コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

壁を突破する質問

2019-07-12 06:37:18 | Weblog
人は何か新しいことにチャレンジする時、
どんなことを考えるのでしょうか?

コーチングでは
「それを解決するための方法があるとしたら、何ですか?」
とよく質問します。

何気ない質問に見えますが、
相手から解決を引き出すとてもパワフルな質問なのです。
ボイントは
「あるとしたら」という前提を設けてあるという点です。

普通の質問なら
「それを解決するための方法には、何がありますか?」
という質問になりますが、
これだと
「思いつきません」
「ありません」という逃げ道があります。

ところが「あるとしたら〜?」という質問を用いると
その逃げ道が無くなるのです。
「ある」という前提がありますから、
「ない」「できない」という選択肢がなく、
何とか回答を考えざるを得なくなります。
これが、
相手が自ら壁を突破して発想を拡げるための質問なのです。

たとえば学生が
「もっと成績を伸ばしたい」と言っているならば、
「成績を伸ばす方法があるとしたら、何ですか?」
と投げかけることです。

いつもなら「自分にはどうしようもない」と思っている学生も、
ここでは知恵を絞っていつも考えないことまで考えます。

すると「計画を立ててみる」というアイデアや、
「いろいろな友達に聞いてみる」
あるいは「先生に不得意なところはどこか聞いてみる」
といったアイデアが出てくる可能性があります。


相手のやる気を引き出す動機づけ

2019-07-11 06:05:30 | Weblog
職場で人はなぜ満足を覚えるのでしょうか?

社員に一層頑張って働いてもらうために、
刺激策を取ります。
モチベーションと呼ばれるものです。

モチベーシヨンは昔から研究されていて、
F・ハーツバークの「二要因説」が有名です。

彼は、
人が職務に満足を覚えるのと、
不満足を感じるのは、
まったく異なる要因によると述べています。

職務に不満足を覚えるのは
「あればあったで、当たり前なければ一辺にやる気をなくす」もので
ハイジーン・ファクター(衛生要因)と呼びました。
そして
「本当に前向きにやる気が起きるもの」を
モチベーション・ファクター(動機づけ要因)といいました。

そこで彼がモチベーション・ファクターとして挙げているのは
「達成」「承認」「仕事そのもの」「責任」「成長」「昇進」などです。

コーチングはまさに、
本人の仕事がより高い目標を「達成」することを願っていますし、
潜在能力や人格を「承認」していますし、
自ら考えるという「責任」をもたせていますし、
プロフェッショナルとしての「成長」を目的としています。
まさにモチベーション・ファクターを満たすことなのです。

モチベーションを与えることは褒めるだけではありません。
批判したり、叱るよりは褒めるほうがいいのですが、
これだけでは本当のモチベーションにはなりません。

相手の喜びや悲しみを共有する、

これがモチベーションを与えることになるのです。

共感的理解をし、
彼の目で彼の心情世界を見ることができることなのです。

そのためには、相手の長所を見る、
結果でなくプロセスを重視する、
他の部下との比較は避ける、
相互依存することを教える、
そして未来を見つめることです。

物が多くなると、不自由になる

2019-07-10 06:49:07 | Weblog
たちはなぜ、
物を持つのでしょうか?

もっとわかりやすく言うと、
なぜこれ以上、
さまざまな物を購入しようとするのかということです。

なぜ買うのか?
今ある物で十分ではないですか?
なぜ十分ではないと感じてしまうのでしょうか?

私たちの脳には「物質幸福主義」が刷り込まれていませんか。
物を買い、
物に囲まれた豊かさこそが
究極の幸せであると
錯覚させられてきたからなのではないでしょうか。

近年、捨てることの重要性を説く人が
次々と登場していますが、
そもそも物を持つことに執着心や幸福感がなければ、
こういうことは話題にならないと思います。

物が増えると一時的に愉悦を覚えると思いますが、
それは次第に雑念や邪念を持つことになります。
もっと買わなければ、
もっと人が持っていない物が欲しい、
もっともっとという病に遮りつかれるのです。
いろいろな物を持つことで自分が人並み、
あるいは平均よりも少し高い所に位置したように錯覚しますが、
そもそも人並みとか平均という実証デー夕は存在しません。

身軽になって
自由に生きられる生活も
面白いと思いませんか。


夢はダイヤモンド

2019-07-09 06:24:44 | Weblog
夢はダイヤモンドです。
それは
小さくても、
十分に美しく輝きます。

ダイヤモンドは、
美しい。
きらきらと輝くダイヤモンドは、
多くの人々を魅了します。
美しいものに、
大きさは関係ありません。

もちろんダイヤモンドは、
大きくても美しいですが、
小さくても十分に美しく輝きます。

夢も同じく、
ダイヤモンドです。

大きな夢もすばらしいですが、
小さな夢でもいいのです。
小さくても、
夢は夢です。
ダイヤモンドと同じ
美しい輝きを放っています。

いつか自分の店を持ちたいという夢も、
小さなことかもしれませんが、
本人にとってはダイヤモンドです。

「こういう生き方をしたい」という希望は、
何よりも美しい輝きを放っています。

なぜ、
夢のある人は、
美しいのか?

夢そのものが、
ダイヤモンドだからです。
夢は、
あるだけで、
美しいのです。
小さくでも、
十分に美しい輝きを放っています。

夢を持っているということは、
ダイヤモンドを持っているということです。

すばらしい宝石を手にしています。
すばらしいものを持っているのですから、
自信をもって、
堂々と生きることです。


悩みは必ず解決する

2019-07-05 05:44:53 | Weblog
松下幸之助は松下電器を戦前に創業し、
戦後の発展もすさまじく、
日本を代表する世界的な雷機メーカーです。

松下の言動は、
常に世の注目を浴びています。
彼は
・自分に学歴がなかった、
・自分の体が弱かったこと
を成功に理由として上げています。

だから、
人の意見を素直に聞き入れ、
よく考えてそれを取り入れて実践したのです。

さらにもう一つ理由を挙げるとすれば、
自分を運のいい人間だと思い込んでいたということです。

そうすることで、
自分は結局は成功していき、
幸せになると信じていた。

実際は随分不幸な目に遭っていると思います。
また、随分悲惨な目にも遭っています。

例えば、
父親が投資で失敗したため、
小学生の高学年で学校を辞め、
丁稚奉公に出されています。
父も、母も、そして、姉も次々と死んでしまいます。
彼自身は体が弱くて、
勤め続けることは難しいと、
独立をしました。

何の財産もないので、
おしるこ屋さんでもやろうと考えたが、
妻・娘やその弟たちの力を借りて
松下電器をつくって、
伸びていきました。

そんな苦しみ、悩み、失敗があると、
普通の人間ならばその不幸を嘆くでしょう。
しかし、
彼は心の底からこの世に感謝すると同時に、
「人間は本来、悩みなんかないはずであって、
すべての悩みは解決できるようになっている」
と思い込んでいました。
だから必ずうまくいくのである。

途中で、
どんなに難しい問題が起きようとも、
必ず解決してうまくいくことになっているから、
結局成功するということです。


志を立てるのには遅すぎることはない

2019-07-04 06:05:24 | Weblog
子曰く
吾十有五にして学に志し
三十にして立ち
四十にして惑わず
五十にして天命を知る
六十にして耳順い
七十にして
心の欲する所に従いて矩をえず

中学生のころに覚えた有名な論語です。

これから孔子は
40歳まではあれこれと悩んだということが読み取れます。
孔子は聖人言われますが、
実は体は大きく、
若いころは貧しさから何でもやったらしい。
母親の素性もよくわからないといいます。

それでも力いっぱいに生きた。
失敗も間違いも多くした。
だから孔子の教えの中核は、
過ちを認める人、
過ちを改める人こそが成長するというものです。

反対に、
自分の過ちを認めない人、
言い訳ばかりする人、
人の失敗ばかりを喜ぶような人は、
つまらない人となり、
成長できない人となると言います。


つまり、
過ちや失敗を反省し、
改めていくことで、人は成長していけるもので、
本物となれるのです。

また、
その志を立てるのには遅いということはないのです。

孔子生き方もそうでした。
10代後半、20代、30代というのは、
全力で自分のやるべきこと、
やりたいことに取り組まなくてはいけない。

すると、失敗や過ちは必ず起きます。
そこで次にどのように自分を変え、
成長させるかでその人の人生が決まります。

つまり、
過ち・失敗は大いにして、
それをどう乗り越え、
改善していくかにすべてはかかっているのです。
全力投球でチャレンジしていく中で、
失敗して、
そこから改善していくことで人は鍛えられて、
本物になっていきます。

だから、志を立てるのには遅すぎることはないのです。


人間性を磨く

2019-07-03 06:06:54 | Weblog
アインシュタインは誰もが知っている物理学者です。
相対性理論というのは知らなくても、
その言葉を聞いたことがあるはずです。

アインシュタインに絶大な人気があるのは、
その人間性です。

天才であり、
子どもみたいな純粋な心と行動力を持ち、
私たちに親しみを感じさせてくれます。

彼のことを天才と言ったが、
彼自身は天才などとは思ってもいなかったようです。

「私は天才ではありません。
ただ、人より長くひとつのこととつき合ってきただけです」とか、
「私には、特殊な才能はありません。ただ、熱狂的な好奇心があるだけです」
「私にはよいアイデアは浮かびますが、他の人もそうです。
ただ、私の場合、幸福だったのは、
そのアイデアが受け入れられたということです」
と言っています。

実際に若いころは順調な人生ではありませんでした、
だからといって、
自分の生き方を変えて、
まわりに合わせていこうという考えもあまりなかったようです。

5歳までは、
ろくにしゃべれなかったようだし、
数学はできても、
苦手な科目もあって大学受験に失敗したり、
兵役検査にも不合格になっています。
最初から学者として見込まれたわけではなく、役人の経験もしている。
小さいときからバイオリンが好きで、モTツァルトを愛したらしいが、その腕前は
「相対性理論」にひっかけて「相対的なプレイヤー」と言われたらしい。つまりそんなにうまくなかったということだ。

アインシュタインは言います。
「挫折を経離したことがない者は、
何も新しい事に挑戦したことがはいということだ」
「自分自身に誠実でない人間は、他人から重んじられる資格はない」
「困難の中に、機会がある」
「すぐれた科学者を生み出すのは知性だと人はいう。
彼らは間違っている。それは人格である」

アインシュタインの言葉はどれも感動します。

それはやはり、
その人生哲学が本物だからです。

自分を信じる

2019-07-03 06:06:06 | Weblog
自分を信じることができれば、
他人も信じられるようになる。
するとより大きなことができる

まもなくラグビーWCが開かれますが、
ラグビーの最強国の一つは、
南アフリカスプリングボクス。
そこに、
二ユージーランドのオールブラックス、
オーストラリアのワラビーズとなどがあります。

南アフリ力のラグビーが強くなったのは、
ネルソン・マンデラのお陰です。

マンデラは27年間も牢獄に入れられました。
白人の黒人差別に対する反対運動のリーダーとして目をつけられ、
白人政権によって犯罪者とされ、
壮年までのほとんどを牢獄で過ごした。

それを耐える大変さを考えると想像を絶するほどです。
しかし、
マンデラの凄すぎるところは、
解放されて、大統領にかつがれても、
白人たちを憎むという行動に出なかったことです。

もちろん、
差別政策は憎んでも憎み切れないと思ったはずですが、
それよりも、
未来の南アフリカをよくしていかなくてはならないと、
先のことに目がいきました。

そこで、
それまで白人階級の人気スポーツだったラグビーに黒人も参加させ、
白人と黒人が共に力を合わせていこうと提言しました。

マンデラは過去を憎むのではなく、
白人と協力してよい国にしていかなくてはならない。
そのためにラグビーを、
その象徴にしたいと考えたのです。

白人選手たちからも、
黒人側からも、
「そんなの無理だ」との声が上がりました。
しかし、
マンデラという人は、
よいことだと思えは何でもやってやろうとし、
不可能なことなんてないはずだと思っていたところが、
素晴らしいところです。

絶対あきらめない自分を信じること。


努力は必ず報われる

2019-07-01 06:13:40 | Weblog
ブロ野球の世界で天才肌イチロー選手などの言動を見て気づくことは、
努力は必ず報われることです。

才能のある人ばかりが集まるブロスポーツの中で
抜きん出て成功するためには、
普通の人と同じ練習をしているだけでは難しい。
心を込めて精一杯の努力を続けなくてはいけません。

心を込めて精一杯というのは、
考えに考え抜き、
工夫に工夫を重ねて、
自分の持ち味を見出し花聞かせていくことです。

イチロー選手は最初にオリックスに入団した。

しかし、
当時の監督から体が小さいと見られ、
プロで活躍できないとされた。

運よく監督は交代し、
仰木彬氏が監督となって彼を見出した。

イチローは二軍から上がると、
そのチャンスを生かし、
あれよあれよという間に大スターになった。

もちろん、イチローはとてつもない野球の才能があった。
しかし、
それでもやはり「もう駄目だ」と
辞めてしまってもおかしくないときは何度も来た。

それでも、
自分を信じて努力を続け、
その上で、
よき師との出会いとチャンスを見事に生かしている。

確かに言えるのは、
いくら抜きんでた才能があっても
通用する世界ではないということです。

誰にも負けない努力があってこその活躍だったのは、
彼の人生を見るとはっきりしています。

では、私たちが参考にできるものは何か?

それは自分の人生、
自分がやれるもの、
やりたいものを見つけて、
そこに集中して頑張るということではないか。

野球のように華やかな世界ではないかもしれないが、
誰にだって自分の好きなこと、できることはあるはずだ。
これを見つけて追うことは私たち凡人にもできる。

せっかくいただいた人生だから、
思う存分、自分がやれること、好きなことを頑張ってみたいものです。