夏休みも終わり・・
ブログの訪問者数に影響が出ると思っていたのだが私のブログに関してはあまり関係ないようだ
比較的大人の世代が読んでくれているのだろうか?
まぁ、いずれにせよ私のブログに関心がある人が多いことは嬉しいことだと思う
楽器店のお兄さんなどはプロの立場でありながらユーザー層の拡大に消極的なのだ
「最近は他に興味を惹かれるものが多いですからね・・」
「ある意味ではギターを弾く人って特殊な存在かもしれませんね」
お兄さんの考えはつまりは会社の上層部の考えそのものだといえる
それがサラリーマンなのだ
最近は大人数のお姉さんが歌って踊ってというタイプの音楽が大流行りのようだが・・・
お姉さん達に興味はあるが曲にはまったく関心がないのだ
とりあえず、テレビをつけると流れているのでBGMのように聴き流している
ギター的な音楽が好きな人とは何かが違うような気がするのだ
如何だろうか?
まぁ、時代に流されることなく、自分が好きな音楽を楽しめば良いと思うが・・・
常連の皆さんにご報告があるのだ
実はまたまた、ちょっとした買い物をしたのだ
『エクスプレッションペダル』という名前を聞いたことがあるだろうか?

ローランドのEV-5というメーカー純正品なのだ
いわゆる『サブペダル』なのだ
「サブペダルって何・・?」
という人も多いと思うのだ
GT-100にも標準でペダルが装備されているのだがさらに外部ペダルやスイッチを接続することが可能なのだ
簡単に言うならば、標準のペダル機能がもう一つ追加されたような感じなのだ
微妙に制約はあるものの、ほぼ標準のペダルと同じ使い方ができるのが特徴なのだ
「何でワウが二つ必要なの?」
という人もいると思う
二つのペダルに同じ機能をアサイン(割り当てる)ことに意味はない
つまりはサブペダルにはまったく異なる機能をアサインすることで活きてくるのだ
ペダルというと無段階に可変するボリュームやワウをイメージする人も多いと思うが・・
このペダルはONとOFFのスイッチとしても使える優れモノなのだ

大きさはこんな感じなのだ
モーリーのワウと比較してみた

ペダルの可変範囲はモーリーよりも大きいと感じる
ペダル愛好家はこの辺りを非常に気にするようだ
私の場合はあまり気にならない部分なのだ
使っているうちに体で覚えてしまうのだ
サブペダルが加わったことでさらにGT-100の操作と設定が複雑になったのだ
これも特に問題はないのだ
ペダル機能は一種の『飛び道具』だと私は考えているのだ
必要な時に使えば良いとも考えている
「あったら便利かな・・?」
という感じなのだ
気になるものを我慢するのは精神的にストレスなのだ
金額的に買えるものは躊躇なく購入するのが私流なのだ
このペダルは機能的には非常にシンプルなのだ
その証拠に他社の製品でも使えるのだ

あとでご紹介する予定だがzoomG3の外部入力にも反応するのだ
逆も然りなのだ
Zoom製のペダルもローランドや他社の製品で使えるのだ
取り扱い説明書などには
”他社の製品は接続しないでください・・”と書いてある
当然といえば当然なのだ
すでに所有している他社の製品を流用されては売り上げにつながらないのだ
ちなみにzoomのギター用G2Nuとベース用B2でも動作を確認できたのだ
zoomにもワウ系が入っているのだがGT-100を知った者としては『オモチャ感』が否めない
とりあえず、ペダルの動作を確認できたということで今後は接続して使うことは少ないと思う
むしろ、zoomでワウを踏みたくなった時にはモーリーを接続する方が現実的だと思えるのだ
さすがにアダプター駆動のワウペダルは何かが違うと思う
ワウという部分に限っては万能のGT-100も負けを認めざる負えない

まぁ、GT-100の遊び道具が一つ増えたと考えれば良いと思う
すでにペダル付きのマルチを持っている人は知っていると思うが・・
これから購入を検討している人に向けてもう少々補足しておきたい
ペダル≒ワウという印象を持っている人も多いと思うが実際には色々な使い方ができるのだ
歪み系のゲイン量をコントロールしたり、コーラスやフランジャーのレイト(揺れの速さ)を
リアルタイムに変化させることもできるのだ
興味ある人はyoutubeにアップされているGT-10を使ったSUGIZO氏の動画を参考にしていただきたい
使い方には非常にセンスが問われるがかなり面白い音作りができると思う
ペダルの話はこの辺で・・・
最近になってアリアのアームのバネを2本から3本に戻したのだ

ストラトも3本のバネを採用しているのだが若干操作感が軽いように感じるのだ
それに合わせる為にアリアのバネを2本に変更してみたのだ
軽いフィーリングは気にいっていたのだが気まぐれで元にもどしてみようと思ったのだ
ギターのメンテでは良くあることだと思う
これだ!という答えはないのだ
最近になって工具箱の中に一本だけバネが残っているのに違和感を感じてきたのだ
色々と試しながら最良の状態を見つければよいと思う
ボディ裏のパネルを開いたところなのだ

油性のマジックで目安の印を付けているのだ
②はバネ二本、③はバネ三本のおよその目安なのだ

アーム付きのギターを購入したにも関わらず、アームを使わない人も多いようだ
クラプトンの影響もあるのかもしれないが勿体ないと感じてしまう
アームを使わない理由の一つにチューニングの狂いが挙げられる
確かにアームを使えばチューニングは狂い易いかもしれないが調整で狂いを最小に抑えられるのだ
中にはアームの使い方が分からないという人もいるようだ
『使いどころ』は確かに微妙だと思う
アームの調整においてお約束がある
それは『フローティング』なのだ

”浮いている・・・”という状態なのだ
ブリッジが平行である必要はないのだ
音程的に上下に動かせれば、すべてフローティングということになる

弦とバネの張力を絶妙の位置でバランスさせるのだ
これにはちょっとしたコツと経験が必要になってくる

ベテランだからといって調整が上手というわけでもないようだ
これだからギターは難しいのだ
楽器店のお兄さんでもレスポール派の店員さんはこの作業が苦手なのだ
これは事実なのだ
自分に必要ない作業はあまり深く掘り下げない傾向がみられるのだ
アームの調整で勘違いしている人も未だ多いのも事実なのだ
バネを思いっきり締め上げてブリッジのお尻をボディにベタ付きさせているギターを見かける
アームアップは必要ないという考え方からこのような調整をしているのだと推測できる
弦の張力よりもバネが勝っているのだから、理論的に正しいように感じると思う
しかしながら、こんな調整では絶対に正しいチューニングはできない
アームダウン一発で必ず音程が狂ってしまう
しかも、アーム棒の動きが異様に硬いのだ
バネを締め上げているのだから当然なのだ
ほとんどアームレスのギターと変わらない状態なのだ
ちなみにこのような状態でアームを使わなければチューニングは狂わないのだ
アリアとストラトでもフローティングの状態は異なるのだ
アリアの場合にはバランスをとった状態に調整するとブリッジがほぼ平行の状態になる
一方のストラトは若干尻あがりの状態で落ち着くようだ
ストラトの場合、アームアップ時のブリッジの逃げがないのだ
特に弦高を最低限まで下げている状態なら尚更なのだ
それゆえにこのように多少尻あがりの状態がベストだといえるのだ

人によってはリペアショップに持ち込み、ブリッジの裏側を掘ってさらなるアームアップを試みることもあるようだ
ボディに傷を付けるのも嫌だし、何よりルックスが私の好みではない

ちなみにこのような尻あがりの状態で半音ほどアップができるのだ
私にはこれで十分なのだ
チョーキングの半音上げとは異なる微妙な変化を楽しめる

アリアは1音ほどアームアップできるのだ
さらに弦の巻き方も最近になって変更したのだ
ご存じだと思うがストラトはロック式のペグなのでほとんど巻きが必要ない

一方のアリアは通常のペグなのでしっかりと弦を巻きつける必要がある

弦の巻き数もメンテ的には非常に奥深いものがある
たくさん巻けば良いというものでもない
少ない巻きは論外なのだ
巻き弦で2巻き、プレーン弦で3巻きが最低限度だと思う
これ以上多く、巻くには特に問題はない
アーム付きギターの場合は煮つめが必要になる
ペグとギターのバランスが重要なのだ
先に述べたが弦の巻き方の何を変更したのか?
今までは巻き弦はそのまま、ポストに巻きつけていたのだ
特に問題はなかったのだが激しいアームでは若干音程が狂うこともあったのだ
大人しいビブラート程度ではほとんど狂わない
トレモロアームの宿命として諦めていたのだ
先日、書店で野村義男氏が執筆する本を見かけたのだ
演奏テクと共にメンテにも触れていたのだ
流石に700本近いギターを所有するだけにメンテにも精通しているようだ
「弦の巻き方って色々あるけど、俺は最近はこんな風に巻いてるよ~」
「ポイントは巻き始めの弦を次の弦で押さえ込むことろかな~」
「まぁ、みんなも色々と試行錯誤しながら自分の方法を見つけてね」
という感じの画像入りの文章だったような気がする・・
一昔前の弦は非常に精度が低かった印象がある
最近の弦は耐久性にも優れ、滑りにも強い印象がある
それ故に最近では巻き弦は穴に通した後にはそのまま巻きつける方法が主流になりつつあるのだ

実際に私もそのような方法で使っていたのだ
野村氏のアドバイスに従い、久々に古いタイプの方法で巻きつけてみたのだ
弦のストックがあるので特に失敗は恐れないのだ
自分のギターに合っていないならば、元に戻すだけの話なのだ
結論として私のアリアには良いように感じた
巻き弦側を例にあげると穴に通した弦の上側に一巻き、穴の下側に二巻きという感じなのだ
プレーン弦もこの方法で巻き直したのだ
かなり激しいアーミングをしてみても狂いは最小なのだ
チューニング狂いで悩んでいる人は試してみる価値があると思う
話は変わるが・・・
もうしばらくは使えると思うが・・・
アリアのフレット交換まで一年はないと思っているのだ
ケチ臭く使いきれば、もう少し使えると思う
色々なフレットの形状や素材を研究しているのだ
基本的にニッケルとステンレスという素材が使われているのだ
普通のギターにはほぼ100%に近い割合でニッケルが使用されている
ステンレスの大きな特徴は摩耗に強い素材であるということなのだ
チョーキング削れなどを最小限に抑えることができる
良いことばかりではない
音が非常に甲高くなってしまうらしい
実際にステンレス製のフレットのギターを弾いたことはないのだが楽器店のお兄さんの弁なのだ
とにかく、何でも試しているのには脱帽してしまう
正真正銘のギター好きなのだ
私もギター好きだが唯一身近の人間で負けを認める人物なのだ
「以前にステンレスのフレットを打ったことがあるんですけどすぐに取っちゃいましたよ」
「音が痛いんですよね・・ なんていうかキンキンなんですよ トーンを絞っても変わりませんね」
実際の音を聴いたわけではないが何となく想像できるのだ
メタル系のような過激な歪みに対してはかなり音が抜けてくるようだ
ロック&歪みという限定付きならば使えるとお兄さんは言うのだ
以前の私ならば飛びついたと思うのだ
激しいチョーキングでの摩耗に耐え、歪み向きのフレット・・・
迷うことはないと思う
しかしながら、最近の私は非常に繊細な音にこだわるのだ
特に指弾きでのコードなどを多用するだけに時には暖かい音色が欲しくなるのだ
最近ではメーカーの努力の成果でニッケルのフィーリングを持ったステンレスも発売されているそうだ
フリーダムというカスタムメイドのギターメーカーの『暖』というフレットの評判が良いようだ
硬度という数値があるらしいが・・・
ニッケルを100に例えると通常のステンレスは約200くらいの硬さになってしまうらしい
摩耗に強いのも納得なのだ
この『暖』というステンレスフレットは硬度130くらいに設定しているというのだ
文系出身なので理論的なことは分からないが凄い技術らしい
実際に行きつけの楽器店のお客さんの中にこのフレットに打ちかえた人がいるようだ
「弾きやすいって言ってましたよ~」
「減りについてはまだ未知らしいですけどね」
フレットの交換までにはもう少し時間があるのでフレットについて調査してみたいと思っている
話は変わるが・・・
読者の皆さんのギター選びの基準は何だろうか?
購入金額とルックスという人も多いと思う
それも良いと思う
私の場合にはそれに加えて『精度』を重視するのだ
ざっくりと精度と言い切ってしまったが・・・
ギターにおける精度は音程の正確さだと思っている
音程を測る基準の一つとして『和音の美しさ』が挙げられる
特に10F以上の高音域における和音のバランスは重要だと思う
最低限の調整としてピッチ調整は欠かせない
これには徹底的に時間をかけるべきだと思うのだ
残念ながら、ピッチ調整をしてもキレイな和音が出ないギターも平然と売られているのだ
聴き分けられない人はそれでも十分に満足できると思う
最近はフレットのマーカーにコンピューターを使っているので製作工程の技術は格段に進歩したようだ
3万円未満のギターでも以前のような粗悪な品は少なくなったという
楽器店を訪れるお客さんにはいまだに『神話』があるようだ
”高いギターは良い!”なのだ
いくら以上が高いのか?
何をもって良いとするのか?
判断基準は人それぞれのようだ
ギターを弾き始めて数年くらいすると漠然とUSA製のギターに憧れるという
先進国の仲間入りをした現在でも欧米に対する強い憧れがあるようだ
実際にたくさんのギターを取り扱っている現場のプロたちは口を揃えて言うのだ
「品質は絶対に日本製です!」
「USA製にもハズレも多いんですよ」
あくまでも品質の話なのだ
趣味の世界であるギターにとっては『色気』も多少は必要だと思う
質実剛健ならば完璧という世界でもない気がするのが難しい・・
ハイポジでのコード弾きは奥深いのだ
私の二本のギターは合格点なのだ
今までのギター達の中でも特に音のバランスが整っているように感じる
それ故に結果として手元に残ったのだと思うのだ
弦交換、バネの調整、ブリッジの調整・・何かを調整した後には必ずピッチ調整が必要なのだ
とくに大きくピッチが狂っているわけでもないがここは完璧に押さえておく必要がある
楽器店のお兄さんの話だが・・・
持ち込まれるギターの半分以上はピッチが狂っているそうだ
厳密には各弦の駒の調整も微妙なものが多いようだ
楽器店では必ず最良の状態(万人向け)で店頭に並べているはずなのだ
つまりは購入後にどんどんと妙な方向へと行ってしまうのだ
定期的に楽器店でチェックしてもらえば良いのだろうが・・・
実際にはその狂いにすら気付かないことが多いのだ
メンテに自信がない人は数千円をケチらないで一度楽器店で診断してもらうことをお勧めする
年に一度のギターの健康診断と思えば高くはないと思う
狂った音程のギターで練習しても心地良い音楽は奏でられない
ここでも、常々言っている『耳の力』が必要になってくるのだ
これはギターテクと同等に大切なことだと認識すべきなのだ
プロとの違いをテクだと思い込んでいる人も多いようだが・・
実際には自分の音を客観的に認識する能力の差の方が大きいのだ
ギターの精度を測るもう一つの方法として・・
弦高を最低限度まで下げてみるという手がある
ブリッジを目一杯まで下げる方向で調整するのだ

精度が高く、状態が良いギターはこの状態でも『音詰まり』がないはずなのだ
この段階で音に詰まりがある場合にはフレットの打ち込み具合とネックの状態を疑ってみる必要がある
いわゆる格安ギターはこの辺りの処理がいい加減な場合が多い
往々にしてローポジならば、現存するギターにおいてはほとんどノープロブレムだといえる
問題は先にも述べたハイポジの状態なのだ
ギターの精度とは別に使い込んだギターならばそろそろフレットの摺り合わせが必要な時期かもしれない
自己判断ができる人には何も言わないが分からないという人は楽器店に相談してみると良いと思う
楽器店ならば何処でも良いものでもない
こちらから、色々な質問をしてみると良い
『この店員さんで大丈夫かな・・?』
と少しでも感じたならば他の楽器店に走るべきなのだ
やはり、信頼できる店員さんが一番なのだ
店頭の小売価格だけで判断する人には何も言う必要はないと思う
ギターパーツにおいて重要でないものはないがもっとも重要なのはネックだと思う
ネックが反るギターを悪いギターだと決めつけるひとがいる
あまり知識がない人なのだ
ネックの中に強力な金属棒を入れることもできる
何故にそうしないのか?
音に影響が出るからなのだ
時代は劇的に進化してもギターの基本は60年前と変わらないのだ
問題は反ったネックがどれだけ素直にリカバリーできるか?なのだ
トラスロッドの僅かな回転で好みの状態を作り出せるギターは良いギターだといえる
ロッドを回した時にキンキンと金属が軋むような嫌な音がするギターはあまり好ましくない
私のアリアとジャズべは完全にネックが落ち着いたようだ
ストラトはまだ少しだけ前後に動いているのだ

最近はギターに試練を与えるべく、お天気が良い日にはテラスに持ち出して弾くこともあるのだ
生鳴りの状態を確認しながらコードの調などを楽しんでいるのだ
30分も弾くとネックが温かくなってくる
心なしかネックが動いているような感じがするのだ
どんな状況にも耐えられるギターにしたいと思っているのだ
人間でも温室育ちのお坊ちゃんはダメなのだ
逆境で心が折れてしまう
ギターも同様だと思う
強いギターはユーザーが面倒を見ながら作っていくものなのだ
・・最後にエクスプレッションペダルとzoomG3で簡単なコード弾きをしてみた

「どこにペダルを使っているの?」
と思う人もいるかもしれないがモジュレーション系のエフェクトの周波数をコントロールしているのだ
一つ書き忘れたがサブペダルの導入で以前のように座いすで演奏することが可能になったことをお伝えしておきたい
傍らにGT-100を置き、テーブルの下でペダルをコントロールするという私独自のスタイルなのだ
ストラップで立っても演奏できるが一番落ち着くスタイルがこれなのだ
パソコンの画面を操作しながらギターを弾けるのは効率が良いのだ
まぁ、私がどんな格好で演奏しているかなど読者の皆さんには興味ないと思うが・・・

ご参考までに・・・
ブログの訪問者数に影響が出ると思っていたのだが私のブログに関してはあまり関係ないようだ
比較的大人の世代が読んでくれているのだろうか?
まぁ、いずれにせよ私のブログに関心がある人が多いことは嬉しいことだと思う
楽器店のお兄さんなどはプロの立場でありながらユーザー層の拡大に消極的なのだ
「最近は他に興味を惹かれるものが多いですからね・・」
「ある意味ではギターを弾く人って特殊な存在かもしれませんね」
お兄さんの考えはつまりは会社の上層部の考えそのものだといえる
それがサラリーマンなのだ
最近は大人数のお姉さんが歌って踊ってというタイプの音楽が大流行りのようだが・・・
お姉さん達に興味はあるが曲にはまったく関心がないのだ
とりあえず、テレビをつけると流れているのでBGMのように聴き流している
ギター的な音楽が好きな人とは何かが違うような気がするのだ
如何だろうか?
まぁ、時代に流されることなく、自分が好きな音楽を楽しめば良いと思うが・・・
常連の皆さんにご報告があるのだ
実はまたまた、ちょっとした買い物をしたのだ
『エクスプレッションペダル』という名前を聞いたことがあるだろうか?

ローランドのEV-5というメーカー純正品なのだ
いわゆる『サブペダル』なのだ
「サブペダルって何・・?」
という人も多いと思うのだ
GT-100にも標準でペダルが装備されているのだがさらに外部ペダルやスイッチを接続することが可能なのだ
簡単に言うならば、標準のペダル機能がもう一つ追加されたような感じなのだ
微妙に制約はあるものの、ほぼ標準のペダルと同じ使い方ができるのが特徴なのだ
「何でワウが二つ必要なの?」
という人もいると思う
二つのペダルに同じ機能をアサイン(割り当てる)ことに意味はない
つまりはサブペダルにはまったく異なる機能をアサインすることで活きてくるのだ
ペダルというと無段階に可変するボリュームやワウをイメージする人も多いと思うが・・
このペダルはONとOFFのスイッチとしても使える優れモノなのだ

大きさはこんな感じなのだ
モーリーのワウと比較してみた

ペダルの可変範囲はモーリーよりも大きいと感じる
ペダル愛好家はこの辺りを非常に気にするようだ
私の場合はあまり気にならない部分なのだ
使っているうちに体で覚えてしまうのだ
サブペダルが加わったことでさらにGT-100の操作と設定が複雑になったのだ
これも特に問題はないのだ
ペダル機能は一種の『飛び道具』だと私は考えているのだ
必要な時に使えば良いとも考えている
「あったら便利かな・・?」
という感じなのだ
気になるものを我慢するのは精神的にストレスなのだ
金額的に買えるものは躊躇なく購入するのが私流なのだ
このペダルは機能的には非常にシンプルなのだ
その証拠に他社の製品でも使えるのだ

あとでご紹介する予定だがzoomG3の外部入力にも反応するのだ
逆も然りなのだ
Zoom製のペダルもローランドや他社の製品で使えるのだ
取り扱い説明書などには
”他社の製品は接続しないでください・・”と書いてある
当然といえば当然なのだ
すでに所有している他社の製品を流用されては売り上げにつながらないのだ
ちなみにzoomのギター用G2Nuとベース用B2でも動作を確認できたのだ
zoomにもワウ系が入っているのだがGT-100を知った者としては『オモチャ感』が否めない
とりあえず、ペダルの動作を確認できたということで今後は接続して使うことは少ないと思う
むしろ、zoomでワウを踏みたくなった時にはモーリーを接続する方が現実的だと思えるのだ
さすがにアダプター駆動のワウペダルは何かが違うと思う
ワウという部分に限っては万能のGT-100も負けを認めざる負えない

まぁ、GT-100の遊び道具が一つ増えたと考えれば良いと思う
すでにペダル付きのマルチを持っている人は知っていると思うが・・
これから購入を検討している人に向けてもう少々補足しておきたい
ペダル≒ワウという印象を持っている人も多いと思うが実際には色々な使い方ができるのだ
歪み系のゲイン量をコントロールしたり、コーラスやフランジャーのレイト(揺れの速さ)を
リアルタイムに変化させることもできるのだ
興味ある人はyoutubeにアップされているGT-10を使ったSUGIZO氏の動画を参考にしていただきたい
使い方には非常にセンスが問われるがかなり面白い音作りができると思う
ペダルの話はこの辺で・・・
最近になってアリアのアームのバネを2本から3本に戻したのだ

ストラトも3本のバネを採用しているのだが若干操作感が軽いように感じるのだ
それに合わせる為にアリアのバネを2本に変更してみたのだ
軽いフィーリングは気にいっていたのだが気まぐれで元にもどしてみようと思ったのだ
ギターのメンテでは良くあることだと思う
これだ!という答えはないのだ
最近になって工具箱の中に一本だけバネが残っているのに違和感を感じてきたのだ
色々と試しながら最良の状態を見つければよいと思う
ボディ裏のパネルを開いたところなのだ


油性のマジックで目安の印を付けているのだ
②はバネ二本、③はバネ三本のおよその目安なのだ

アーム付きのギターを購入したにも関わらず、アームを使わない人も多いようだ
クラプトンの影響もあるのかもしれないが勿体ないと感じてしまう
アームを使わない理由の一つにチューニングの狂いが挙げられる
確かにアームを使えばチューニングは狂い易いかもしれないが調整で狂いを最小に抑えられるのだ
中にはアームの使い方が分からないという人もいるようだ
『使いどころ』は確かに微妙だと思う
アームの調整においてお約束がある
それは『フローティング』なのだ

”浮いている・・・”という状態なのだ
ブリッジが平行である必要はないのだ
音程的に上下に動かせれば、すべてフローティングということになる

弦とバネの張力を絶妙の位置でバランスさせるのだ
これにはちょっとしたコツと経験が必要になってくる

ベテランだからといって調整が上手というわけでもないようだ
これだからギターは難しいのだ
楽器店のお兄さんでもレスポール派の店員さんはこの作業が苦手なのだ
これは事実なのだ
自分に必要ない作業はあまり深く掘り下げない傾向がみられるのだ
アームの調整で勘違いしている人も未だ多いのも事実なのだ
バネを思いっきり締め上げてブリッジのお尻をボディにベタ付きさせているギターを見かける
アームアップは必要ないという考え方からこのような調整をしているのだと推測できる
弦の張力よりもバネが勝っているのだから、理論的に正しいように感じると思う
しかしながら、こんな調整では絶対に正しいチューニングはできない
アームダウン一発で必ず音程が狂ってしまう
しかも、アーム棒の動きが異様に硬いのだ
バネを締め上げているのだから当然なのだ
ほとんどアームレスのギターと変わらない状態なのだ
ちなみにこのような状態でアームを使わなければチューニングは狂わないのだ
アリアとストラトでもフローティングの状態は異なるのだ
アリアの場合にはバランスをとった状態に調整するとブリッジがほぼ平行の状態になる
一方のストラトは若干尻あがりの状態で落ち着くようだ
ストラトの場合、アームアップ時のブリッジの逃げがないのだ
特に弦高を最低限まで下げている状態なら尚更なのだ
それゆえにこのように多少尻あがりの状態がベストだといえるのだ

人によってはリペアショップに持ち込み、ブリッジの裏側を掘ってさらなるアームアップを試みることもあるようだ
ボディに傷を付けるのも嫌だし、何よりルックスが私の好みではない

ちなみにこのような尻あがりの状態で半音ほどアップができるのだ
私にはこれで十分なのだ
チョーキングの半音上げとは異なる微妙な変化を楽しめる

アリアは1音ほどアームアップできるのだ
さらに弦の巻き方も最近になって変更したのだ
ご存じだと思うがストラトはロック式のペグなのでほとんど巻きが必要ない


一方のアリアは通常のペグなのでしっかりと弦を巻きつける必要がある

弦の巻き数もメンテ的には非常に奥深いものがある
たくさん巻けば良いというものでもない
少ない巻きは論外なのだ
巻き弦で2巻き、プレーン弦で3巻きが最低限度だと思う
これ以上多く、巻くには特に問題はない
アーム付きギターの場合は煮つめが必要になる
ペグとギターのバランスが重要なのだ
先に述べたが弦の巻き方の何を変更したのか?
今までは巻き弦はそのまま、ポストに巻きつけていたのだ
特に問題はなかったのだが激しいアームでは若干音程が狂うこともあったのだ
大人しいビブラート程度ではほとんど狂わない
トレモロアームの宿命として諦めていたのだ
先日、書店で野村義男氏が執筆する本を見かけたのだ
演奏テクと共にメンテにも触れていたのだ
流石に700本近いギターを所有するだけにメンテにも精通しているようだ
「弦の巻き方って色々あるけど、俺は最近はこんな風に巻いてるよ~」
「ポイントは巻き始めの弦を次の弦で押さえ込むことろかな~」
「まぁ、みんなも色々と試行錯誤しながら自分の方法を見つけてね」
という感じの画像入りの文章だったような気がする・・
一昔前の弦は非常に精度が低かった印象がある
最近の弦は耐久性にも優れ、滑りにも強い印象がある
それ故に最近では巻き弦は穴に通した後にはそのまま巻きつける方法が主流になりつつあるのだ

実際に私もそのような方法で使っていたのだ
野村氏のアドバイスに従い、久々に古いタイプの方法で巻きつけてみたのだ
弦のストックがあるので特に失敗は恐れないのだ
自分のギターに合っていないならば、元に戻すだけの話なのだ
結論として私のアリアには良いように感じた
巻き弦側を例にあげると穴に通した弦の上側に一巻き、穴の下側に二巻きという感じなのだ
プレーン弦もこの方法で巻き直したのだ
かなり激しいアーミングをしてみても狂いは最小なのだ
チューニング狂いで悩んでいる人は試してみる価値があると思う
話は変わるが・・・
もうしばらくは使えると思うが・・・
アリアのフレット交換まで一年はないと思っているのだ
ケチ臭く使いきれば、もう少し使えると思う
色々なフレットの形状や素材を研究しているのだ
基本的にニッケルとステンレスという素材が使われているのだ
普通のギターにはほぼ100%に近い割合でニッケルが使用されている
ステンレスの大きな特徴は摩耗に強い素材であるということなのだ
チョーキング削れなどを最小限に抑えることができる
良いことばかりではない
音が非常に甲高くなってしまうらしい
実際にステンレス製のフレットのギターを弾いたことはないのだが楽器店のお兄さんの弁なのだ
とにかく、何でも試しているのには脱帽してしまう
正真正銘のギター好きなのだ
私もギター好きだが唯一身近の人間で負けを認める人物なのだ
「以前にステンレスのフレットを打ったことがあるんですけどすぐに取っちゃいましたよ」
「音が痛いんですよね・・ なんていうかキンキンなんですよ トーンを絞っても変わりませんね」
実際の音を聴いたわけではないが何となく想像できるのだ
メタル系のような過激な歪みに対してはかなり音が抜けてくるようだ
ロック&歪みという限定付きならば使えるとお兄さんは言うのだ
以前の私ならば飛びついたと思うのだ
激しいチョーキングでの摩耗に耐え、歪み向きのフレット・・・
迷うことはないと思う
しかしながら、最近の私は非常に繊細な音にこだわるのだ
特に指弾きでのコードなどを多用するだけに時には暖かい音色が欲しくなるのだ
最近ではメーカーの努力の成果でニッケルのフィーリングを持ったステンレスも発売されているそうだ
フリーダムというカスタムメイドのギターメーカーの『暖』というフレットの評判が良いようだ
硬度という数値があるらしいが・・・
ニッケルを100に例えると通常のステンレスは約200くらいの硬さになってしまうらしい
摩耗に強いのも納得なのだ
この『暖』というステンレスフレットは硬度130くらいに設定しているというのだ
文系出身なので理論的なことは分からないが凄い技術らしい
実際に行きつけの楽器店のお客さんの中にこのフレットに打ちかえた人がいるようだ
「弾きやすいって言ってましたよ~」
「減りについてはまだ未知らしいですけどね」
フレットの交換までにはもう少し時間があるのでフレットについて調査してみたいと思っている
話は変わるが・・・
読者の皆さんのギター選びの基準は何だろうか?
購入金額とルックスという人も多いと思う
それも良いと思う
私の場合にはそれに加えて『精度』を重視するのだ
ざっくりと精度と言い切ってしまったが・・・
ギターにおける精度は音程の正確さだと思っている
音程を測る基準の一つとして『和音の美しさ』が挙げられる
特に10F以上の高音域における和音のバランスは重要だと思う
最低限の調整としてピッチ調整は欠かせない
これには徹底的に時間をかけるべきだと思うのだ
残念ながら、ピッチ調整をしてもキレイな和音が出ないギターも平然と売られているのだ
聴き分けられない人はそれでも十分に満足できると思う
最近はフレットのマーカーにコンピューターを使っているので製作工程の技術は格段に進歩したようだ
3万円未満のギターでも以前のような粗悪な品は少なくなったという
楽器店を訪れるお客さんにはいまだに『神話』があるようだ
”高いギターは良い!”なのだ
いくら以上が高いのか?
何をもって良いとするのか?
判断基準は人それぞれのようだ
ギターを弾き始めて数年くらいすると漠然とUSA製のギターに憧れるという
先進国の仲間入りをした現在でも欧米に対する強い憧れがあるようだ
実際にたくさんのギターを取り扱っている現場のプロたちは口を揃えて言うのだ
「品質は絶対に日本製です!」
「USA製にもハズレも多いんですよ」
あくまでも品質の話なのだ
趣味の世界であるギターにとっては『色気』も多少は必要だと思う
質実剛健ならば完璧という世界でもない気がするのが難しい・・
ハイポジでのコード弾きは奥深いのだ
私の二本のギターは合格点なのだ
今までのギター達の中でも特に音のバランスが整っているように感じる
それ故に結果として手元に残ったのだと思うのだ
弦交換、バネの調整、ブリッジの調整・・何かを調整した後には必ずピッチ調整が必要なのだ
とくに大きくピッチが狂っているわけでもないがここは完璧に押さえておく必要がある
楽器店のお兄さんの話だが・・・
持ち込まれるギターの半分以上はピッチが狂っているそうだ
厳密には各弦の駒の調整も微妙なものが多いようだ
楽器店では必ず最良の状態(万人向け)で店頭に並べているはずなのだ
つまりは購入後にどんどんと妙な方向へと行ってしまうのだ
定期的に楽器店でチェックしてもらえば良いのだろうが・・・
実際にはその狂いにすら気付かないことが多いのだ
メンテに自信がない人は数千円をケチらないで一度楽器店で診断してもらうことをお勧めする
年に一度のギターの健康診断と思えば高くはないと思う
狂った音程のギターで練習しても心地良い音楽は奏でられない
ここでも、常々言っている『耳の力』が必要になってくるのだ
これはギターテクと同等に大切なことだと認識すべきなのだ
プロとの違いをテクだと思い込んでいる人も多いようだが・・
実際には自分の音を客観的に認識する能力の差の方が大きいのだ
ギターの精度を測るもう一つの方法として・・
弦高を最低限度まで下げてみるという手がある
ブリッジを目一杯まで下げる方向で調整するのだ

精度が高く、状態が良いギターはこの状態でも『音詰まり』がないはずなのだ
この段階で音に詰まりがある場合にはフレットの打ち込み具合とネックの状態を疑ってみる必要がある
いわゆる格安ギターはこの辺りの処理がいい加減な場合が多い
往々にしてローポジならば、現存するギターにおいてはほとんどノープロブレムだといえる
問題は先にも述べたハイポジの状態なのだ
ギターの精度とは別に使い込んだギターならばそろそろフレットの摺り合わせが必要な時期かもしれない
自己判断ができる人には何も言わないが分からないという人は楽器店に相談してみると良いと思う
楽器店ならば何処でも良いものでもない
こちらから、色々な質問をしてみると良い
『この店員さんで大丈夫かな・・?』
と少しでも感じたならば他の楽器店に走るべきなのだ
やはり、信頼できる店員さんが一番なのだ
店頭の小売価格だけで判断する人には何も言う必要はないと思う
ギターパーツにおいて重要でないものはないがもっとも重要なのはネックだと思う
ネックが反るギターを悪いギターだと決めつけるひとがいる
あまり知識がない人なのだ
ネックの中に強力な金属棒を入れることもできる
何故にそうしないのか?
音に影響が出るからなのだ
時代は劇的に進化してもギターの基本は60年前と変わらないのだ
問題は反ったネックがどれだけ素直にリカバリーできるか?なのだ
トラスロッドの僅かな回転で好みの状態を作り出せるギターは良いギターだといえる
ロッドを回した時にキンキンと金属が軋むような嫌な音がするギターはあまり好ましくない
私のアリアとジャズべは完全にネックが落ち着いたようだ
ストラトはまだ少しだけ前後に動いているのだ

最近はギターに試練を与えるべく、お天気が良い日にはテラスに持ち出して弾くこともあるのだ
生鳴りの状態を確認しながらコードの調などを楽しんでいるのだ
30分も弾くとネックが温かくなってくる
心なしかネックが動いているような感じがするのだ
どんな状況にも耐えられるギターにしたいと思っているのだ
人間でも温室育ちのお坊ちゃんはダメなのだ
逆境で心が折れてしまう
ギターも同様だと思う
強いギターはユーザーが面倒を見ながら作っていくものなのだ
・・最後にエクスプレッションペダルとzoomG3で簡単なコード弾きをしてみた

「どこにペダルを使っているの?」
と思う人もいるかもしれないがモジュレーション系のエフェクトの周波数をコントロールしているのだ
一つ書き忘れたがサブペダルの導入で以前のように座いすで演奏することが可能になったことをお伝えしておきたい
傍らにGT-100を置き、テーブルの下でペダルをコントロールするという私独自のスタイルなのだ
ストラップで立っても演奏できるが一番落ち着くスタイルがこれなのだ
パソコンの画面を操作しながらギターを弾けるのは効率が良いのだ
まぁ、私がどんな格好で演奏しているかなど読者の皆さんには興味ないと思うが・・・

ご参考までに・・・