肉体あっての頭脳労働なのさ

2006年03月22日 | 風の旅人日乗
3月21日
昨日20日の朝から21日の夕方まで、関西の新西宮マリーナに出かけて、備品、セールの積み込みなど、久し振りにヨット系肉体仕事に従事した。
そのおかげで、20日夜の、JR西宮駅前の焼き鳥屋での日本酒が、果てしなく美味しかった。最初のうちは頭の隅にキッチリ覚えていたのに、杯を重ねるにつれ、その日のうちに提出しなければいけない原稿の校正のことなど、すっかり忘れてズッポリと飲んでしまった。

今日21日は、朝から荷物の積込みとエンジン整備で、帰りの伊丹発羽田便の時間までへとへとになるまで働いた。したがって、原稿仕事など到底できる時間などなかった。机の前に座ってやる仕事は、昨日の夜やるべきだったのだ。と今更いってもそれはもう過ぎたこと。悔やんでも仕方ない。

その後始末として、今、羽田から葉山に帰りついたそのままの服で、風呂にも入れず、マガジンハウス社『ターザン』の、ボルボオーシャンレースの原稿校正と、ヨット専門誌のラッセル・クーツ44の原稿の校正をやってます。
もう22日の夜がしらじらと明けてきました。

さっき、日が暮れたばかりなのに、もう朝だ。なんてこったい!
海の上では、不安にかられて、天使のような夜明けを待ちわびているときに限って朝が中々来ないというのに、締め切りと戦っているときには、なぜか、意地が悪いくらい早く夜が明ける。

事態がここまで切迫してくると、原稿書きという仕事は、もはや頭脳ではなく体力の勝負だ。それなら自信があるよ。
とは言え、やっぱり、眠ーい、です。