鎧駅を出発し、トンネルに進入します。
車内はエアコンが効いているので窓は閉じたままですが、トンネル内では乗降ドアの隙間から、生ぬるいエンジンの排気ガスが侵入してきます。
もう少しでトンネルを出ます。
日本海側の山陰線は煉瓦積みの古いトンネルが残っています。個人的には新しいコンクリートのトンネルより煉瓦積みのトンネルが好きですな。
真っすぐ進むと旧餘部鉄橋ですが、新しいコンクリート橋は旧鉄橋の左側(山側)に架けられたので、線路も左にカーブします。
餘部橋梁から望む日本海です。
乗ってきた気動車を見送ります。
旧鉄橋の一部は残されており、旧レールの上を歩く事が出来ます。
しかし、この日は天気が良かったので、暑い、というより熱いです。
日本人だけでなく、中華、台湾の観光客グループを何組か見かけました。ここはそんなに有名なのかしら??
ウィキペディアによると一日の乗員数は48人だそうですよ。18切符シーズンはちょっと違うやろ~と思います。
エレベーターの設置工事が行われていますので、完成したら昇降が楽になりますが、個人的には目立たないところに作って欲しかったなぁ。
明治に建造された橋梁が一部残されています。
素人なりに考えてもペンキを塗るメンテナンスは大変だったでしょう。
坂を下りると道の駅があり、いろいろと展示してあります。
餘部駅ができたのは昭和30年代で、それまでは線路を歩いて、隣の鎧駅まで行っていたそうな。
この鉄橋は30年位前に強風で列車が転落し、数人の方が亡くなった印象が強いです。