昨日の畑の続きです。
畑近くの野原の野草や昆虫を紹介します。
昆虫が苦手な方はご注意下さい。
まずは植物から。
ルドベキア。いつもこの時期に咲いています。
あちこちに種が飛んだものでしょうね。
トラノオもあちこちにありました。
これは和の雰囲気があって、涼しげで好きです。
コバンソウに似た「ゴウソ」です。
春には青く、初夏には茶色になっていました。
ドライにできそうですね。
合歓の木。畑の周囲に幾らかあります。
花が珍しい形ですね。
背が高くて届かないので、香りがあるのかわかりません。
こちらはクズの花です。
クズはとても強くて、あちらこちらにツルを這わせ、
電柱にまで絡みついて、花を咲かせています。
花は濃い紫や小豆色で、とてもキレイですよね。
田のあぜ道に1株だけギボウシが。
こんなところに何故?
もしかしたらギボウシではないとか??
***
ここから昆虫です。
畑にもナナホシテントウがいました。
もう少し増えてくれると思います。
小さなカマキリもいました。どんどん大きくなって、
益虫としての働きをしてくれると期待しています。
畑には、すでに害虫のテントウムシダマシ
(ニジュウヤホシテントウ)や、ナメクジ、アブラムシ、
カメムシなどがたくさんいました。
無農薬栽培の我が家なので、
薬の代わりに頼っているのが益虫たち。
今年もがんばれ!!
田んぼには、ハラビロトンボ♂がいました。
シオカラトンボより小さくて、尾は白一色。
畑の隣の雑木林の上空を、止まることなく飛び続けるトンボ。
なかなか止まりません。コシアキトンボです。
普通のよく見る黄色いトンボは植物に止まるのに、
まったく止まらないし、下りても来ません。
撮影は無理でした。証拠写真です。
お腹が一部白いトンボです。
大きさは、アキアカネくらいでしょうか。
最後は、大きな虫です。
1年に1、2回くらい見かける「ゴマダラカミキリ」。
結構大きめですよ。
白黒はっきりして目立ちます。
カミキリは害虫で、作物や花も食べてしまいます。
幸い畑までは来ないのです。
周囲においしい食べ物が豊富だからですね。
さっきから私は「益虫」「害虫」と分けていましたが、
それは人間の側から見た分類です。
(人間の都合です。)
生態系の視点で見ると、どれも必要な生き物で、
それぞれに役割や使命が与えられているのですよね。
喰うか喰われるかの世界ではありますが、
生態系がうまく回っている時は、実はヒト科にも
とても優しい世界なのだと思います。
ここあでした。
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