フレイタス、5年ぶりの勝利

先週末2日土曜日、ウルグアイで行われた試合結果です。
スーパーウェルター級10回戦：
アセリノ　フレイタス　TKO9回2分19秒　マイケル　オリベイラ（共にブラジル）

＊かつて「ブラジリアン・ボンバー」と呼ばれ、リングでKOを量産し続けたフレイタス。これまでにWBOとWBAの統一スーパーフェザー級王座、WBOライト級王座を2度獲得した経験を持ちます。最後の実戦からすでに5年が経過し、現在はブラジルの国会議員として活躍しています。

今回のフレイタスの対戦者はまだ22歳で、17戦全勝12KO記録の持ち主のオリベイラ。フレイタスの引退後にデビューし、スーパーミドル級強の体重でもリングに登場したことがあるオリベイラです。

試合は蓋を開けてみると開始早々からフレイタスのペースで進んでいきます。増量、ブランクのためかパンチの的中率は以前ほどではありませんが、豪快なボクシングを披露していきます。

3回、コンビネーションから左フックを2発あて最初のダウンを奪ったフレイタス。その後もペースを握り続けました。最終回となった9回、左から右を返し2度目のダウンを奪い、最後はコンビネーションでもうひとつダウンを追加。そこでレフェリーは試合を即止めています。

予想外のワンサイド・マッチで勝利を飾ったフレイタス。戦績を39勝33KO2敗にしています。今後リング活動を続けていくかは不明です。