先月末26日、米国・テキサス州で行われた試合結果です。
WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
挑戦者徐 燦(チャン シュ/中国)判定3対0(118-110、117-111、116-112)王者ヘスス ロハス(プエルトリコ)
*2017年9月に、番狂わせの7回KO勝利を収め同王座を獲得したロハス。その時獲得したタイトルには「暫定」の2文字がありました。世界王座獲得後、戦わずして「暫定」王座を返上することに成功したロハス。世界戴冠から11ヶ月後にようやく迎えた初防衛戦。その一戦では強豪ジョセフ ディアス(米)に判定負けを喫するも、ディアスが前日計量に失敗していたため王座損失は阻止。初防衛達成はなりませんでしたが、新年早々に2度目の初防衛戦を行うことに漕ぎつけました。
今回ロハスに挑戦した徐は、これまでの戦績が15勝(2KO)2敗とKO率が10パーセント強と迫力に欠ける選手。しかしこれまでに日本(金沢)、豪州、そして米国での試合経験があり、フェザー級からスーパーライト級で戦ってきた中々の実力者。世界的には無名の選手ですが、王座交代劇も十分期待が持てるボクサーでした。
試合の方はWBAフェザー級第2の王座ながら、フルラウンド通じ両者のパンチの交換が見られた好試合に終始。12回終了後、ロハスの防衛を支持する声が結構聞かれていたようですが、判定は大差で除。除がWBCミニマム級を獲得した熊 朝忠、元WBOフライ級王者鄒 市明に続いて、大中国3人目の世界王者の地位を獲得しました。
熊、鄒は共に日本人選手との対戦を重ねてきた選手たちでした。この除もこれまでに2014年4月に金沢のリングで濱本 康太(カシミ)に判定勝利を収めており、その後2015年5月に濱本の同僚ハリケーン 風太(カシミ)に白星。そして2016年師走にはスパイス 松下(セレス)をもその軍門に下しています。現在WBAフェザー級ランキングには日本人選手の顔は見られません。しかしOPBF(東洋太平洋)王者清水 聡(大橋)、WBOアジア太平洋王者森 武蔵(薬師寺)、日本王者源 大輝(ワタナベ)と世界を虎視眈々と狙っている選手がいます。世界王者となった除が、近い将来に日本人挑戦者を迎え防衛戦を行う可能性は高いと見ます。
WBAフェザー級戦(レギュラー王座):
挑戦者徐 燦(チャン シュ/中国)判定3対0(118-110、117-111、116-112)王者ヘスス ロハス(プエルトリコ)
*2017年9月に、番狂わせの7回KO勝利を収め同王座を獲得したロハス。その時獲得したタイトルには「暫定」の2文字がありました。世界王座獲得後、戦わずして「暫定」王座を返上することに成功したロハス。世界戴冠から11ヶ月後にようやく迎えた初防衛戦。その一戦では強豪ジョセフ ディアス(米)に判定負けを喫するも、ディアスが前日計量に失敗していたため王座損失は阻止。初防衛達成はなりませんでしたが、新年早々に2度目の初防衛戦を行うことに漕ぎつけました。
今回ロハスに挑戦した徐は、これまでの戦績が15勝(2KO)2敗とKO率が10パーセント強と迫力に欠ける選手。しかしこれまでに日本(金沢)、豪州、そして米国での試合経験があり、フェザー級からスーパーライト級で戦ってきた中々の実力者。世界的には無名の選手ですが、王座交代劇も十分期待が持てるボクサーでした。
試合の方はWBAフェザー級第2の王座ながら、フルラウンド通じ両者のパンチの交換が見られた好試合に終始。12回終了後、ロハスの防衛を支持する声が結構聞かれていたようですが、判定は大差で除。除がWBCミニマム級を獲得した熊 朝忠、元WBOフライ級王者鄒 市明に続いて、大中国3人目の世界王者の地位を獲得しました。
熊、鄒は共に日本人選手との対戦を重ねてきた選手たちでした。この除もこれまでに2014年4月に金沢のリングで濱本 康太(カシミ)に判定勝利を収めており、その後2015年5月に濱本の同僚ハリケーン 風太(カシミ)に白星。そして2016年師走にはスパイス 松下(セレス)をもその軍門に下しています。現在WBAフェザー級ランキングには日本人選手の顔は見られません。しかしOPBF(東洋太平洋)王者清水 聡(大橋)、WBOアジア太平洋王者森 武蔵(薬師寺)、日本王者源 大輝(ワタナベ)と世界を虎視眈々と狙っている選手がいます。世界王者となった除が、近い将来に日本人挑戦者を迎え防衛戦を行う可能性は高いと見ます。