もう何十年になるかな?私と「赤毛のアン」との出会いから。
子供から大人まであらゆる世代に人気がある「赤毛のアン」。
公に出版されてすでに100年がたちますが、日本人は今でもアンのファンが
多いようです。

モンゴメリー作品、ざっと30冊はあります。
その証拠に、アンのストーリーの生まれたカナダのプリンス・エドワード島
(P.E.I)には多くの日本人観光客が訪れるそうです。
私は、「赤毛のアン」だけでなく、モンゴメリーの他の作品も読んでいます。
特に好きなのは「ストーリー・ガール」と「黄金の道」のセーラ・シリーズ
です。これは、モンゴメリー自身も好きな作品です。

モンゴメリーは、実は、私と同じ牧師夫人、つまり牧師の妻なのです。
カナダの長老教会系の。
だから、どの作品にも必ず教会のことや、聖書のことば、聖書的な考え方、
そして当時のアーリーカナディアンの生活がよくわかるんです。
女性なら特にそういう時代背景や生活面も興味があると思います。
パッチワーク、手作りのケーキやクッキー、料理の数々、生活雑貨など。

村岡花子訳、ご存じアンの10シリーズ。
当時のカナダ人の生活は教会生活と密接に関わっていて、切っても切れない
のです。いいえ、むしろ教会生活が土台といえるでしょう。
モンゴメリーのことをあまりよくご存じない方は、きっと「赤毛のアン」の
アンがモンゴメリーその人だと思うかもしれませんね。
でも、実は全く正反対の性格です。
アンは、どちらかというと「無鉄砲」「空想家」「おしゃべり」「前向き」
そんな感じですが、モンゴメリーは、むしろ内省的です。
アンと似ているところは、アンは孤児、モンゴメリーは母を亡くし、父とは
離れて暮らし、祖父母に育てられたという点です。
だから、モンゴメリー自身が語っているように、アンよりもむしろ
「エミリー」シリーズのエミリーに近いということです。

エミリー3部作。
モンゴメリーの信仰的考え方は、私たちの考え方とは少し違います。
それを承知の上で、なお私が彼女の作品を読むのかと言えば、アン自体が
好きなのであり、セーラが好きだからかもしれません。
そして、モンゴメリーのつらさ、苦しさに少しは共感できる点があったから
かもしれません。
モンゴメリーの作品を集めているうちに、やっぱり原語で読みたいと思う
ようになり、何冊か購入して読みました。
これから更に挑戦していくつもりです。

日本訳にないものが原語では載っているので、それもまた楽しみの一つ
です。
最近、なんと「こんにちは、アン」という小説が出版されました。
モンゴメリーはずっと前に亡くなったわけなので、他の人の作品です。
バッジ・ウィルソンという人。アンの出版100年記念事業として
モンゴメリーの子孫から委託を受けて書いたようです。

これは、アン・シリーズの第一作「赤毛のアン」で、アンが孤児院から
出て、カスバート家のマシューに出会う直前までの話が載っています。
もちろん、これは完全な創作で、アンの語った生い立ちなどからヒントを
得て書かれました。
モンゴメリーは今頃、天国でこの作品をどう思っているやら?
読み手としては、とても興味深く楽しい作品でしたけれど・・・。

他の物語です。

アンの関連本です。作者についても書かれています。
アンの魅力は、やはりアンの前向きさでしょうね。
失敗し続けてもくじけない。
「明日は、まったく失敗のない新しい日」という意味の言葉が好きです。
どんなに失敗しても、明日またやり直せる、明日はまったく新しい日なのだから。
そして、その失敗から何かを学んでいく前向きさがあります。
そして、養母マリラの変化も楽しいです。
堅くて厳格な性格の独身のマリラが、アンを育てていく中で、かなり砕かれ、
優しさや、ユーモアや、愛情が目覚めていく。
読む度に感動を新たにさせられています。
ここあでした~。
子供から大人まであらゆる世代に人気がある「赤毛のアン」。
公に出版されてすでに100年がたちますが、日本人は今でもアンのファンが
多いようです。

モンゴメリー作品、ざっと30冊はあります。
その証拠に、アンのストーリーの生まれたカナダのプリンス・エドワード島
(P.E.I)には多くの日本人観光客が訪れるそうです。
私は、「赤毛のアン」だけでなく、モンゴメリーの他の作品も読んでいます。
特に好きなのは「ストーリー・ガール」と「黄金の道」のセーラ・シリーズ
です。これは、モンゴメリー自身も好きな作品です。

モンゴメリーは、実は、私と同じ牧師夫人、つまり牧師の妻なのです。
カナダの長老教会系の。
だから、どの作品にも必ず教会のことや、聖書のことば、聖書的な考え方、
そして当時のアーリーカナディアンの生活がよくわかるんです。
女性なら特にそういう時代背景や生活面も興味があると思います。
パッチワーク、手作りのケーキやクッキー、料理の数々、生活雑貨など。

村岡花子訳、ご存じアンの10シリーズ。
当時のカナダ人の生活は教会生活と密接に関わっていて、切っても切れない
のです。いいえ、むしろ教会生活が土台といえるでしょう。
モンゴメリーのことをあまりよくご存じない方は、きっと「赤毛のアン」の
アンがモンゴメリーその人だと思うかもしれませんね。
でも、実は全く正反対の性格です。
アンは、どちらかというと「無鉄砲」「空想家」「おしゃべり」「前向き」
そんな感じですが、モンゴメリーは、むしろ内省的です。
アンと似ているところは、アンは孤児、モンゴメリーは母を亡くし、父とは
離れて暮らし、祖父母に育てられたという点です。
だから、モンゴメリー自身が語っているように、アンよりもむしろ
「エミリー」シリーズのエミリーに近いということです。

エミリー3部作。
モンゴメリーの信仰的考え方は、私たちの考え方とは少し違います。
それを承知の上で、なお私が彼女の作品を読むのかと言えば、アン自体が
好きなのであり、セーラが好きだからかもしれません。
そして、モンゴメリーのつらさ、苦しさに少しは共感できる点があったから
かもしれません。
モンゴメリーの作品を集めているうちに、やっぱり原語で読みたいと思う
ようになり、何冊か購入して読みました。
これから更に挑戦していくつもりです。

日本訳にないものが原語では載っているので、それもまた楽しみの一つ
です。
最近、なんと「こんにちは、アン」という小説が出版されました。
モンゴメリーはずっと前に亡くなったわけなので、他の人の作品です。
バッジ・ウィルソンという人。アンの出版100年記念事業として
モンゴメリーの子孫から委託を受けて書いたようです。

これは、アン・シリーズの第一作「赤毛のアン」で、アンが孤児院から
出て、カスバート家のマシューに出会う直前までの話が載っています。
もちろん、これは完全な創作で、アンの語った生い立ちなどからヒントを
得て書かれました。
モンゴメリーは今頃、天国でこの作品をどう思っているやら?
読み手としては、とても興味深く楽しい作品でしたけれど・・・。

他の物語です。

アンの関連本です。作者についても書かれています。
アンの魅力は、やはりアンの前向きさでしょうね。
失敗し続けてもくじけない。
「明日は、まったく失敗のない新しい日」という意味の言葉が好きです。
どんなに失敗しても、明日またやり直せる、明日はまったく新しい日なのだから。
そして、その失敗から何かを学んでいく前向きさがあります。
そして、養母マリラの変化も楽しいです。
堅くて厳格な性格の独身のマリラが、アンを育てていく中で、かなり砕かれ、
優しさや、ユーモアや、愛情が目覚めていく。
読む度に感動を新たにさせられています。
ここあでした~。