DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

ブラント、初防衛に成功(WBAミドル級:レギュラー王座)

2019年02月20日 00時56分00秒 | 世界ボクシング
先週15日・金曜日、米国・ミネソタ州で行われた試合結果です。
WBAミドル級戦(レギュラー王座):
王者ロブ ブラント(米)TKO11回1分42秒 挑戦者カサン バイサングロフ(露)

*昨年10月、ラスベガスのリングで村田 諒太(帝拳)に予想外の大差判定勝利を収め、念願の世界のベルトを獲得したブラント。今回の初防衛戦では、ここまで17戦全勝(7KO)のバイサングロフを地元のリングに迎えています。

試合の方は、初回から王者がリズムに乗ったボクシングで支配していく形に。ワン・ツーを主体としたボクシングで、ロシア人を相手に先手先手と攻めていきます。2回にオーバーハンドの右でダウンを奪ったブラントは、その後もテンポを緩めることなく試合を進めていきました。

バイサングロフもそのタフネスぶりで、必死に王者に食い下がりますが終盤11回、ブラントがついに挑戦者を捕まえます。その回に2度目のダウンを奪った米国人。その後の連打でレフィリー・ストップを呼び込む事に成功し、そこでゲームセット。初防衛に成功すると共に、王座獲得からくる自信も垣間見せることに成功しています。

WBAミドル級の最新ランキングを見てみると、前王者となる村田は何と7位まで降格しています。あるんでしょうかね、両者による再戦は?


2019年2月20日現在のミドル級王者を見てみましょう。

WBA(スーパー):サウル アルバレス(メキシコ/防衛回数0)
WBA(レギュラー):ブラント(米/1)
WBC:アルバレス(0)
IBF:ダニエル ジェイコブス(米/0)
WBO:デメトリアス アンドラーデ(米/1)
OPBF(東洋太平洋):細川 チャーリー忍(金子/0)
日本:竹迫 司登(ワールドスポーツ/1)

*5月4日にアルバレスとジェコブスが一騎打ち。若干アルバレス有利でしょうが、戦力的にはほぼ互角。この試合の勝者に、アンドラーデ、前統一王者のゲネディー ゴロフキン(カザフスタン)がどう絡んでくるのか。

WBOアジア太平洋王座も保持する細川は、今度の日曜日に野中 悠樹(井岡弘樹)と防衛戦を行います。ここまで10戦全勝全KOの竹迫は、3月2日に加藤 収二(中野サイトウ)を相手の防衛戦を行います。出来れば竹迫が防衛/KO記録を伸ばし、3冠獲得に向け動き出して貰いたいですね。
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