まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

家族ゲーム 第7話

2013-05-30 23:56:46 | ドラマ

第7話

『沼田家崩壊は3年前から始まっていた! 母佳代子の絶望』





2010年7月。

沼田家が現在の家に引っ越して来た。



『沼田佳代子。 昭和43年3月8日生まれ。 A型。

父の言いなりでした。

「箱入り娘」と言えば聞こえはいいですが・・・

要するに世間知らずだった私は父に勧められるがままに

取引先の社員だった主人とお付き合いをし結婚しました。

しかし父は不祥事を起こして裏切った主人をあっさりと見限りました。

主人は家庭を顧みるタイプではなかったので

2人の子供の面倒は私が見てきました。

子供は私にとって生きがいであり、情熱の全てを注ぎました。

それが・・・思春期を迎えると、

子供たちは私を遠ざけ必要としなくなりました。

理解しようと努力したものの・・・誰にも相談出来ず、

どんどん気が滅入っていきました。

孤独だったんです。

そんな時でした。 吉本先生に出会ったのは。

初めはその暴力的な態度を嫌悪していました。

けれどたくましく成長していく 茂之と共に、

いつしか私も先生を信頼するようになりました。

主人の浮気を教えて下さったのも、

株の損失を内緒にしてもう一度家族と向き合うよう

進言して下さったのも先生です。

でもやっぱり・・・私は世間知らずでした。

偶々運が悪かっただけ。 今度は上手くいく。

そう思ってしまったのですから。』



近所の主婦仲間から聞いた情報の株を買ってしまった佳代子。

庭では茂之と吉本が楽しそうにサッカーの特訓中。



慎一と飛鳥は図書館で勉強中。

メールが届き、急用が出来たと帰る慎一。


慎一は飛鳥に嘘をついて真希と会う。

仲良くショッピングをし、真希は慎一に服をプレゼント。

その後、2人でカラオケにも行ったよう。


「カラオケ2人で5時間は初めてだよ。」


「しかも歌ってたのほとんど私だし。」


「それも応援ソングばっか。 俺を励ますために。 分かりやすいな。」


「いや~、慣れないことしちゃ駄目だね。」


「でも嬉しかった。 ほら、なんかタイミングとかってあるじゃん。

その相手に励まされても「今でしょ」 「えっ 今なの?」みたいな。

なんか・・・なんかう~んそういうんじゃなくて。

うん・・・素直にありがとうって思えた。」


「そっか。私も今、素直に良かったって思えた。」


慎一が真希の手を取り、手を繋いだまま歩く。



慎一が帰宅して部屋へ行くと、吉本に写真を撮られた。


「5分遅刻~。」


「すいませんでした。」


「すっかりいい子になっちゃったねえ。」


「物足りないですか?」


「物足りないねえ。 あんなことがあったっていうのにさ。」


「先生は教えてくれたんですよね。

家族だからって相手を敬う気持ちがなければ

信頼関係は築けないって。」


「さすが優等生。 よく分かってらっしゃる。

俺が君に教えるのは勉強じゃない。」


「じゃあ、何を教えてくれるんですか?」


「挫折だよ。 君にはもっと試練を与えないとな。」


「俺は屈しませんよ。」


「いいねえ!」


「あっそ。」


「いいねえ~。」



一茂が寝室に入ると佳代子は既に寝ていた。

佳代子のベッドに入る一茂。

しかし佳代子から拒絶される。


「このままって訳にもいかないだろ。」


「だから仕方なくですか?」


「そうじゃないよ。 そうじゃないけどさ。

俺がいなくなって困るのはお前だろ。」


「どういう意味ですか?」


「外で働いて家族を養うってことは並大抵のことじゃないんだよ。

お前から家事を取ったら・・・」


佳代子は部屋を出てリビングへ行く。

すると吉本がまだ起きていて本を読んでいた。


「どうしました?」


「いえ・・・先生。 人って変われると思いますか?

変わりたい・・・」


「読みます?」


読んでいた本を見せる吉本。



茂之たちが遊んでいると山尾たちがやって来た。

その様子を見ていた佳代子。

絡んできた山尾に立ち向かった茂之。



佳代子は帰宅するが家には誰もいない。

吉本もいなかった。



慎一と真希は映画館で何を観るか仲良く決めていた。


「えっ? 合わせたでしょ。」


「いや、ホントにこれ観たかったんだって。」


「このラインアップで普通選ばないでしょ。」


「だよねえ!」


吉本が現れた。


「俺ならこっち観たいもん。 全米が泣いた。

気が合うんだねえ君たち。」


「なんですか?」


「君に用なら家で話すよ。 俺は彼女に話があるの。

慎一くんのお父さんがさ、君に会いたいんだって。

都合がいい日が決まったら連絡してあげてよ。」


「する訳ないだろ。」


「するよ、彼女は。 ねえ?

君のせいで夫婦の仲が悪くなったんだからさ。」


「あんたが仕向けたんだろ?」


「おっ! 彼氏面か。 いいねえ。

んっ? でも君の彼女は飛鳥ちゃんじゃなかったのかな?」


「いや別にあいつは・・・」


「女は怖いから気をつけろよ~。 じゃ、よろしく~。」



映画を観た後、真希は慎一に一茂に会ってみると言う。

吉本のこともちゃんと話してみると。

言っても無駄だと慎一。


「でもこのまま吉本が家に居座ったら、

家族は間違いなく崩壊するんだよ?」


「いやそうかもしんないけどさ・・・

親父が真希さんにその気があったら・・・」


「そんな心配しないでよ。 大丈夫だから。」


慎一の手を握り言う真希。



一茂と吉本はサウナに。


「えっ? 見つかったの?」


「ええ。 そのうち連絡来ると思います。」


「そう。」


「嬉しそうですね。」


「そんなことないよ。」


「ホントに別れる気あるんですか?」


「当たり前だろ。」


「ホントですか?」


「ホントだよ。」


「ホントですか?」


サウナから出た2人。


「ホントですか?」


「ホントだよ。」


「ホントですか!?」


「ホントだよ。 しつこいな。」


「お母さん、ホントだと思いますか?」


「無駄に話広げるんじゃないよ。」


「元気ですか!」


そこへ慎一が帰宅。

一茂にはメールが。


「先生先生! 先生先生! 彼女から メール来たよ。

今度会うことになった。」


「良かったですねえ。」


「元気ですよ。」


部屋に行く吉本を呼び止めた慎一。


「これも俺への試練ですか?」


「どうだろうねえ。」



夕飯の時間。


慎一にちゃんと勉強やってるのか聞く一茂。

しっかりやれと。

お前には東大に入ってもらわないと困るんだからと言う。


「なんで困るの?」


「そりゃそうだろ。

東大入れなかったらお前の将来だって―」


「別に東大に入れなくたって大成した人間は大勢いるし、

東大に入ったからって失敗する人間もいる。

そんなこと父さん以外誰でも知ってるんだよ。」


「なんだその口の利き方は。」


「やめて下さい。」


「父さんが興味あるのは成邦館高校っていう肩書きと

インターハイに出場したっていう経歴なんでしょ。

父さんにとって俺はただの自慢のネタでしかないんだよ。」


拍手する吉本。


「いいねえ~。 よく分かってる。」


「誤解だよ。」


「まあまあまあ。

じゃあ次は女性の好みについてでも議論しますか。

意外と親子揃って同じ趣味だったりして。」


笑う一茂。

慎一は不機嫌そうに席を立ち部屋へ戻る。


「なんだあいつは。 大丈夫なの? あいつ。」


「ええ。 ちゃんと成果出てますよ。」



部屋に戻った慎一は、

一茂と真希のキス写真が頭に浮かびイライラ。

その時、飛鳥から映画の誘いのメールが来たが、

イライラで携帯をベッドへ投げつけた。



本物の吉本荒野の病室へ来ていた吉本。

そこへ多恵が来た。


「こんにちは。 困りますよ、あんなことされたら。」


「なんの話ですか?」


「慎一に教頭のこと紹介したでしょう。

危うく家庭教師クビになるとこでしたよ。」


「なんのことだかさっぱり・・・」


人工呼吸器に手をかけた吉本。


「何してるんですか!?」


「お母さん。 僕は真剣に彼らと向き合ってるんですよ。」


「ただ壊してるだけじゃないですか。

あなたは教育者なんかじゃない。

人を不幸に陥れる快楽主義者です。」


「よく分かってるじゃないですか。

その通り。 吉本荒野はそういう人間なんですよ。」


呼吸器から手を放した吉本。


「もうすぐフィナーレです。 大人しくしていて下さい。」



回想。

本物の吉本荒野と吉本。


「なんですか? 話って。」


「真田宗多のことです。」


「ああ。 父親の家庭内暴力に遭っている。」


「いいえ。 父親は暴力など振るっていません。

真田に暴力振るっているのは・・・あなたですよね?」



買った株の会社が倒産したとのニュースを見ながら

爪を噛む佳代子。

その様子を見ていた吉本は声をかける。


「買ったんですか。 ハーバーブリッジの株。

お母さん。 お母さん! 幾ら買ったんですか?」


「500万で信用取引・・・定期を全額下ろして・・・

絶対上がるって言うから。

来週には大手メーカーと提携・・・」


「もう懲りたんじゃなかったんですか!?

家族と向き合ってくれるんじゃなかったんですか?」


「変わりたかったんです。

今までの自分から抜け出したかったんです。

抜け出し・・・抜け出して・・・」


「そんなことで変われるならみんな株やってますよ!

損失は1,000万円を超えると思います。」


「1,000万・・・」


佳代子は座り込んでしまう。


「ご主人の会社から借りられないですか?」


「多分無理です。 前に不祥事を起こしてるので。」


「だったらご実家に頼るしかないんじゃないですか?」


「それも無理です。」


「もうメンツがどうとか言ってる場合じゃないんですよ!!」


「そういうのじゃないんです。

父にはもう縁を切られてるんです。

この家を援助してもらった直後の話です。

主人には内緒にしてますけど。

多分顔も見たくないと思います。」


「でも他に手はありませんよ。」



父との会話を思い出していた佳代子。


「パシフィック電機がうちに水増し請求をしていた。

一茂くんがうちの会社の金を使い込んでいたんだ。」


「嘘・・・」


「失望したよ。 営業部にもいられなくなるだろう。

あの男と別れなさい。 慎一と茂之は私が面倒見る。

この先あんな男といてもろくなことはない。」


「別れるつもりはありません。 きっと何かの間違いです。」


「気持ちは分かるがこれは事実だ。 一茂くんは私を裏切った。

それでも彼を選ぶというなら・・・分かってるな?」



翌日、実家にやって来た佳代子は、

父親に1,000万貸して欲しいと願い出た。

自分が作った借金だと佳代子。


「例えそうだとしても原因は彼なんだろ?

悪いが親子でもないお前に渡す金は一銭もない。

1,000万程度ならあの家を売ればいい。

元々お前たちには不釣り合いの家だったんだからな。」


その様子を陰から見ていた吉本。



慎一は明日、父と会うという真希からのメールを見ていた。

その時、後ろから飛鳥が声をかけた。


「真希って誰?」


「ああ友達。」


「そう。 明日カラオケ行かない?」


「ゴメン、用事ある。」


「ホントに行かない?」


「だから用事なんだって。」


そう言い、帰って行く慎一。

飛鳥は慎一の万引き写真を取り出し見つめる。



家に戻って来た佳代子に主婦仲間が

あの会社が倒産した話をしてきた。

主婦仲間はまだ買ってなかったよう。


「佳代子さんは大丈夫だった?」


「買ったわよ、500万。 全部で1,000万の損失。

どう? これで満足?

前の日にゴミ出さないでよね。 臭いがつくでしょ。」



電気もつけず寝室にいた佳代子に、

具合でも悪いのかと一茂。

ご飯は自分が作るから心配するなと言う。


一茂が作ったパスタを食べた茂之はマズイと。

そこへ慎一が帰って来た。


「おう、飯あるぞ。」


「先生は?」


「ああ・・・まだ帰って来てない。

慎一、俺は何もな東大が全てだって言ってる訳じゃない。

他の大学だってお前がやりたいことがしっかりあるんだったら―」


「何? その当たり障りのない言葉。 やっと分かったよ。

俺たちロクな会話をしてこなかったんだね。」



一茂と勝野はまた社員にリストラの話をしていた。

納得出来ないと言う社員に、

あの件が公になれば退職金どころじゃなくなると脅す一茂。

社員は引き下がって行った。

勝野にあの件って?と聞かれる一茂は、

うちの営業なら後ろめたいことの1つや2つあるもんだと。


「さすが元営業―」


「さすが・・・それで左遷された人間は違うか?

いつまでも半人前じゃ困るんだよ。

お前のクビなんかないつでも切れるんだぞ。」



定時に会社を出て来た一茂はバーに。

そこに真希がやって来た。


「随分と雰囲気変わったね。

それともこっちがホントの君なのかな。

総務に君と同じ名前の子がいてね。

訪ねたら別人だったよ。 騙してたの? すまない。

君を問い詰めるつもりも過去を詮索するつもりもないんだ。

こうしてまた会えただけでも・・・」


慎一も店に来ていて話を聞いていた。


「ホントの名前は?」


「真希です。 立花真希。」


「真希・・・そう。」


「今日お話ししたいのは―」


「妻とはもう駄目かもしれない。 修復出来そうにないんだ。」


「私のせいで?」


「いや。 あれはきっかけにすぎない。

もっともっと前からずっと冷めきってたんだ。

また会えないかな。 もっと君のこと知りたいんだ。」


「でも・・・」


「頼むよ。」


「何やってんだよ。」


慎一が声をかけた。


「最低だな。」


「なんでお前が・・・」


「彼女は父さんが好きで近づいた訳じゃない。

俺たち家族を守るために接触したんだよ。」


「どういうことだ?」


「まあ話しても信じてくれないだろうけど。」


行こうと真希の手を取る慎一。

一茂は呼び止め、付き合ってるのか?と。

言い合いになり一茂は慎一を掴むが、

振り払われ尻餅をつく。


「みっともないんだよ。」


真希の手を引いて店を出て行く慎一。

慎一は家を出ると、高校辞めて働くと言う。


「いや、ちょっと待ってよ。」


「もう止められないんだよ。」


「慎一くん。」


真希を抱き締めている慎一を見ていた飛鳥。



食事を作ったのに席には佳代子だけ。



茂之たちはゲーセンで遊んでいました。

そこへまだ虐めていた竹下が来て、茂之に謝る。

茂之は竹下を許した。

遊んでいた中の1人が

今度は山尾をクラス全員で無視しようと言い出した。

散々虐められて悔しくないのかと、

やり返してやろうと言われるが、複雑そうな顔の茂之。



吉本が沼田家に帰宅。

リビングには一茂がいてお酒を飲んでいた。

食卓は料理が並んだまま。


「お母さんは?」


「さあ? それよりさ、聞きたいことがあるんだけど。

慎一と浅海くんの・・・」


吉本は2階へ上がり、部屋中を捜すが佳代子はいない。

バスルームを開けると佳代子が手首を切ろうとしていた。


「何やってるんですか。」


「もういいんです。」


「そうですか。 だったら・・・

お母さんが死ぬ前に僕が死にます。」


ナイフを出す吉本。


「なんで?」


ナイフを手に息が荒くなってきた吉本。


「初めから決めていたんで。

こうなってしまったらこうするって。」


それを止める佳代子。


「何してるの!?」


「僕の生命保険の受取人もご主人になっています。

だから・・・どうしても死にたいのなら代わりに死なせて下さい。

お母さんには生きていて欲しいから。

慎一と茂之のために・・・生きて欲しいんです。」


吉本にすがり泣き出す佳代子。

それを支える吉本。


「生きていれば、まだ変われます。」


そこへ漸く一茂がやって来た。


「何してるんだ。」


「自殺しようとしたんですよ。 お母さんが。

株で借金したんです。 1,000万円。」


「1,000万?」


「これから全てをお話しします。

お母さんは借金を工面するために

実家のお父さんに会いに行きました。

でもお母さんは実家には帰れない理由がありました。

その原因はあなたです。

あなたがパシフィック電機の子会社である

実家の会社に水増し請求をしていたから。

あなたはそのお金を交際費として使い込んでいた。

実家のお父さんはあなたを会社の跡取りにも

考えていたから余計に許せなかったんでしょう。

お母さんに離婚するよう勧めました。 でもお母さんは―」


「ちょっと待ってくれ。」


「でもお母さんはそれでもあなたを信じました。

他にも何か理由があるはずだって。

結局お母さんは親子の縁を切られました。

でも背に腹は代えられず今回恥を忍んで実家を訪れたんです。

当然お金なんか貸せないと言われました。

家を売って借金を払えと言われました。

でもそれだけはしたくなかった。

お母さんはこの家が全てだったから。

誰かの手に渡るくらいなら自分の生命保険で払おう。

そう思って剃刀で手首を切ろうとしたんです。 以上。」


「どうしてそこまで知ってるんですか?」


「早口で何がなんだかさっぱり分かんないよ。

一体なんの話してるんだ。」


「そうです。 何がなんだかさっぱり分かんない。

それが正解なんですよ! お父さん。

あなたが家族を顧みなかったせいで

何も気付いてあげなかったせいで、

ここまで色んなことが悪化したんですよ。」


そこへ茂之がやって来て、

おじいちゃんとおばあちゃんが来てると。


慎一が帰って来ると茂之が出て来ていた。

どうしたのか聞く慎一に、外に出てろってと茂之。

2人はそっと家に入り、ドアの外から立ち聞きをする。



「これで借金を返しなさい。」


「どうして・・・」


「吉本さんが説得してくれたのよ。

会社や自宅へ来てお父さんに何度も頭下げて。」


「勘違いするな。 君を許した訳じゃない。

あれだけ面倒を見てやったのに使い込みなんてバカなことを・・・

だが私にも責任はある。

君を紹介しなければ娘はこんな不幸にならずに済んだんだからな。」


「お返しします。 これは家族の問題です。 お帰り下さい。」


「あなた!」


「お前は黙ってろ。 この借金は私がなんとかしてみせます。」


「そんな方法何もないじゃないですか。」


「うるさい!! 俺に任せろと言ってんだ。」


「分かった。 好きにしなさい。」


「あれは水増し請求じゃない。 必要経費だ。

あんなことぐらいうちの会社だったら誰だってやってる。」


「君は何も変わってないな。」


部屋を出て来た祖父。

慎一と茂之を見て、

あんな父親を持って可哀想にと言い帰って行く。

吉本も出て来た。


「外に出てろ。」


頷く慎一だったが、出た振りをしてまた立ち聞き。


「どうしてあんなこと 言ったんですか?

先生が折角説得してくれたのに。

あれで全て解決出来たのに!!」


「そう思うなら両親に土下座してでも

小切手取り返せば良かったじゃないですか。」


「もう終わったことだ。 俺がなんとかする。」


「だったら具体的な返済方法教えて下さい。

他に当てがないから向こうのお父さんに掛け合ったんです。

このままだと路頭に迷いますよ。」


「君に関係ないだろ!!

俺たち夫婦のことに口を出すんじゃないよ!!」


「確かに僕が受け持ったのは慎一と茂之です。

あなたたち夫婦の教育じゃない。」


「当たり前だろ。 ふざけたこと言ってんじゃない!!」


「だったら家族ごっこはもうやめろよ!!」


椅子を蹴り飛ばして怒鳴る吉本。


「そうやって見栄を張って上辺だけの家族を演じてきた結果が

この状況を招いたんだろ!

慎一や茂之のことだってそうだ。

全部あんたたちが悪いんだよ。

決して社会や時代のせいじゃない。

親が子供に向き合ってやらないから、

躾けてやらないから、子供が大人になれないんだよ。

いい加減気づけよ!!」


「家庭教師の分際で偉そうに。」


「その家庭教師にここまで身包み剥がされたんだよ。

あんたたちは何もかも失いかけてるんだよ。

悔しかったらちゃんと家族になってみろよ。」


鞄を肩にかけ、一茂に近づく吉本。


「沼田家の崩壊は、もう誰にも止められませんよ。」


そう言い、吉本は家を出て行った。


「何が崩壊だ。 大袈裟なんだよ。」


2階に上がって行く一茂。

佳代子は呆然と座り込んでいた。


茂之と慎一。


「先生のあんな顔初めて見た。

まだ先生のこと悪いやつだと思ってる?」



翌朝。

沼田家の庭で笑顔でラジオ体操する吉本。

家族は朝ご飯を食べていた。



好きな人が出来たと、飛鳥に別れを言う慎一。

別れたくないと言う飛鳥だったが、慎一は謝って去る。



飛鳥は慎一の万引き写真を手に・・・


「先生。」


「おう、どうした?」



慎一は真希と待ち合わせのお店へ。

約束の時間より早めに到着したようで、

待ってるとメールをする慎一。

しかし既に真希は来ていて誰かと笑顔で楽しく会話中。


「はい、そうなんですよ。

あっ、なので今度行ってみようと思うんです。」


「いいねえ。」


相手は吉本だった。





毎度毎度続きが気になるドラマだわ!!


待ちきれないんですけど(笑)



真希はやっぱり吉本側のよう。


けどどういう繋がりなんだろうか。



そして本物の吉本はやっぱりなって感じだった。


でも先生があんな風に生徒虐めてるって・・・


教頭が身内だから本物の吉本のやってたこと揉み消したのか?


それともホントに知らなかったのか?


気になるところだわね。



しかし一茂はどうしようもないな。


佳代子の自殺未遂騒ぎでも駆けつけるの遅いし!!


会社のお金使い込みしても、必要経費って何?


うちの会社だったら誰だってやってるって(‐∀‐;)


バカじゃない? 子供の屁理屈かよ!!


ってか、お金使い込みしたのに異動で済むの?


何故クビじゃないの?


そしてまた会社のお金使おうとしてるでしょ。


佳代子の借金を会社のお金でどうにかしようとしてる。


もうクビだな。



飛鳥は嫉妬で先生に慎一の万引き写真見せるの?


慎一ピンチか?





第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話

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レアル勝ちきれずドロー

2013-05-30 21:58:57 | レアル・マドリード【リーガ】

■ リーガエスパニョーラ 第37節 ■

レアル・ソシエダ(5位/勝ち点58)
              レアル・マドリード(2位/勝ち点81)

アウェイ、アノエタで対戦。



【出場選手】

GK : ディエゴ・ロペス

DF : カルバーリョ、マルセロ(82分、ナチョ)、アルベロア、アルビオル

MF : エシアン、モドリッチ、ケディラ、カジェホン(70分、エジル)

    カカ(67分、ディ・マリア)

FW : イグアイン



【控え選手】

アダン(GK)、ペペ、ナチョ、ディ・マリア、エジル、

ベンゼマ、モラタ



【結果】

レアル・ソシエダ 3-3 レアル・マドリード



【得点】

0-1  6分  イグアイン

ミケル・ゴンサレスのパスミスを奪ったイグアインが

ボックス内に侵入し右足でシュート。


0-2  57分  カジェホン

カカの折り返しに反応したカジェホンが、

最終ラインを抜け出してボールを押し込む。


1-2  64分  シャビエル・プリエト(PK)


2-2  78分  グリズマン

カルロス・マルティネスのクロスからグリズマンがシュート。


2-3  80分  ケディラ

ケディラがエジルとのワン・ツーから

ボックス内に入り込みループシュート。


3-3  93分  シャビエル・プリエト

アギレチェの折り返しに反応したプリエトがゴールに突っ込む。



【順位表】 上位5位まで

1 バルセロナ                勝ち点 97

2 レアル・マドリード             勝ち点 82

3 アトレティコ・マドリード            勝ち点 73

4 バレンシア                勝ち点 65

5 レアル・ソシエダ              勝ち点 63



【得点ランキング】 上位5位まで

1 リオネル・メッシ(バルセロナ)                 46

2 クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)       34

3 ラダメル・ファルカオ(アトレティコ・マドリード)       28

4 ロベルト・ソルダード(バレンシア)              22

5 アルバド・ネグレド(セビージャ)               21



【次節・第38節(最終節)】

6/1   オサスナ(16位/勝ち点39)

ホーム、サンティアゴ・ベルナベウ・スタジアムで対戦。





ん~・・・なんともいえないな・・・


コパも破れてしまったからタイトルは全滅。


もう誇りのみで戦うしかないのに・・・


残すは最終節のみ!!


きっちり勝って終わりたい。

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