グラントの哲学って

2006年03月16日 | 風の旅人日乗
3月14日
1月に乗って以来のラッセル・クーツ44で再びセーリング。
すぐ横では、チーム・ニュージーランドが30フィート艇と25フィート艇を使って、何かよく分からないイベントをやっている。
ラッセルはそのイベントのために打ったマークを、使って練習している。
ドバイの海に、見えない火花が散っている。
ウーム、ウーム。
だけんど、おいらには直接関係ないことだ。

朝、ホテルのトレーニング・ジムでグラント・ダルトンのすぐ横でエアロバイクを漕いでいるのだけれど、今のところ、取り合えず、完全に無視されている。

エミレーツがスポンサーに付く前、チーム・ニュージーランドが2007年のアメリカズカップへの挑戦が難しい局面にいたときに東京で会ったときはとても愛想がよかったのに、今や、世界の航空会社でもピカイチのお金持ち、エミレーツ航空というスポンサーを得て大チーム・ニュージーランドのボスとなったグラント・ダルトンは、ちょっと違ってきたな。

ぼくにセール・デザインの基礎を教えてくれ、ぼくが個人的に深く尊敬するトム・シュナッケンバーグをチーム・ニュージーランドから追い出した人間として、ぼくにもグラント・ダルトンという人物に偏見がある。あ、いかん、いかん、話が熱くなり過ぎてきた。
まあいいか。人との付き合い方は人それぞれの哲学の問題だ。ほっとこう。