先週末25日土曜日、メキシコで行われた試合結果です。
WBCライト級戦:
王者ウンベルト ソト(メキシコ)負傷判定11回(3対0:99-89x2、100-88)挑戦者佐々木 基樹(帝拳)
*判定は数字が示すようにソトの一方的な勝利。私(Corleone)の採点も100対88で王者の防衛を支持しています。
どのラウンドも、確実にソトのものだったでしょう。ソトと佐々木の大きな違い。それは王者は確実にポイントを重ねていくボクシングを実行する能力がある、ではないでしょうか。
佐々木も大善戦したと思います。特に初回、グローブを合わせたと同時に大奇襲を開始。この先制攻撃は大当たりでした。しかしそこは歴戦の雄ソト。長くて強く、的確な左ジャブと左ボディーでペースを把握していきます。そして5回、連打の中から左をボディーに当てダウンを奪っています。
かなり効いたダウンでしたが、佐々木がここで怯むことはありませんでした。変則的なボクシングを駆使し、ソトに迫ります。しかし世界戦でのキャリアの差か、ソトが佐々木にペースを譲ることはありませんでした。
試合は突然、残念な形で終わっています。11回、佐々木が前に出た所濡れたフロアに足をとられたソト。同時に両選手の右ひざが当たってしまいました。それが原因でソトが負傷し、勝負はそのまま負傷判定に。両雄にとり残念な結末となってしまいました。
3階級目の王座の4度の目の防衛に成功したソト。実力はいまだにピカ一ですが地味な実力者に甘んじています。
2度目の世界挑戦でも、強豪相手に善戦した佐々木。課題は一つ一つのラウンドでのポイントのとり方でしょう。35歳ですがまだまだ上積みが期待できそうな選手です。
WBCライト級戦:
王者ウンベルト ソト(メキシコ)負傷判定11回(3対0:99-89x2、100-88)挑戦者佐々木 基樹(帝拳)
*判定は数字が示すようにソトの一方的な勝利。私(Corleone)の採点も100対88で王者の防衛を支持しています。
どのラウンドも、確実にソトのものだったでしょう。ソトと佐々木の大きな違い。それは王者は確実にポイントを重ねていくボクシングを実行する能力がある、ではないでしょうか。
佐々木も大善戦したと思います。特に初回、グローブを合わせたと同時に大奇襲を開始。この先制攻撃は大当たりでした。しかしそこは歴戦の雄ソト。長くて強く、的確な左ジャブと左ボディーでペースを把握していきます。そして5回、連打の中から左をボディーに当てダウンを奪っています。
かなり効いたダウンでしたが、佐々木がここで怯むことはありませんでした。変則的なボクシングを駆使し、ソトに迫ります。しかし世界戦でのキャリアの差か、ソトが佐々木にペースを譲ることはありませんでした。
試合は突然、残念な形で終わっています。11回、佐々木が前に出た所濡れたフロアに足をとられたソト。同時に両選手の右ひざが当たってしまいました。それが原因でソトが負傷し、勝負はそのまま負傷判定に。両雄にとり残念な結末となってしまいました。
3階級目の王座の4度の目の防衛に成功したソト。実力はいまだにピカ一ですが地味な実力者に甘んじています。
2度目の世界挑戦でも、強豪相手に善戦した佐々木。課題は一つ一つのラウンドでのポイントのとり方でしょう。35歳ですがまだまだ上積みが期待できそうな選手です。