2013-05-14 23:03:51 | ドラマ

第5話

『念波る(おくる)』





別々の家でご飯を作って食べようとしていた

双子の姉妹、春菜と若菜。

お互いの家で物音がして外へ見に行く。

春菜の方は植木鉢が割れていたが、

若菜の方は特に何もなく家へ戻る。

若菜は夫・知宏の講演をパソコンで見ていたが消した。

その時、若菜が後ろから殴られる。

それを春菜が感じ取った。



湯川のところへやって来た美砂。

双子のシンクロニシティとテレパシーについて話す。


事件は三日前。

アンティークショップを経営している女性・若菜が、

ハンマーで殴られ今は昏睡状態。

倒れた若菜を発見したのが夫の知宏と部下の山下。

ビジネスコンサルタントの知宏が講演中に

長野いる春菜から若菜を助けてと電話があり、

講演後すぐに帰宅して倒れている若菜を発見。


「つまり、東京から何十kmも離れたところにいた

双子の妹が姉の危機を察知しそれが現実となった。

しかしそういう話は双子でなくてもよく ある。

所謂、虫の知らせというやつだ。」


でも事件が起こった時間、

若菜も春菜も同じシチューを作っていて、

サラダの盛り付け方も一緒だったと美砂。


「子供の頃から同じ環境で育っていたら

食の好みが一緒でもなんら不思議はない。

このところ気温の低い日が続いていたし、

寒い夜に温かいシチューを作ろうと思った主婦は

大勢いたはずだ。

因みにその日は僕もシチューを食べた。」


「じゃあこれはどう?

若菜さんが襲われたと思われる瞬間、

妹の春菜さんも頭に激しい痛みを 感じたそうです。」


「双子のテレパシーというから

もっと説得力のある事象を期待したが、

結局非科学的な証言ばかりだ。

そんなものは全て論理的に説明出来る。

偶然と思い込み。 実に簡単だ。」


すると美砂は用意していた双子を次々と湯川に紹介し、

双子の不思議体験を語ってもらう。


「さあ先生。 これでも双子の間に何もないと

論理的に説明出来ますか?」


「出来る。 今見せてもらったものこそが、

まさに双子のシンクロニシティ。

つまり意味のある偶然の一致。

しかし偶然であることに変わりはない。

それよりもむしろあれだけの数の双子を集めてきた

君の行動力に僕は驚いた。

無駄ではあったが実に天晴れだ。

何故君がそこまで双子に拘るんだ?

双子の妹が胸騒ぎを感じたからといって

捜査に影響を与えるとは僕は思えない。」


「胸騒ぎだけじゃなくて犯人を見たって言ってんのよ。

見えたんだって。 犯人の顔が。
 
それがホントだったら妹の春菜さんは

事件の目撃者ってことでしょ? もう いいです。」


「待て。 何故それを早く言わない。

双子の姉が東京で襲われた時、

長野にいる妹がその犯人の顔を見た。 実に面白い。」



春菜に話を聞きに行く湯川と美砂。

あの夜はずっと胸騒ぎがしていて、

頭に男の顔が浮かんだと言う。

今も若菜の心は繋がっていて、

意識不明でも若菜がメッセージを送ってきてると春菜。

今はモヤの中の出口を捜して彷徨ってる感じだと。

浮かんだ男の顔を描いてもらうが・・・

下手くそと言うだけある絵だった。



若菜の病室には夫・知宏がいた。


「なんでまだ生きてんだよ、お前。」


勝手に機械の電源切ったり、酸素止めたり、

挙句の果てにはコンセントを抜く。

しかし音が鳴ったため慌てて差す。

看護師が駆けつけてきたため急に鳴ったと誤魔化した。



知宏に頼んで夫婦の知り合いや親戚の写真を集め、

春菜に見せて検証することに。


「あの。 物理学の先生が捜査に加わってらっしゃるんですか?」


「そうです。」


「違います。 加わってません。

僕は双子のテレパシーに興味があるだけです。」


「テレパシー?」


「はい。」


「若菜さんが襲われた時、 

春菜さんが頭に激しい痛みを感じ、

そして犯人の顔を見たと仰っているんです。」


「はあ!?」


「あっ。 旦那さんはご存じじゃないですか?

若菜さんと春菜さんの間には

不思議なコミュニケーション能力が存在することを。」


「いいえ。」


「僕はそれを科学者の立場で検証し、

曖昧なイメージを具体的なデータに置き換えようとしてるんです。

そしてそれが犯人の顔と一致すれば、

双子のテレパシーを科学的に実証出来るかもしれない。」


写真を見始める春菜。

知宏は自分たちの知り合いが犯人というのかと。

ただの空き巣が若菜を襲っただけかもしれないだろと。

その線でも操作を進めてると美砂。

でもホームセキュリティー会社のステッカーが貼ってある家に

わざわざ入る空き巣はなかなかいないから、

最初から若菜を狙った可能性があると言う。

しかもセンサーの付いてない窓から侵入したところを見ると、

犯人は自宅の中を知っていたのだろうと。


写真を全部見たがピンとくる人はいなかった。

でも写真のない知り合いの方が多いかもしれないと湯川。

出来る限り写真を集めるよう要求。



犯人に電話をして文句を言う知宏。


「おい。 お前なんであん時しっかり始末しねえんだよ?

帝都大学の准教授まで出てきて、

テレパシーを解明するとか言い出したぞ。 どうすんだよ?」


「止めを刺そうと思ったら、

あんたたちが帰って来たんじゃねえかよ。」


後は自分でやるって言っただろと言われるが、

いざやろうとしても難しいんだよと知宏。


「大学の先生が首突っ込んできたって、

俺の顔はバレねえよ。

あんたのかみさんが死にさえすりゃあな。」


「お前は何も知らねえからそんなことが言えんだろ。

俺は何回も見てきたんだよ。

あいつらの間には気色悪いとしか言いようのない

テレパシーがあるんだよ。

とにかく用心しろ。 髪切れ! ヒゲ剃れ!!」



警察内ではテレパシーで見た顔を元に捜査してるから、

今度は妄想刑事と言われている美砂。



湯川は若菜の病室の壁に写真をいっぱい貼り、

春菜に見た顔があるか聞くがやはりない。

妄想刑事と言われた美砂は実験をやめたいが、

湯川はやめるつもりはない。


若菜と手を握って写真のイメージを

ひとりひとり送るように提案しやってもらうが結局ダメだった。

残念ながら実験は終了。


「僕は科学者です。

実証出来ない不確実なものなど到底認めることは出来ない。

そもそもあなた方が完全に繋がっているというなら、

2人は同じ人生を歩んでいるはずです。

でも実際は春菜さんは田舎に住み、

若菜さんは東京に住んでいる。

あなたは信用金庫で働き、

お姉さんはアンティークショップを経営している。

あなたは独身でお姉さんは結婚している。

やはり物理学者が首を突っ込むべき問題ではなかったんです。

お姉さんのご回復を心からお祈りします。」


「もし若菜が死んだら、私も後を追うかもしれません。

別の人生を歩んでいても、若菜が苦しんでいたら

私に幸せはありません。

それはもうどんなに偉い先生にだって、

理解出来ないことだと思います。」


「ではお尋ねしますが、今までの人生で

あなたが理解出来なかったお姉さんの行動や言動。

そういったものは一つもないと言い切れますか?」


「理解出来なかったことはあります。」


「それは?」


「若菜が知宏さんと結婚したことです。

若菜が知宏さんと結婚すると聞いて驚きました。

確かに優しいとは思ったんですが、

私には若菜を楽しませているだけの

軽薄な優しさに感じたんです。」


「なるほど。」


「ビジネスコンサルタントをしている知宏さんと結婚して、

若菜は東京に住むようになり、

若菜自身も経営に興味を持って自分のお店を。

私たちは違う人生を歩むことになったんです。

知宏さんが現れてから。」



その頃、若菜を殺そうと酸素マスクを外し、

鼻をつまみ、口を塞いでいた知宏。

しかしそこへ湯川と春菜が入って来た。

キスしてたんだと誤魔化す知宏。

知宏は湯川に実験材料じゃないと文句を言う。

その時、壁の写真が1枚落ちた。

文句を言い続ける知宏だったが、

湯川は写真が落ちた壁を見つめ考えていた。

何か閃いた湯川は病室のガラスに数式を書き始める。


「もう一度、テレパシーを検証しましょう。 科学的に。」



脳磁計のある場所へやって来た。

脳の中でニューロンに電流が流れると、

極めて小さな磁場が発生する。

それを検出するための装置とのこと。


実験開始。

春菜が装置に繋がれていた。

春菜に写真を見てもらい、

春菜の記憶に触れるものがあれば、

脳磁気に変化が生じるはず。
 
それを脳磁計が検出しモニターに表示されるそう。


栗林が一枚ずつ写真を見せ、脳波を観測する湯川。

が、結局最後の写真になっても変化はなかった。

実験は終了だとさっさと帰ろうとする美砂。

しかし湯川は引かず、高次元マトリックス技術開発センターに

協力をお願いしようと言い出した。


「あそこでなら、春菜さんの脳内のイメージを

映像化することが出来るはずです。」



知宏はまた犯人に電話し、春菜も殺すよう依頼する。


「若菜は昏睡状態だから後回しでいいや。

妹黙らせんのが先だ。」



湯川にいい加減実験をやめてくれと頼む美砂。

妄想刑事と言われてることがよっぽどイヤで、

とうとう泣き出すまでに。


「分かった。 岸谷君。 君に本当のことを教えよう。」



写真にあった店に行き、

スタッフの写真を全部見せてもらう美砂。

店の中に貼ってある写真もチェック。

何か見つけたよう。



若菜の病室から帰る春菜を狙う犯人。

ハンマーを隠し持っている。

春菜の腕を掴んだ時に警官が!!

逃げようとしても四方八方に警官がいた。

犯人は逃走を断念。

春菜は美砂が保護していた。



湯川が教えてくれた真相とは・・・

実験は茶番で、あの装置も脳の測定とはなんの関係もないと。

高次元マトリックス技術開発センターの話も嘘。


「脳内のイメージを映像化するなんて、

現代の科学では出来る訳がない。」


病院で書いた計算式もなんの意味もない。

知宏に対するデモンストレーションだと。


「ここから先は君たちの仕事だ。

もし若菜さんを殺そうとしたのが夫の磯谷知宏だとしたら、

襲撃を依頼された人間はこの中にはいない。

つまり写真を提出してない知り合いを見つけだせば

その人間が実行犯だ。」



知宏も逮捕された。

自分の会社は赤字で若菜の店は繁盛していたのが

気に入らなかったよう。

そのくせ、自分のビジネスの赤字を

若菜の店の売り上げで補填していた。

しかも浮気まで。


「それが全部バレて、若菜さんから離婚話を切り出された。

それで奥さんの殺害を計画した訳ね。

夫婦の資産を全部自分のものに出来るし。

ビジネスセミナーで喋ってる間 後藤に殺させれば、

自分のアリバイは成立するって。」


「あいつが悪いんだ。 若菜は俺をバカにしやがった。

あなたには能力がないって。 軽薄だって。

いない方がいいって。」



湯川のところに事件解決のお礼に来た美砂。


「でも湯川先生。

犯人が誰かなんてどうでもよかったんじゃなかったんですか?」


「その通り。

双子のテレパシーが存在しないと結論付けた時点で、

物理学者としての興味はなくなった。

犯人捜しを手伝ったのは、あの姉妹に同情したから。

それだけだ。 双子のテレパシーは存在しない。」


「じゃあこれは どう説明するの?」


春菜が描いた絵と、

美砂が見つけた犯人の後藤が写っている写真。

後藤は犯行後、髪を切ってヒゲを剃っていた。

知宏からあの双子はホントにテレパシー持ってるから

ヤバいって言われたと。

それでも湯川は否定的。

潜在意識に刷り込まれていた可能性もあると栗林。

食い下がる美砂に、事件は解決したんだから帰れと湯川。


「春菜さんがさっき言ってたんです。

若菜さんはもうすぐ目が覚めるって。」


「目が覚める?」


「若菜さんの頭の中にあるモヤモヤが晴れていくのが

ハッキリ分かったそうです。」


「それは希望的観測だ。 人間は信じたいものを信じる。

そこに科学的根拠は何もない。」


その時、美砂にメールが。



若菜が目覚めたようで病室へ来ていた湯川と美砂。

春菜が紹介する。


「警察の岸谷さんよ。」


「あっ。 大丈夫ですか? 若菜さん。」


「はい。」


「それからこちらが帝都大学の―」


「ゆ・・・湯川。 湯川先生。 でしょ?」


「えっ?」


「ありがとうございました。」


「ほらね、先生。 私たちは繋がってるんです。」


「実に面白い。」





今回の事件って・・・湯川いらないよね?


あの旦那もバカすぎだったし、


警察だけでも解決出来たでしょ。


まぁ、湯川が出なきゃドラマが成立しないんだけどさ。



しかしなんだね。


美砂にはイラつくしムカつくしでストレス堪るんですけど(-_-;)


福山さんが見たいがために見てるドラマだけど、


さすがに今回のでもう見なくていいやって思ってしまった。


見なくていいやって言うより、


見たくないって方が正しいんだけどさ(‐∀‐;)





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