ライト、モズレーが引退を表明

90年代中頃からボクシング界を牽引してきた2人の偉大な選手が引退を表明しています。

ロナルド　ライト（米）：

1996年にWBOスーパーウェルター級王座を獲得し、その王座の3連続防衛に成功。2001年にIBF王者として世界王座に返り咲き、その王座は5度の防衛に成功しています。2004年にはシェーン　モズレー（米）を破り、WBA/WBC王座も吸収。

対戦してきた選手には、フリオ　セサール　バスケス（亜）、ブロンコ　マッカート（米）、フェルナンド　バルガス（米）、キース　ムリングス（米）、モズレー、フェリックス　トリニダード（プエルトリコ）、ジャーメーン　テーラー（米）、アイク　クォーティー（ガーナ）、バーナード　ホプキンス（米）、ポール　ウィリアムス（米）等多くの実力選手が含まれています。

終身戦績は51勝（25KO）6敗1引き分け。


シェーン　モズレー（米）：

1997年にIBFライト級王座を獲得し、その王座を1年8ヶ月のうちに8度目防衛に成功。そのすべての防衛戦をKO（TKO）で終わらせています。スーパーライト級を飛び越しウェルター級でオスカー　デラホーヤ（米）と対戦。判定勝利を収めWBCウェルター級王座の獲得に成功。2004年に再びデラホーヤと対戦し、この時も勝利。この勝利でWBAとWBCのスーパーウェルター級王座を獲得。しかしこの王座は、上記のライトに奪われています。その後WBCウェルター級の暫定王座とWBAウェルター級のスーパー王座を獲得。

モズレーもライトに負けないぐらいの数多くの実力者たちと対戦してきました。ジョン　ジョン　モリナ（プエルトリコ）、ジェシー　ジェームス　レイハ（米）、デラ　ホーヤ、バーノン　フォーレスト（米）、フェルナンド　バルガス（米）、ライト、ミゲル　コット（プエルトリコ）、リカルド　マヨルガ（ニカラグア）、アントニオ　マルガリート（メキシコ）、フロイド　メイウェザー（米）、マニー　パッキャオ（比）、そしてサウル　アルバレス（米）

終身戦績は46勝（39KO）8敗1引き分け。


両選手とも1971年生まれで、今度の誕生日を迎えると41歳になります。長い間お疲れ様でした。