ドバイのおとな

2006年03月15日 | 風の旅人日乗
3月13日午後。
いい感じの睡眠から覚めて、腹が減ったのでホテルのプールサイドでシーザーズサラダを食べていたら、チーム・ニュージーランドの見慣れた面々がぞろぞろと歩いてくる。
お互いにこんな所で会うことにビックリ。

チームニュージーランドは、メインスポンサーのエミレーツ航空のイベントに参加するためにドバイに来ているらしい。ぼくは、ラッセル・クーツとラッセル・クーツ44に乗るためにドバイにいる。

チームニュージーランドの面々は公式イベントだから常にチームNZのユニフォームを着ている。ぼくはラッセル・クーツ44のロゴが入ったウエアを着ている。
ラッセルとヨロシイ関係とは思えないグラント・ダルトンがこのチームを率いている。
微妙な感じだ。お互い、グラント・ダルトンのいないところで会うとささっと近況の話をし、彼がいるところでは目で挨拶するだけで、距離を置く。みんな、大人だよなあ。

午後、ビーチを走る。砂は細かく、足の裏に気持ちがいい。
水は透明できれいだ。アラビア湾の海水である。
ビーチから海に視線を向けている限りはいい感じなのだが、一旦後ろ、内陸側を振り返ると、ビックリ。街全体が工事現場だ。市内で180以上の高層ビルが建設中らしい。よくもまあこんなにたくさんのビルがいっぺんに建設できるもんだ。世界中のゼネコンが潤っているのだろう。
観光地としてのドバイの景観が完成するのは、3年か4年先のことだという。

ドバイはねむい

2006年03月15日 | 風の旅人日乗
3月13日
夜明け前の、早朝のドバイに着いた。
出国手続きを終えて空港を出て、恐ろしいほどのスピードで走るタクシーに乗り、ホテルの部屋に入ってカーテンを開けたら、霞んだ空に朝日がぼんやりと浮かんでいた。
周りは建設中の高層ビルだらけ。話に聞いていた“夢のようなリゾート、ドバイ”とはちょっと、いや、かなり異なる景色。
この謎は、午後調べることにして、ちょっと寝よう。
来る飛行機の中では、隣に座った変人親父のせいでまったく寝られなかった。
糊がきいてて、ひんやりとしたシーツが気持ちいい。よく眠れそうだ。