テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

アンプのノイズの原因って?

2024年12月31日 | 楽器
アンプ使いの悩みはノイズなのだ

ギターやアンプの不具合というケースもある

困ったことに何の不具合もないのにノイズが出ることがある

先日、購入したピグノーズアンプでも使用時にノイズが感じられた


ノイズの種類に『外来ノイズ』というものがある

外来ノイズって何?

外部から影響を受けることが原因で生じるノイズなのだ

例えば部屋の照明や壁のコンセント、パソコンやスマホなどが原因になることがある

電気ストーブやホットカーペットなどもアンプに影響を与えることがある

私の場合にはホットカーペットが原因でノイズが生じたようだ

床で過ごすことが好きな私はホットカーペットの上でギターのメンテなどの作業をすることが多い

パソコンなどもローテーブルで作業することが多いのだ

ギターを弾く時にもホットカーペットの上で弾くことが多い

テレビなどが鳴っている時にはノイズは感じ難い

近隣などが寝静まった深夜には僅かなノイズも気になるもの

因みにアンプ固有のノイズであるか?の確認の為に同条件でブラックスターも鳴らしてみた


やはり、同じくノイズが生じるのだ

逆にホッとしたのだ

試しにアンプの前段にマルチを接続してみた


マルチに内蔵のノイズゲートを試してみたが完全にノイズが消えることはなかった

試しにノイズレスのアメデラで鳴らしてみた


疑似ハムモードでも同様の結果だった

ノイズの原因を除去するしか解決方法はないのだ

暖かく快適にギターを弾くか?

ノイズレスの状態で繊細な音を楽しむか?


冬場にギターを楽しむ時のあるあるな悩みなのだ

以前に持っていたフェンダーアンプは接続するケーブルの種類によってノイズが発生していた



オーディオ用のケーブルを使用することでノイズを回避した

「さぁギターを弾くぞ!」

と意気込んでみても耳障りなノイズが志気を低下させる


シングルにはノイズがつきものとは言うが・・・

可能なかぎりノイズを低減させたいと思うのはギター弾きの共通の願い

問題を解決するのも楽しいものだと思う

問題を解決することでギター弾きの引き出しが増えるのだ

当ブログでは来年もリアルをお伝えしたいと考えているのだ














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年末のタイミングでパソコンが不調?

2024年12月31日 | 楽器
先日も多くの読者の方々にご訪問いただいたのだ

いよいよ大晦日を迎えたのだ

読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?

賢明なる読者の皆さんは心穏やかにお過ごしだろうと思う

実は昨日、突然、パソコンの調子が悪くなったのだ

クリックしても反応しないのだ

お気に入りのサイトにアクセスするにしても複数回クリックしてようやく反応するという感じなのだ

一台前のパソコンが壊れる前の状態に似ているのだ

現在使っているパソコンは購入から約1年が経過した

普通に考えれば壊れる時期ではない

そこは機械なのだ

不良ということもあり得ると思う

とにかく、パソコンは生活に必須なのだ

嫌なイメージが頭を巡るのだ

『新しいの買っちゃうかな?』

パソコンを修理に出すのは何となく嫌なのだ

因みに調子が悪い一台前のパソコンもデータ保存用としてたまに起動しているのだ

反応が遅いのかなり苛つくが調子が良い時にはそこそこ動くのだ

新規パソコンへのデータ移行も完了していないのだ

ブルーな気持ちで何となく二台のパソコンのマウスを入れ替えてみたのだ

「ん? 動くよ あれ?マウスの不調?」

なんとも意表を突く結末だったのだ

しかしながら、壊れたマウスのパソコンはパソコンの購入と同時に買ったのだ

つまりはまだ1年くらいしか経っていないのだ

「マウスってそんな簡単に壊れるか?」

という別の疑問も湧いてくる

名誉の為にメーカー名と機種名は伏せておきたい

そこそこ高価なマウスだったように記憶している

製品の性能は別として値段と耐久性は比例しないことが分かった

そんなこんなで近くの家電量販店でマウスを買ってきた


今回はお手頃なマウスにしたのだ

もう一台のパソコンのマウスも古くなったのでもう一個マウスを買った

「ポイントが3,500円残っていますけど?」

「ポイントを全部使ってください」

という感じで想像以上に安く手に入れることができた

よくよく考えてみれば、マウスの使用頻度などそれほど高くないことに気づく

とりあえず、使い勝手を含めて試してみたい

当たり前だがパソコンが不調ならばブログも更新できない

私にとっては重大な出来事なのだ

いずれにしてもパソコン本体の不調ではなくて良かった

年末のバタつく時期のお騒がせな出来事だった



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ブログ訪問者数1,406人

2024年12月30日 | 楽器
昨日のブログ訪問者数は1,406人(3,196,093人中206位)、閲覧回数3,900回という結果だった

今年も残すところ二日だが如何お過ごしだろうか?

私は連休に入っても相変わらず多忙な日々を送っているのだ

すでに連休に入ってから二日あまりが経過しているがギターを弾く時間が得られていない

相変わらず寝床に入ってからエレキを生弾きして納得しているのだ

特にストレスや不満は感じない

好きなギターたちが傍らにあるだけで上機嫌なのだ

買ったばかりのピグノーズアンプも一回鳴らしただけなのだ


弾けない不満よりも所有しているという満足感が勝る

それこそが意中の楽器を手に入れるということだと思う

朝から晩まで楽器の検索をしている人もいると思う

おそらく現状に満足できていないのだと思う

欲しいギターや機材があるならば思い切って買ってしまうのも一考だと思う

欲しい楽器を買うことでモヤモヤした気持ちが吹き飛んでしまう

私は欲しい楽器があると気になって仕事にも集中できなくなる

睡眠も浅くなる傾向がみられる

まるで子供なのだ

そんな自分を理解しているのだ


いつまでも眺めていても飽きない

買ってから知ったのだが巷では結構注目されているギターらしい

YouTubeなどでもネタとして取り上げられることが多い








購入からそこそこの時間が経過したが良く鳴るようになった

14年選手のアメデラストラトが鳴りの参考になる



黄色く変色したボディも良い感じだが楽器としての鳴りも素晴らしい

このギターを購入する時にはあまりストラトの事を知らなかった

無知な状況で良く購入を決断したと思う

知らないからこそ迷うことなく購入できたのだと思う

そもそも、自分自身の中に基準にするデータがなかった

仲良しの楽器屋さんのお兄さんは所有のヴィンテージアンプをスタジオに持ち込むほどの猛烈プッシュだった

「気に入らなければ買わなくてもいいですよ」

「心配いりませんよ お店に並べますからね」

という気遣いの言葉が嬉しかった

引っ込みがつかない私は初のUSA製のギターを手に入れた

今はそこそこギターに詳しくなった

シングル系のギターの鳴らし方が分かってきた

それは同時に調整の仕方を理解できたという証になると思う








ネックを調整後も動きは落ち着いているようだ


なんというか・・・

がむしゃらに練習する時期は過ぎたと感じる

”ただ傍らにギターがあれば良い・・・”

という感じなのだ

とても心が癒やされ落ち着いているのだ


本棚に置かれたミニアンプを眺めているだけでも心が癒やされる

”気が向いた時に弾けば良い・・”

ガツガツとギターを練習していた日々を懐かしく思い出す
















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レスポールを手放して分かったこと

2024年12月29日 | 楽器
私には不思議に感じることがあるのだ

ネットなどでは人気があるレスポールだが弾いている人に出会ったことがない

過去に弾いていた・・

という人は数多いるのだ

私もそんなひとりだと思う


念願の本家レスポールを手に入れて興奮した気持ちは今でも思い出す

たかがレギュラーラインのギターだが庶民の私にとっては大きかった


ブランドネームがプリントされたハードケースも誇らしかった

買わなければわからないことのひとつにケースの重量バランスの悪さがある

空の状態で前後のバランスがとれる

ケースにギターを入れると異常なほどに尻側が下がってしまう

とにかく持ち運びがし難かった

そんなこんなで家弾きが多くなったことを思い出す

一方でフェンダーのケースはギターありきでで設計されているように感じた

先行して所有していたアメデラのケースはギターを格納した状態で重量バランスが整う

合理的な発想のフェンダーらしい配慮だと思える

エレキギター業界の二大巨頭だがコンセプトがまったく異なる


そんな感じが好きだというギブソンファンも多いと思う

私は疲れてしまったのだ

完全ソリッドのボディに憧れて買ったのだがとにかく重かった


当時は軽量なウクレレにも凝っていたので重さに敏感になっていたことも事実

ウクレレの小ささと軽さは病みつきになるのだ

好き嫌いを問わずに弦楽器好きならば通っておくべきだと思う

特にアコギ好きならば一本持っていても損はない

話をレスポールに戻そう・・・

ギブソンの前にはトーカイのレスカスを使っていた


色々なギターを売ってきた私だがこのギターは持っていれば良かったと後悔しているのだ



端正なルックスと弾き心地がクールなギターだった

本家を買ったことで日本製のレスカスの良さが分かったのだ

アホらしい話だが・・

この世にタイムマシーンがあれば買い物の失敗は皆無になると思う

僅かな期間だがこのギターと寄り添った時代を懐かしく思い出す

このギターで作曲した曲もけっこうあるのだ

本家と同じ理由で外に持ち出す機会は少なかった

外に持ち出す時には軽く万能なアリアプロが重宝した

結局のところ、使い易いギターに着地する

持っているだけ満足するという人はコレクター的な感覚でギターを選べばよい

「俺はプレイヤーをめざすぜ」

という場合にはルックス以外の使い勝手やスペックに熟考して選ぶべきだと思う

色々なギターを弾いてきたが自分に合うギターがあることを知った

自分に合うギターに巡り会う為には色々な経験を積むべきだと思う

ストラトのエルボー加工やコンター加工は弾き手に優しい


デビュー当時にこんな設計で誕生したストラトは凄いと思う

両角のボディも当時は異質に映ったようだが理に適っている

とにかく弾き手の立場に立ったギターだと感じる

まだハードロック系の音楽が好きだった頃にはレスポールを手放すことに躊躇していた

相当に迷っていた時期がある


決断できるまで丸一日くらい弾き倒した事もある


アメデラのS-1スイッチ(疑似ハム化スイッチ)と比較したこともある

当たり前だが本物のハムバッカーと同じような音は出ない

逆の言い方をするならばタップ化したハムではシングルの音は出ない

複数本のギターが欲しくなる主な理由になっているのだ


なにがきっかけかは分からないがハードな音楽がうるさく感じる時期がある

おそらくジミヘンの曲に傾倒し始めた頃と時を同じくするのだと思う

ジミヘンの曲はハムでパワーコードを刻むスタイルとは対峙する

色々な曲やプレイに精通している読者の方々にはご理解いただけると思う

喩えが適切かは分からないがツェッペリンの曲が上手く弾けてもジミヘンの曲は弾けないということ

むしろ、アコギでブルースなどを通ってきた人の方が導入に違和感を感じないと思う

アコギにエレキにウクレレとがっついて試していた時期がある

今となっては良かった経験だと思う

一見すると別物に感じると思うが実は繋がっているのだ

アコギで練習したフレーズがエレキのブルース系の曲で活きたこともある

日常的に聴く音楽がジミヘン一択になった時期がある

私が完全にレスポールと決別したタイミングと合致する


レスポールを所有しつつストラトを弾き倒していた時期でもある

「これでいい!」

というところまでストラトを煮詰めていた時期なのだ

ある意味で保険のような考え方なのだ

レスポールが弾き難いからと売ってしまい、ストラトも中途半端では困ってしまう

ストラトで確固たる自信をつけてからレスポールと決別したのだ

手放したアナログペダルも同様なのだ


それなりに熟考してから手放しているのだ

先に述べたトーカイのレスカス意外のギターや機材には未練はない

日本製の楽器に関しては賛否両論あるのも事実

読者の皆さんは如何お考えだろうか?

音と弾き心地と作りの精度etc・・

楽器を構成する要素は色々とある

当ブログでも今年の夏くらいまではレスポールに関する過去記事から訪問される読者も多かった

すでにレスポールを持っていないので申し訳ない気がしていた

最近ではそんな検索も減った気がする

迷えるレスポールファンの為にもレスポール系のギターブログには頑張って欲しいと思う

たかがブログ・・だが何かを発信するのは大変な作業だと思う

幸いにも私は文章を書くことが大好きなのだ

当ブログを始めたことで好きになったような気がする

居酒屋でギター好きの仲間と語るような感覚で書いているのだ

誰かに伝えたい何かをただ只管に書き綴っているだけなのだ




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新品楽器と中古楽器

2024年12月29日 | 楽器
昨日も年末の忙しいなか、多くの読者の方々にご訪問いただいたのだ

訪問者数1,200人台で安定しているのだ

感謝!

昨日は連休初日ということで目覚まし時計をスルーしてダラダラと過ごした

特に疲れが抜けたというわけでもなく、結果的には時間を無駄に過ごした気がしたのだ

ということで今日からは心を入れ替えて規則正しい生活に戻すのだ

年齢を重ねると眠りが浅くなる傾向が見られるようだ

夜中に目が覚めるとなかなか寝付けないことも多い

そんな時につい傍らのギターに手が伸びてしまう

私の悪い癖なのだ

しかしながら、この悪癖のおかげでギターを深く知ることになった

暗闇でのブラインドプレイは指板の位置関係を指に覚え込ませた

生音で弾くことで各弦のバランスなどを感じることが出来た


つねにこんな感じで枕元に二本のエレキをセットしているのだ

気分でアコギに置き換えることもあるのだ



アコギはうるさい?

これは弾き方によると思う

深夜にアコギを爪弾くことで繊細なタッチを指先に感覚として覚え込ませることが出来る

指板の上から下まで縦横無尽に動き回る『DEE』もブラインドプレイで完結させた曲なのだ

人間は暗闇で感覚が研ぎ澄まされるのだ

相変わらず前置きが長いが・・・

読者の皆さんは楽器を購入する際には新品派だろうか?中古派だろうか?

私の知り合いには両方のタイプがいるのだ

面白いことに両者を混在させる人は少ない

私は新品派なのだ

過去には試験的に中古楽器を何度か購入したことがあるのだ

ギターも何本か買った、アンプを含む周辺の機材も買ったことがある

個人的には中古楽器にあまり良い印象を持っていない

中古楽器を好む人はどんな気持ちで買っているのだろうか?

「中古の方が値段が安いからお得じゃね?」

という人が多いようにも感じる

以前に某メーカーのレスポールタイプの中古エレキを買ったことがある

何年も前の話なのだ

某楽器店での購入なのだ

行きつけの楽器屋さんではない

仕事で訪れた先の楽器店での衝動買いだった

電車で持ち運ぶので遠方でも特に気にすることはなかった

とにかく、その値段が破格だった

相場よりもかなり安く販売されていたと記憶する

しかも、有名ブランド製のハードケースがセットになっていた

そもそも、この楽器はブログのネタとして購入したのだ

ちょっとした流れでボディを切断するタイミングが訪れた

レスポールにコンター加工を加えようという大胆な試みだった

なにせ格安で買った中古なのだ

そこに躊躇や後悔の念はない

ギターの改造は慎重にギターの加工は大胆にが私の流儀なのだ


このギターは両方の作業を併せ持っている



指板は元々のプリントを剥がし、白髪染めで大胆に染色した

ピックアップは廉価な製品だが取り付け位置と内部配線の取り回しを繊細に行った


ピックアップの取り付けは知り合いに腕利きリペアマンに依頼した

廉価アコギなれど綿密に作業計画を打ち合わせた

結果として唯一無二の素晴らしいアコギが完成したのだ

このギターを気に入った私は後にペグなども交換したのだ

弄った時点で売却はできないと覚悟するのだ

特にアコギの場合にはその傾向が顕著なのだ

話が脱線したが・・・

大胆にボディを削ったエレキは驚くべき結果だった

ソリッドボディを謳っていたにも関わらず内部は完全な中空だった

ギブソンなどの『チーズ穴』とも違う

トップの見える部分だけにそれっぽい木材を使い内部はベニア材だった

試奏の際に特に軽いという印象を受けなかったのが不思議なのだ

色々な意味で謎が多いギターだった

それでも特に音が悪いとか弾き難いということもなかったように感じる

所謂、普通のギターなのだ

不思議なことに中古で買ったギターにはまったく愛着が湧かない

どんなに使い込んでもその気持ちは変わらない

”他人が先にてを付けた・・・”

昭和生まれの特有の古い概念だと思う

今時の若い人には笑われてしまうと思う

しかしながら、人の気持ちはそう容易くは変えられない

変えるつもりもない

それ以降、懲りずに何本か中古のエレキを買ったみた

ピックアップを社外製に交換したり、内部配線やポットなども弄った

劇的に音が良くなることも弾き易くなることもなかったと記憶している

後に行きつけの楽器屋さんでも中古エレキを買ったことがある

仲良しの店員さんはあまり良い顔をしない

商売なので中古でもそれなりに利益は出る仕組みになっている

私が格安の中古ギターを買うことに意味がないと言うのだ

私がブログのネタの為に購入すると伝えると納得してくれた

”廉価のエレキに改造の価値はあるのか?”

当ブログでも過去に取り上げたような気がする

ギターを中古で安く買ってその差額で改造パーツを購入する人も多い

額面上は帳尻が合っているような感じだが・・・

ギター弾きとしてパーフェクトな選択なのだろうか?

繰り返しになるが私には中古というワードが引っかかる

これは私の持論だが人間は良い楽器は手放さない

読者の皆さんも手持ちの楽器をイメージしていただきたい

気に入っている楽器を二束三文の金額で売却するだろうか?

希に訳ありの良い楽器が流通することもある

遺品整理などで楽器を売りにくる遺族もいるという

楽器を弾かない人には相場など分からない

相手の言い値で売ってしまうのだと思う

「すべてまとめて10万円で如何でしょうか?」

という感じだと思う

売却の経緯が気にならない人にとってはお宝的な楽器に出会えることもある

しかしながら、繰り返しになるが流通している楽器の多くは微妙な感じ

「なんか弾き難いなぁ」

「期待していた音じゃない」

楽器を嫌いになる理由は様々なのだ

自分の練習不足を棚に上げて音が悪いと愚痴る人が手放したギターも場合によっては買いということもある

まぁ、そのレベルの人がギターに大枚を叩く可能性は低いと思える

中古楽器を買う時にはそんな部分にまでイメージを膨らませることが出来ると良いと思う

廉価な価格帯の中古楽器を買う人はそこまで考えないと思う

中古楽器と言っても様々で今では手に入らないヴィンテージ系の楽器もある

読者の皆さんや私にはあまり関係がないディープな世界だと思う

楽器に詳しくない人は気軽に手を出さない方が良いと思う

知り合いの楽器屋さんが勢いでヴィンテージギターを買ったという話がある

「予約制で結構緊張しましたよ」

「買わないで帰れないっていうか」

「雰囲気に呑まれちゃったって・・」

実際に買ったエレキギターを見せて(弾かせて)もらったことがある

特に感じるものがなかったと記憶している

『汚いギターだなぁ・・』

『使い方と管理が雑だな』

が私の心の中の声なのだ

勿論、その場は愛想笑いをうかべてお世辞を言ってきた

社交辞令として差し障りのない対応をしたつもりのだ

大枚を叩いてそれを買った相手の気持ちになって対応すべきだと思う

「やっと結婚できたんですよ~」

「子供が生まれました!可愛いでしょ?」

も同じような対応が求められる

大人は色々と難しいものなのだ

脱線したが・・・

廉価のギターなれど新品は別物だと思う

少なくともそのギターの素を感じることができる

廉価のギターだと分かって買っていることも重要

廉価のギターに多くを求める人がいるだろうか?


一年間ハードに使い倒した黒テレなのだ

「ん? このギターってイイんじゃない?」

というのがファーストインプレッションなのだ

そもそも、試奏もなくネットで購入したのだ

ネットでの購入は運を天に任せるしかない

販売店を信じるという気持ちが大事になってくる

検品もしないで出荷するような業者は避けたい

どんな販売店が良いのか?

見極めは技術力にあると思う

価格だけで決めるのは超絶な初心者だと思う

技術力とは?

出荷時のセットアップなのだ

弦高調整やネックの状態など

錆びた弦をそのまま出荷する販売店も配慮が不足している

とにかく、抱えた時に弾き易くセットアップされているか?

これが大事なのだ

調整が出来るスタッフを抱える業者はそれなりにギターを見極める力があると判断できる

購入者を大切しているという気持ちを少なからず感じたい

「安物のギターを買うような初心者なんかどうでもいいわ」

という業者は避けたいところ


このギターはピックアップやブリッジ、内部配線、ロックペグ

極めつけは自己流のレリック加工なのだ

プロである楽器店からもお墨付きをもらった

どんな順番で加工したのか?

どのくらいの時間を費やしたか?

その辺りの記憶が曖昧なのだ

商売としてレリック加工を請け負うプロは凄いと思う

素人の私にとってのレリック加工は『偶然の産物』なのだ

同じものを再度作ることが不可能だと感じる

このギターもフレットがかなり磨り減ってきた

さらに磨り減りが進んだ先をイメージすることがある

フレット交換をするか?

本体価格をこえる作業をする必要があるのか?

悩みどころでもあるのだ

今のところはビリつきや音詰まりが生じることはないのだ

ブルース好きの私は基本的に高めの弦高を好む

普通のエレキ弾きは違和感を感じるかもしれない

ネックは僅かに順反っているのだ

そんな状態を好む

名手レイヴォーンのセットアップに多大なる影響を受ける

極太弦に極端な順反り・・

普通はダメなギターに分類される

しかしながら、そのギターが生み出すトーンは極上なのだ

”ギターの音は弾き手しだい・・”

という事だと思う

ギターという楽器がアナログたる所以なのだ

何となく雰囲気で楽器を買い揃えても希望する音は出ない

ギターという楽器の楽しい部分でもあり難しい部分でもある

楽器業界の最大の課題であり悩みでもあるのだ

「ギター買ったけど楽しくないや」

「ギター飽きたわ なんか面倒臭い」

このような層にどのように対処するのか?

正直な話、私にも解決策が分からない

実際のところ、ギターを趣味とする層も微妙

残念ながら本気でギターと向き合っている人に出会ったことがない

他にやることがない

趣味にお金がかけられない

一緒に遊んでくれる人がいない

とりあえず、ギターを持っているから

etc・・・

ネガティブな理由は数え挙げればキリが無い

前向きな発想でギターと向き合っている人は少ない気がする

読者の皆さんは如何だろうか?

お知り合いの方はどんな感じだろうか?

「三度の飯よりギターが好きだぜ」

という人には出会ったことがない

ギターという楽器は甘くない

むしろ、甘くない部分が好きなのだ

ギター上達は少々のセンスと努力の賜だと思える

話は最初に戻るが・・

本気でギターを始めたいならばやはり新品を手に入れるべきだと思う

特にギターをよく知らない人こそ新品楽器で始めるべきだと思う

楽器のデフォルトを知ることは重要なことだと思う

私の知り合いにとにかく中古好きな人がいる

新品で楽器を買ったのは遠い昔だと豪語しているのだ

本人は楽器を1円でも安く買ったという事実に酔っているのだ

中古楽器はスーパーの野菜に近いと思う

それがお買い得なのか?の判断は難しい

「あっちのスーパーの方がキャベツが安いわよ」

産地やグラム数など判断基準は難しい

中古楽器の価値に対する判断基準も曖昧なのだ

仮に同じメーカーの同じモデルでも単純に比較はできない

その個体のコンディション(外装に傷やフレットの残りなど)に差がある

正直な話、お買い得な中古楽器を選ぶにはそれなりの経験が不可欠だと思う

経験は一朝一夕には身につかない

楽器店にとって中古楽器は意外にもドル箱だというのだ

「中古楽器って結構儲かるんですよね」

仲良しの店員さんの弁なのだ

中古楽器の値付けはお店しだいなのだ

相場などもあるのだろうが曖昧な事が多い

競合店が多いエリアでは価格が低く、競合店が少ないエリアは割高

楽器以外にも当てはまる商売の法則に思える

私は個人売買が嫌いなのだ

面倒臭いトラブルが面倒臭い

梱包などの手間なども面倒臭い

不要な楽器は楽器屋さんに売却するのだ

二束三文でも構わないと思っているのだ

中古の楽器を売って得をしようという考えはない

こんな言い方はアレだが・・・

粗大ゴミの処分代がかからない程度で構わないのだ

楽器の売り買いでそこそこの出費をした気がする

それもこれも経験だと思う

経験にお金を払っているという感じなのだ

ギター道においては失敗もある種の肥やしになる

ギター弾きには意外にも生粋のケチ気質の人が少なくない

とにかく、お金を使いたくないという

一見すると間違いがないように感じるが経験値が低いのだ

ギターも中古、エフェクターも中古、アンプも中古、弦は格安弦

余計なお世話だがこんな状態で良いプレイが降りてくるはずもない

フレットが磨り減った草臥れたギターにワクワクを感じるのだろうか?


私にとっては初めての海外製のギター

すでに10年以上使ってきた

購入のエピソードを当ブログでも何度も紹介している

とにかく思い出深いギターなのだ

新品時のパール色が記憶に新しい

現在はほぼゴールドという感じに黄色みが増えているのだ

中古で買ったならば、新品時の初々しいルックスを知らない


ブリッジの支柱などにも空回りを防ぐ為に接着剤を注入しているのだ

ブリッジの高さ調整が出来ない状態なのだ

まぁ、このギターを手放すことはないが・・・

「そこまで入れ込むギターじゃないだろ?」

という声もチラホラ聞こえてきそうだがそれこそが思い出

新品ギターと共に歩んできた思い出なのだ

中古ギターの磨り減った経緯も知らない

ボディに残る無数の擦り傷の経緯も知らない

新品ギターは一緒に作り上げていくもの


新品のストラトのブリッジ


6弦のイモネジが緩み易い

新品だから分かる固有の特徴なのだ


それなりに対処すれば良い

現在はまったくネジが緩むことがない

調整したくなればネジは回るのだ

ちょっとした弦の振動では緩まないというレベル

個体の癖を知れば、その後の扱いや対処の仕方も変わってくる

ギターには弾く意外の楽しみがある

”ギターを育てる楽しみ・・・”

















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