読者のみなさん、超お久しぶりなのだ
前回の投稿から約一ヶ月も経過してしまった
連日の訪問者数は1,000人超えを維持していたのだ
土日などには1,600人を超えることもあった
足繁く通ってくださるヘビーな読者の皆さんに感謝!
私の『ギター愛』が伝わっていることを実感しているのだ
ここで言うギター愛とは
”ギターを弾くことを愛する・・”
という意味なのだ
残念なことに真のプレイヤーは減ったような気がする
少なくとも私の周囲の人々はそんな感じに思える
”ギターを持っているが弾かない・・・”
弾かないはやがて弾けないに変化することになる
ギターを弾かない指先は柔らかくなり、ギターを抱えない体はギター筋が減少することになる
「久しぶりに弾いたけど下手になったかな?」
は気のせいではない
紛れもない事実なのだ
上手く弾けなければギターに飽きてしまう
抜け出せない悪循環の沼にハマっていくことになる
正直な話、ギターという楽器は眺めているだけでもカッコイイ
その優美なフォルムは何時間眺めていても飽きない
寝床に横になった時に傍らのギターに手を伸ばしその冷たい感触を楽しむことが日課なのだ
気がつけば暗闇の中でも自由に演奏出来るようになってしまった
余談だがあのレイヴォーンも同じようなスタイルで練習することがあったという
そんな事実を知った時には嬉しく感じられた
暗闇で仰向けになってギターを弾くという練習方法が正しいとは言わない
しかしながら、一時もギターを手放せないという気持ちは理解できる
ギターに対する愛情が爆発しているのだ
読者の皆さんはギターに対する優先順位を考えたことがあるだろうか?
「優先順位って何?」
という方も多いと思う
空き時間ができた時に真っ先に何を手にするのか?
私は迷わずギターなのだ
以前にもお話したが愛車のトランクにも常に持ち出し用のギターを積んでいる
当ブログでも周知の『黒テレキャス』なのだ
多岐に渡る改造と長時間の弾き込みで貫禄が増した
その素性を知らない人には廉価のエレキだと分からないと思う
積み重ねたレリック加工も良い方向に効いている
ネックの状態も含めてとても良い状態にある
フレットがかなり磨り減っているのだ
時期は未定だがフレット交換は必須だと思う
一般的には廉価のギターは買い換えが普通なのだ
同じ型番の新品を購入するのが快適演奏の近道だと思う
しかしながら、当りの個体に出会ったならば熟考した方がよいこともある
「このギターには思い出が詰まっているからなぁ・・」
良く耳にするフレーズなのだ
ギターを弾かない人に限ってそんなことを言う
私の周囲にも多いタイプなのだ
口を開けば購入の経緯とスペック自慢に終始する
そのギターがどのように使われてきたか?はフレットを見ればわかる
購入時期とフレットの摩耗は比例しているべき
年式は古いのにタイヤの溝がタップリと残っている車に似ている
容易にドライビングの技量が目に浮かぶ
道具とは使ってナンボ・・なのだ
使うことが愛情の証だと思う
ギターならば徹底的に弾き倒す
車ならばとにかく乗り倒す
ガソリン代や走行距離を気にするような人は車には向かない
私は実が伴わないことが嫌いなのだ
とにかく自分の体や感覚で確かめてみたい性格なのだ
少し興奮気味に語ってしまった
ブログのタイトルから逸脱してしまった
ピグノーズアンプを購入してから時間をみつけては音出ししている
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電池駆動のアンプとしては割高な価格設定だと感じる
個人的にはそんな価格も悪くないと思う
買った人はこのアンプを大切に扱う
まだ買えない人はプチな憧れとして気にしている
「こんなアンプなんかいつでも買えるぜ」
という人も多いと思う
しかしながら買わないということは買えないと等しいこと
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こんな仕様が所有感MAXなのだ
万人にお勧めできるアンプではないことは事実
とにかくブルース一択なのだ
もっとゾーンを絞るならばシングルピックアップのギターに限る
このアンプは正常にチューニングされているならばかなり歪む
音量の半分くらいでも音に歪み成分が加わる
クランチな感じが好きな人には最高のチューニング
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オーバードライブのチャンネルを持つアンプとは区別したい
ブラックスターはクリーンと歪みを分けているのだ
ピグノーズのワンボリューム仕様を不器用で不便に感じる人もいる
これも好みなのだ
私の感想では十分にハイが感じられる
実際のところ、ギター側のトーンを少し絞って使うほど
ストラトなどのハーフトーンも十分に表現できる
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アメデラの疑似ハムで使うとイマイチなのだ
入力が大きいと歪み過ぎるように感じる
巷では『音抜け』が云々言われることも多い
音の抜けと歪み量は大きく関係しているのだ
簡単に言うと歪み量が増えると耳に感じる高音域が削られる
ギターを知らない初心者の演奏を耳にすることがある
総じて歪ませ過ぎていることが多い
単体ならばカッコイイ音もバンドアンサンブルでは埋もれてしまう
プロの演奏や音作りは大いに参考になる
使用している機材などよりも音作りのアプローチを意識した方が良い
欲しい音の結果として機材の選択が決められていることが分かる
そもそも良い音にはそれを引き出す相応の腕が必須だが・・
初心者からベテランを問わず格好や情報から入る人も多い
ジミヘンがファズフェイスを使っていたことは有名だが腕がない素人がファズに手を出した場合、後悔の気持ちが大きくなる
それならば使いやすい歪みペダルを買った方が利口だといえる
話をピグノーズに戻そう・・
昼間の僅かな時間だけ最大音量で鳴らすことがある
「近所の人、ごめんなさい~」
と心の中で叫んでいるのだ
メチャクチャ良い音なのだ
良い音というよりは迫力あるカッコイイ音
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静と動のメリハリが素晴らしい
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私は箱感が好きなので密閉で使うことが多い
このアンプにはプリアンプという機能が備わっているのだ
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下段のジャックに他のアンプを連結することができる
ピグノーズアンプのボリュームに追従するのだ
単体でも気持ち良い音だが時間がある時にはブラックスターを接続する
ブラックスターのリバーブをチョイ足しすることでさらに深い音になる
このアンプの前段に歪みペダルを接続するのもお約束
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私はマルチで色々な出音を楽しんでいるのだ
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場合によってはリバーブだけを追加するのも悪くない
年齢を重ねるほどに歪み量が減っていく気がする
上手く言えないがゴリゴリの歪みはお腹いっぱい
マルチでもディストーション系を使うことは皆無
そもそも、そういう雰囲気のロックも聴かなくなった
ブースター系で音をプッシュするかオーバードライブを薄くかける程度
ジミヘン好きは相変わらずだが最近はレイヴォーンに夢中なのだ
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レイヴォーンがジミヘンの強烈なファンだったことにも由来する
レイヴォーンが演奏するジミヘンのカバー曲は有名なのだ
本家超えという人もいるほどなのだ
レイヴォーンのお勧めは初期のアルバムなのだ
まさにブルースの洪水という感じなのだ
「ブルースなんかどれも一緒じゃない?」
と思っていた時代がある
知らないとは恐ろしくも悲しい
とにかく、レイヴォーンの演奏と音には魂が宿っている
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私は益々ストラトが好きになった
極太弦に大きく順反ったネックも漢だと思う
昨今にはあんな感じの無骨なギタリストがいない
無骨な中に垣間見られる繊細な世界観・・
ストラトを鳴らすという意味においてはジミヘンを超えている気がする
特にクリーンからクランチの鈴が鳴っているような音が謎なのだ
まぁ、私が同じ機材を手に入れてもあの音は出せない
それで良いのだ
成金趣味の人が考えもなく買い漁った機材で良い音が出せるならば苦労はない
私はギターが嫌いになっていたと思う
ギターが最高に素敵だと思える部分
ギターは腕なのだ
コツコツと練習を重ねた成果も必ず演奏に現れる
”三度の飯よりギターが好き・・・”
という人には間違いなく上手くなって欲しいと願う
繰り返しになるがギターとはそういう楽器なのだ
高価な機材を買い揃えるとこまでは割と簡単なのだ
私の知り合いにも多い
楽器を吟味し購入するまでのプロセスが楽しいのだと思う
プレイヤーではない
コレクターなのだ
おそらく、ギター好きと呼ばれる半数がこのタイプだと思う
読者の皆さんはどちらだろうか?
正直、どちらが良い悪いはないと思う
自分が楽しいと感じれば良いと思う
楽しさのツボは千差万別なのだ
自分は何が楽しいのか?
を探していくのもこれまた楽し
レイヴォーンが好きになったことでさらにブルース熱が高まった
気に入った曲や有名曲をコツコツとコピーしているのだ
レイヴォーンの演奏は意外にも繊細なのだ
ライブなどでも割とレコーディングに充実に演奏しているのだ
ジミヘン同様に徹底的に聴き込むことで指癖を感じる
レイヴォーン特有のリックや運指があることを知る
コピーの攻略の鍵はそこにあると思う
かく言う私も指癖の塊なのだ
アドリブを弾くと何となく似たフレーズになってしまうことが悩み
他人は私の演奏や音を褒めてくれることが多い
その実は複雑な心境なのだ
他人の演奏をコピーすることはそんな状態の脱却でもあるのだ
ジミヘンからはコードワークを学び
レイヴォーンからはフレーズの組み立てを学ぶ
レイヴォーンもブルース界の天才と称されるが知るほどにジミヘンがさらにその上に存在することに気づかされる
天才の上には何という呼び名があるのだろうか?
ジミヘンとレイヴォーンをヘビロテで聴き倒しているのだ
不思議なもので徹底的に聴いていると何となく似てくるのだ
人前でオリジナルの曲やフレーズを弾くことがある
「それってジミヘンの曲?」
と尋ねられることがある
ギター弾きとしてちょっと嬉しい瞬間なのだ
正直な話、手持ちの楽器を褒められても嬉しくない
楽器などお金を出せば誰でも買えるのだ
言葉は悪いが・・・
アホのように値段が高い楽器を普通の経済観念を持った人は買わないということ
ギターの適正価格は分からないが・・・
演奏が一円も生まない素人が100万円近い価格のギターを買うのは微妙
私の知り合いにも結構存在するのだ
私は愛想笑いを浮かべるが内心では羨ましくも感じない
むしろ、身の丈に合ったギターが望ましいと感じる
逆に演奏が上手い人に出会うと嫉妬する
YouTubeなどの動画でも上手い人の演奏からは多大な刺激を受ける
刺激を受けるとすぐに真似てみたくなる
最近は若い人でも上手い人が増えた
私の年齢の半分くらいの若者の演奏にノックアウトされることがある
自分が過ごしてきた時間の意味を問うことがある
しかしながら周囲の怠惰なギター好きを思えば私はいくらかはマシだと思う
いつでも何処でも気軽に演奏できる電池アンプは良いと思う
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この二台はお気に入りなのだ
持ち出し用のアンプを探しているならばお勧めできる
持ち運びに特化するならブラックスターが良い
エージングを重ねると音が化ける
二台を弾き比べると楽しい
筐体の素材や大きさなどが音に反映されるのも興味深い
真空管アンプが云々、重いペダルボードが云々という時代は古い
個人的には鼓膜が揺れるような音には飽きた
加齢なのだろうか?
ギターが好きという気持ちは年々増している
自分でも不思議なのだ
どんどんとエリアが小さくなっていく
小さいことが悪いのか?
答えはNOだと思う
アンプは電池駆動になり
エフェクターはマルチになった
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しかもzoom(良い意味で・・)
最高なのだ
構えることなく気軽にギターと向き合える
見かけ倒しの鎧を脱ぎ捨てたような感覚に近い
ギターを純粋に感じ楽しめるようになった
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弦もこれで良いと思う
最近は激しいカッティングなどもしないので切れない
切れないならばと結構なロングライフで使ってしまう
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ブルースならばそれもあり
小型のアンプを素で鳴らすと粗が目立つ
それは発見にもなる
自分磨きの旅の始まりでもある
仲間と楽器を演奏するのも楽しいと思うが私は孤独が好きなのだ
色々と経てそこに至る
自分一人で楽しむ為の努力は惜しまない
ブルースはセッションも良し、一人演奏も良し
色々なアプローチが出来る点も素晴らしい
ブルースマンは小型のアンプを好む
そんな流れも私を小型アンプの世界へと誘う
余談だが・・
アコギが置いてある部屋でピグノーズを鳴らすとアコギが共鳴するのだ
まさに天然のリバーブという感じなのだ
不思議なことにブラックスターではあまり共鳴しない
周波数の違いだろうか?
そんな生っぽい部分も好きなのだ
最少の機材や最安の楽器で良い音を追求してみるのも楽しいと思う
そんな状況でも楽しいと感じられる演奏力を身につけるべき
自分の演奏や音に惚れるくらいにギターを弾き倒すことが理想
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その為のメンテは怠らない
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良さげなクリーナーを購入したがあまり磨いていない
やはり私はギターを弾くことが好きなようだ
気が向いた時に軽く磨く程度
このクリーナーはいつ無くなるのだろか?
とにかくギターが弾きたい・・😊