DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

カネロ、圧勝

2011年06月23日 04時37分32秒 | 世界ボクシング
先週末18日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCスーパーウェルター級戦:
王者サウル アルバレス(メキシコ)TKO12回48秒 挑戦者ライアン ローズ(英)

*暫定王座を含め、今回が3度目の世界挑戦となったベテラン ローズ。自分より一回り以上若いアルバレスに完敗し、念願の世界王座獲得はなりませんでした。

若き王者アルバレスはとにかく堂々としたボクシングを披露しました。ガッチリとした構えからコンビネーションブローを上下左右に放ち続け、ベテレンを追い込んでいきました。バランスのよさ、意外にも機敏なフットワーク。これといった必殺パンチはないのですが、すべての面で高レベルを維持しています。

この試合の唯一のダウンは4回、アルバレスの右(ストレート)、左ジャブの2連発、そしてもう一度右ストレートのコンビネーションをあて、英国人をなぎ倒すようにキャンバスに送っています。

ローズの頑張りもありましたが、試合は一貫してメキシカンのペース。私(Corleone)は11回までのすべてのラウンドをアルバレスに与えています。

最終回のストップは、アルバレスのコンビネーションの中、ローズ陣営がタオルを投入。レフェリーがそれを受け入れたもの。試合続行も可能でしたがストップは妥当なものでしょう。

指名挑戦者につけ入る隙を与えずに快勝、初防衛に成功したアルバレス。2度目の防衛戦を9月に予定しています。

アルバレスが3月に対戦したマシュー ハットン(英)より善戦したローズ。相手が悪かったの一言に尽きます。
コメント
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