先週末12日土曜日、米国コネチカット州で行われた試合結果です。
WBCミドル級ダイヤモンド王座戦:
セルジオ マルティネス(亜)TKO8回1分43秒 セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)
*接戦が予想されていた実力者同士の一戦。蓋を開けてみれば、マルティネスが驚異的な強さを見せつけての勝利。心技体の充実度を証明するとともに、現役最強選手の名を不動のものにしています。
この敗戦により、ジンジラクの株が落ちることはないでしょう。ただ単にマルティネスが強すぎました。身長、リーチともに劣っていたマルティネスですが、サウスポースタイルからのストレート並みの右ジャブをビシバシ当てていきました。
とにかくこの試合のマルティネス、パンチ、そして動きとも変則的で早かったです。アマ、プロを通じて一度もダウンを喫したことのないジンジラクですが、この日は何と計5回(4回、5回にそれぞれ1度。8回に3度)ものダウンを奪われています。
強豪ポール ウィリアムス(2度)、ケリー パブリック(両選手とも米)との対戦がマルティネスを大きく成長させたようです。この試合で進化を見せたのは右ジャブ。ウクライナ人はジャブの名手として知られていましたが、その上をいくジャブを見せました。
ダウンはすべて、ワン・ツー、ワン・ワン・ツーとジャブが起点となっていました。手がつけられない強さとはこのような事をいうのでしょう。
試合中、何度も「全盛期のロイ ジョーンズ(米)のようだ」と褒め称えられていたマルティネス。今後はどのようなビックマッチ路線を歩んでいくのでしょうか。現在のミドル級で彼を止めれる選手はいないでしょう。
WBCミドル級ダイヤモンド王座戦:
セルジオ マルティネス(亜)TKO8回1分43秒 セルゲイ ジンジラク(ウクライナ)
*接戦が予想されていた実力者同士の一戦。蓋を開けてみれば、マルティネスが驚異的な強さを見せつけての勝利。心技体の充実度を証明するとともに、現役最強選手の名を不動のものにしています。
この敗戦により、ジンジラクの株が落ちることはないでしょう。ただ単にマルティネスが強すぎました。身長、リーチともに劣っていたマルティネスですが、サウスポースタイルからのストレート並みの右ジャブをビシバシ当てていきました。
とにかくこの試合のマルティネス、パンチ、そして動きとも変則的で早かったです。アマ、プロを通じて一度もダウンを喫したことのないジンジラクですが、この日は何と計5回(4回、5回にそれぞれ1度。8回に3度)ものダウンを奪われています。
強豪ポール ウィリアムス(2度)、ケリー パブリック(両選手とも米)との対戦がマルティネスを大きく成長させたようです。この試合で進化を見せたのは右ジャブ。ウクライナ人はジャブの名手として知られていましたが、その上をいくジャブを見せました。
ダウンはすべて、ワン・ツー、ワン・ワン・ツーとジャブが起点となっていました。手がつけられない強さとはこのような事をいうのでしょう。
試合中、何度も「全盛期のロイ ジョーンズ(米)のようだ」と褒め称えられていたマルティネス。今後はどのようなビックマッチ路線を歩んでいくのでしょうか。現在のミドル級で彼を止めれる選手はいないでしょう。