まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

神様のカルテ2 / 夏川草介

2014-03-30 22:49:26 | 小説・その他本


   

栗原一止は、夏目漱石を敬愛する信州の内科医だ。
「二十四時間、三百六十五日対応」を掲げる本庄病院で
連日連夜不眠不休の診療を続けている。
四月、東京の大病院から新任の医師・進藤辰也がやってくる。
一止と信濃大学の同級生だった進藤は、
かつて“医学部の良心”と呼ばれたほどの男である。
だが着任後の進藤に、病棟内で信じがたい悪評が立つ。
失意する一止をさらなる試練が襲う。
副部長先生の突然の発病—
この病院で、再び奇蹟は起きるのか。





シリーズ第2弾。


何組かの夫婦が描かれている巻。


中でもトヨさんマゴさん夫婦に泣かされた。


古狐先生夫婦の最期の星空のシーンは感動。


古狐先生の人望が周りをそういう気持ちにさせたのだろうと思った。


「医師の話ではない。人間の話をしているのだ」


と言ったイチさんの言葉は心に響くものがある。


イチさんを支えるハルの懐の深さは健在。


この小説は悲しさの中に温かさのある素敵な小説だ。


読み終えた後すぐに読み返したくなる。

コメント
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