今月14日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
日本ライトフライ級王座決定戦:
堀川 謙一(三迫)TKO8回終了 戸高 達(レパード玉熊)
*2015年9月に、タイトル戦7度目の挑戦で念願のベルトを獲得した堀川。しかしその王座は、現WBC王者ケンシロウに判定負けを喫し手放してしまいました。その後2017年4月に久田 哲也(ハラダ)とケンシロウが世界挑戦のために返上した同王座を争いますが判定負け。しかしその後6連勝(5KO)を飾り、日本王座返り咲きのチャンスをものにしました。
試合の方は、実戦経験が3倍以上上回る堀川がその持ち味を発揮。最終的には目に異常を感じた戸高が降参する形となりましたが、堀川がリードしていた事実には変わりありません。白星を39に増やすと共に、2度目の日本王座獲得に成功しています。
堀川の王座戦を振り返ってみましょう。初挑戦は2009年に始まり、その年の6月に空位だった日本ミニマム級王座戦に出場(判定負け)。2010年5月にOPBFミニマム級(9回TKO負け)、2011年にメキシコに渡りWBCインターナショナル・フライ級(8回TKO負け)、2012年10月に再び日本ミニマム級王座決定戦(判定負け)、翌年2月にタイでWBCインターナショナル・フライ級のシルバー王座(判定負け)、そして昨年2月には日本ライトフライ級の王座決定戦に出場し、そこでも判定負けを喫しています。
2015年に現在の王座に初めて就きますが、僅か3ヶ月で決別。しかし2017年2月には、WBOアジア太平洋王座の奪取に成功しています。
デビューが2000年4月までさかのぼる堀川の戦績は39勝(13KO)15敗(3KO負け)1引き分け。初陣以来、これといったブランクもなく定期的に試合をこなしてきたベテラン王者。試合地も比国、タイ、メキシコ(2度)と海外遠征の経験もあります。日本国内も東西のリングに何度も登場しており、まさに叩き上げの選手。こういう選手が活躍する姿を見るのはいいものです。今回が自身3つ目の王座獲得となりましたが、これまでに初防衛成功の経験はありません。今回の王座では是非、それを遂げて貰いたいものです。
OPBFスーパーバンタム級戦:
王者勅使河原 弘晶(輪島スポーツ)TKO8回1分56秒 挑戦者入口 裕貴(エスペランサ)
*この1年半、急激にその実力と評価を伸ばしている勅使河原。2017年10月にWBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得し、その王座は2度の防衛に成功。昨年10月にはスーパーバンタム級に進出すると同時に、OPBF同級王座も獲得。今回、新たに腰に巻いた王座の初防衛戦に臨みました。
今回勅使河原が迎えたのは、ランキングは低いものの気持ちで勝負する入口。その挑戦者のペースに巻き込まれたのか、序盤戦は不用意な打ち合いを演じてしまいます。しかしそこは2冠王。徐々に自分のペースに持っていき、最終的には挑戦者をTKO。自らの右拳を痛めてしまうアクシデントもあったようですが、初防衛に成功すると共にその存在をさらにアピールすることに成功しました。
日本ライトフライ級王座決定戦:
堀川 謙一(三迫)TKO8回終了 戸高 達(レパード玉熊)
*2015年9月に、タイトル戦7度目の挑戦で念願のベルトを獲得した堀川。しかしその王座は、現WBC王者ケンシロウに判定負けを喫し手放してしまいました。その後2017年4月に久田 哲也(ハラダ)とケンシロウが世界挑戦のために返上した同王座を争いますが判定負け。しかしその後6連勝(5KO)を飾り、日本王座返り咲きのチャンスをものにしました。
試合の方は、実戦経験が3倍以上上回る堀川がその持ち味を発揮。最終的には目に異常を感じた戸高が降参する形となりましたが、堀川がリードしていた事実には変わりありません。白星を39に増やすと共に、2度目の日本王座獲得に成功しています。
堀川の王座戦を振り返ってみましょう。初挑戦は2009年に始まり、その年の6月に空位だった日本ミニマム級王座戦に出場(判定負け)。2010年5月にOPBFミニマム級(9回TKO負け)、2011年にメキシコに渡りWBCインターナショナル・フライ級(8回TKO負け)、2012年10月に再び日本ミニマム級王座決定戦(判定負け)、翌年2月にタイでWBCインターナショナル・フライ級のシルバー王座(判定負け)、そして昨年2月には日本ライトフライ級の王座決定戦に出場し、そこでも判定負けを喫しています。
2015年に現在の王座に初めて就きますが、僅か3ヶ月で決別。しかし2017年2月には、WBOアジア太平洋王座の奪取に成功しています。
デビューが2000年4月までさかのぼる堀川の戦績は39勝(13KO)15敗(3KO負け)1引き分け。初陣以来、これといったブランクもなく定期的に試合をこなしてきたベテラン王者。試合地も比国、タイ、メキシコ(2度)と海外遠征の経験もあります。日本国内も東西のリングに何度も登場しており、まさに叩き上げの選手。こういう選手が活躍する姿を見るのはいいものです。今回が自身3つ目の王座獲得となりましたが、これまでに初防衛成功の経験はありません。今回の王座では是非、それを遂げて貰いたいものです。
OPBFスーパーバンタム級戦:
王者勅使河原 弘晶(輪島スポーツ)TKO8回1分56秒 挑戦者入口 裕貴(エスペランサ)
*この1年半、急激にその実力と評価を伸ばしている勅使河原。2017年10月にWBOアジア太平洋バンタム級王座を獲得し、その王座は2度の防衛に成功。昨年10月にはスーパーバンタム級に進出すると同時に、OPBF同級王座も獲得。今回、新たに腰に巻いた王座の初防衛戦に臨みました。
今回勅使河原が迎えたのは、ランキングは低いものの気持ちで勝負する入口。その挑戦者のペースに巻き込まれたのか、序盤戦は不用意な打ち合いを演じてしまいます。しかしそこは2冠王。徐々に自分のペースに持っていき、最終的には挑戦者をTKO。自らの右拳を痛めてしまうアクシデントもあったようですが、初防衛に成功すると共にその存在をさらにアピールすることに成功しました。