DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ブラッドリー、手痛い引き分け(ウェルター級)

2014年12月22日 00時53分16秒 | 世界ボクシング
今月13日、米国ネバダ州で行われた試合結果です。
ウェルター級12回戦:
ティモシー ブラッドリー(米)引き分け1対1(115-113、112-116、114-114)ディエゴ チャべス(亜)

*今年の4月、マニー パッキャオ(比)との再戦に破れWBO王座を手放すと共に、自身初の黒星を喫したブラッドリー。対するは8月にブランドン リオス(米)に反則負けを喫している荒武者チャべス。試合前の予想、肝心の試合内容自体も若干ブラッドリーが有利では?という声も聞かれましたが結果は痛み分け。両者共に再起戦を白星で飾ることが出来ませんでした。ちなみにチャべス、昨年7月にキース サーマン(米)にKO負けを喫しWBAウェルター級の暫定王座を手放しています。

この試合の結果により、ブラッドリーのウェルター級戦線での地位が少々落ちましたね。

WBOミドル級王座決定戦:
アンディー リー(アイルランド)TKO6回1分10秒 マット コボロフ(露)

*実力者ピーター クイリン(米)が返上した王座の後継者争い。予想は24戦全勝でこの試合に臨んだロシア人でしたが、2度目の世界挑戦の機会を生かしTKO勝利。空位の王座を獲得しています。

何と言っても残念なのは前王者となるクイリンの王座放棄。本人はビックイベント出場を求めての王座返上と公言していますが、現実的に見てクイリンはまだそこまでの名声は築いていません。辛抱強くこの王座を防衛していればいいのにと、今でも強く思います。 

WBAスーパーライト級戦(暫定王座):
挑戦者ホセ べナビデス(米)判定3対0(116-112x2、117-111)王者マウリシオ エレラ(プエルトリコ)

*3月のダニー ガルシア(米)との一戦では、0対2の判定負けを喫するも大いに株を上げたエレラ。しかし7月のジョアン ペレス(ベネズエラ)戦では同じく2対0の判定で今度は勝利を収め暫定王座を獲得するもその評価を下げています。今回のべナビデスを迎えての初防衛戦。またまた論議を呼ぶ判定結果が出たようですが、勝利の女神はエレラに微笑まず。僅か5ヶ月で王座から転落となっています。

現在のスーパーライト級のWBA王者には、ダニー ガルシアがスーパー王者に、ジェシー バルガス(米)がレギュラー王者に、そしてべナビデスが新暫定王者として君臨しています。
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