DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

中止で一安心?(色々:05‐26‐17)

2017年05月26日 03時13分07秒 | 世界ボクシング
最近(2017年5月26日ごろ)のニュースです。

1)本来なら来週末の6月3日に行われる予定だったWBAヘビー級のレギュラー王座決定戦、シャノン ブリッグス(米)対フレス オケンド(プエルトリコ)。ブリッグスが薬物反応に引っかかったため、この試合は中止になっています。試合開催が発表された当初から、この組み合わせに世界ヘビー級戦としては???が付いていた一戦なだけに、今回の中止は好ニュースと考える出来なのでしょうかね?

2)ちなみに現在のWBAヘビー級ランキングは、スーパー王者がアンソニー ジョシュア(英)、1位にこれまで2度暫定王座を獲得しているルイス オルティス(キューバ)、2位が「ブリッグス対オケンド」戦の勝者に挑戦を予定していたアレくサンデル ウスティノフ(露)が位置しています。3位がブリッグスで4位がオケンド。5位がウラジミール クリチコ(ウクライナ)で、日本の藤本 京太郎(角海老宝石)は14位にランクインしています。

3)WBAヘビー級戦が行われる予定だった3日の前日、同王座を獲得しながらこちらもドーピングに引っかかっているルーカス ブラウン(豪)がリング復帰戦を予定。現在9連敗中のマシュー グレアー(米/Greer)と6回戦で対戦します。そういえば今月マイナー団体のヘビー級王座を獲得しているジェームス トニー(米)も、以前WBA王座を獲得しながらドーピングに引っかかった経験がありますね。ちなみにトニーはオケンドには僅差判定勝利し、ブラウンには大差判定負けをした経験があります。

4)少し遡ることになりますが、日本でもお馴染みの元WBCバンタム級、スーパーフェザー級王者のシリモンコン シンワンチャー(タイ)が2月10日、シンガポールのリングに登場。94戦目の実戦となったシリモンコンですが、その試合が僅か5戦目だったアジズベック アブドゥゴフロフ(ウズベキスタン)に12回判定負け。WBCのアジア地域王座であるABCミドル級(!)王座獲得に失敗しています。アブドゥゴフロフはその後3月25日に再びシンガポールのリングに登場し、アルゼンチンのマーティン リオスに10回判定勝利を収めています。

5)シリモンコンが辰吉 丈一郎(大阪帝拳)に大激戦の末、TKO負けを喫してWBCバンタム級王座から決別したのが1997年の11月。もう20年も前のことです。そのシリモンコン、現地時間の明日27日、再びシンガポールのリングに登場。4月に後楽園ホールで小原 佳太(三迫)に8回判定負けを喫しているラリー スィウー(インドネシア)と、空位の超マイナー団体であるUBOスーパーウェルター級のインターコンチネンタル王座を争います。

6)今月5日、暫定王座を含め世界3階級制覇(2階級が暫定王座)を果たしているユリオルキス ガンボア(キューバ)がしぶといロビンソン カスティジャノス(メキシコ)と対戦。予想外の7回終了TKO負けを喫しています。
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