私は昔から、一つの考え方をもっています。
「心動く、楽しいことからやる」ということです。
その結果、
本を出したり
人前で講演をしたり
ウキウキすることが湧いてきます。
そして、
これからもきっと、
楽しいことを続けたいというモチベーションは尽きることがないでしょう。
楽しいことだから、
どんな困難な状況に陥っても、
やる気を失うことなく、
どんどん前に進んでいく自信があります。
ここには、
どんな状況でもモチベーションを維持し、
それを結果につなげていくヒントがあります。
それは、
「結果や成果、成功のために努力しない」
ということです。
努力が確実な成果に結びつく時代には、
たしかに成功を目指すことは「正攻法」だったかもしれません。
しかし、先の見えない現在において、
達成できるかわからない成功を目指すことは、
かえってモチベーションを下げてしまうでしょう。
にもかかわらず、
多くのビジネス書は、
努力の結果、
必ず成功するかのように書かれています。
残念なから
「努力することで必ず成功する」ということは、
ありません。
成功が約束されない時代には、
もっと悪いことに、
成功を目指そうとすればするほど、
努力が辛いものとなり、
成功から遠ざかってしまうことさえあります。
ですから
「成功するために努力しよう」という目的の設定が間違っているのです。
努力そのもの、
取り組んでいることそのものが楽しい、
ワクワクする、
どんどんやりたい・・・・・。
そうした気持ちから、
無心に取り組む。
その結果、思いもかけない成果を手に入れる。
成功は直接の日的ではなく、
あくまで副産物として考えることが重要なのです。