DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

前哨戦はチャベスに軍配(色々:05‐05‐17)

2017年05月05日 00時14分21秒 | 世界ボクシング
最近(2017年5月5日ごろ)のニュースです。

1)現地時間の明日6日に対戦するサウル アルバレスとフリオ セサール チャベス2世(共にメキシコ)。そのメキシカン・ダービーの前哨戦とも言うべきでしょうか、先週末29日に両者の兄弟による対決がメキシコでありました。「アルバレス対チャベスI」に勝利したのはオマール チャベス。2014年に敗れているラモン アルバレスを2回で仕留めています。

2)メインである「アルバレス対チャベスII」はミドル級とスーパーミドル級の中間ウェートである164.5ポンドの契約体重で行われます。無冠戦として行われる予定でしたが、勝者にはWBCから特別なベルトが授与されるようです。しかしアルバレスは試合に勝ってもそのベルトは受け取らない方針のようです。色々と政治的な理由があるようですが、一番の理由はそのベルトが「ダサい、趣味が悪い」からではないでしょうかね。

3)来週8日・月曜日に保持するOPBF(東洋太平洋)ヘビー級王座の初防衛戦に臨む藤本 京太郎(角海老宝石)。その試合には、WBOアジア・太平洋のベルトも争われる事になりました。

4)OPBF王座に加え、日本王座も保持している藤本。残念ながら現在の所、その王座の防衛戦の予定は立っていません。日本ヘビー級ランキングを見てみると、王者藤本の他には、1位に竹原 虎辰(緑)がランキングされているのみ。本場アメリカの4回戦レベルでもいいので、選手層の拡大が望まれます。

5)先週末4月29日、石川県・産業展示館でWBOアジア・太平洋フェザー級王座決定戦が行われています。比国人同士の対戦となったこの一番。2015年師走から日本を拠点にしているゼネシス カシミ シルバニア(カシミ)が、ラルフ ジョン ルルを2回でTKO。同王座を獲得することに成功しています。25歳ながらこの試合が29度目の実戦となったシルバニア。戦績を29戦全勝(12KO)と堂々たるものにしています。シルバニアは以前、一つ下のスーパーバンタム級で戦っており、その階級ではWBCインターナショナルのシルバー王座、WBOアジア・太平洋、WBOインターコンチネンタル王座を獲得してきました。またアラブ首長国連邦と中国のマカオでそれぞれ一試合行っており、中々頼もしい輸入選手のようです。

6)本来なら昨年末に日本のリングで防衛戦を予定していたIBFバンタム級王者のリー ハスキンス(英)。来月10日に同国人ライアン バーネットを相手に、保持する王座の3度目の防衛戦を行います。
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